輪行初心者へ百均便利グッズとアドバイス

自転車(クロスバイク)

もう、クロスバイクには乗っていないのですが【クロスバイク初心者】のキーワード検索で、拙ブログに辿り着く方がいまだに多いようです。
ま、ロードバイクに乗っていても、私のまったり走り方はクロスバイクとなんら変わらないので、このカテゴリはそのままにしておきます(^^;)

私の⇒【初輪行】は、やはり外房総方面でした。
その時ぶっつけ本番で四苦八苦した反省を込めて
【輪行袋への収納(オーストリッチL-100の場合】
の記事を追加して来ましたが、今回はその続々編になります。

001.JPG

輪行初心者へ百均便利グッズいろいろ写っていますが
肝心なのは左側にある、ゴム製の子供用ベルト+毛糸の椅子脚カバーです。

慣れないと、チェーンの油が必ずと言っていいほど手についてしまいますので、薄手の軍手or手袋は必須です。手指の汚れを落とすウエットティッシュはなんでもいいですが、あれば重宝します。
ゴムひも...これは万能的に使えます(^^)

002.JPG

これが、オーストリッチL-100&エンド金具のデフォのセット
(クロスバイクやマウンテンバイクはスペーサーが必要です)
※もし、クロスバイクで後スタンドがついていたら、事前に外しておいた方が良いです。スタンドは袋詰めには邪魔で、いざ現地で外すのは相当な手間になってしまいます(^^;)

003.JPG

細かい手順は【輪行袋への収納(オーストリッチL-100の場合】をご参照ください。
ここでは、ゴム製の子供用ベルト+毛糸の椅子脚カバーの使用法です。

慣れないうちは、最初に車輪とフレームを固定するのに苦労します。
最初に、ゴム製ベルトで前後車輪上部とフレームを固定する
オーストリッチL-100についてくる附属バンドでの3箇所止めが、やりやすくなります(^^)
毛糸の椅子脚カバーは、ご覧の通り前フォーク先端の保護にしておくと便利&安全です(^^)

ここでは、ゴムひもでペダルを固定していますが、特に必要な措置ではありません。
『もやい結び』などがすぐできる方は、いいのですが、ゴムひもをきつく縛ると、電車がギリギリになった時、外すのに焦ります(苦笑)

毛糸の椅子脚カバーでフォーク先端を保護する理由
に、貴重なアドバイスを頂いたので追記しておきます。
●フォークエンドが上にくるタイプの輪行バッグが危険なのは、ちょうどフォークの高さが小4〜小6位の子供の顔の高さになる事で、電車の中でちょろちょろする子供を見ていて危ないなぁと感じたからでした。この毛糸製品の先っぽはかなり厚く、結構な衝撃で当たっても吸収してくれます(^^)

■フロントフォークはクイックの着脱に磨かれて凶器状態ですから、グッドアイデア。なのですが、柔らかいクロモリの場合はカツンとコンクリに当てただけで、エンドが曲がってしまいます。自転車の初期出荷のときに噛ませてあるガイド(樹脂製)で保護してください。ショップで無料。

■痛いかどうかではなく、樹脂ガイドで覆わないと、フォークエンドは鋭利な凶器なのです。おそらく毛糸製品でも、刃物化したエンド部を防護できません。これはじっさいにフォークエンドで怪我をした乗客がいるからで、人が当たって痛いレベルの話ではないのです。
・・・という事ですので、自転車納車の際、前フォークの樹脂ガイドは、捨てずに保管しておいた方が良いですね(^^)

004.JPG

これは、ショルダーベルトの調節のコツです。
だいたい、前フォークに緩くかかるくらいが、身体と自転車が密着してちょうど良いです。

005.JPG

ショルダーベルトだけで自転車を肩に下げて移動する事はなかなか大変で
袋の上からフレームやタイヤの一部を手で持たないと自転車を支えられません。
特に身長の低い女性の場合など、ほとんど袋の下を地面に引きずるようになってしまいますので、できるだけ高い位置で輪行袋(自転車)を支え持つようにする事が肝心です。

006.JPG

最後に、これが実際に電車の中に輪行袋を置いた様子です。
先頭(後尾)車両or車椅子スペースの場所に置かせてもらう事が多くなりますが、電車の振動で倒れないようにするために、進行方向と平行に置いた方が無難です。
また、写真ではわかりづらいかと思いますが、車両のバーに紐で固定することも大切で、私はこの場合にゴムひもを使う事が多いです。この場合は、ゆるく繋ぐだけで十分です(^^)

私自身、数える程度しか輪行経験をしてないので、輪行初心者のようなもんですが(^^;)
以上、ご参考になれば幸いです(^-^)

2014年08月20日

posted by たすけ at 23:58 | Comment(4) | TrackBack(0) | 自転車(クロスバイク) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ロードバイクかクロスバイクか / 自転車初心者の図解入門講座

自転車(クロスバイク)


健康と節約のため自転車を購入しようと考えているんだけどさ
ロードバイクかクロスバイクかどちらを選んだらいいと思う?

...と。この春から自転車生活をはじめようと考えている知人から相談を受けまして...言葉で説明するより、図解(チャート式)にしたほうがわかりやすいかな?と「自転車初心者の図解入門講座」と題して下記ように、ロードバイク、MTB、クロスバイク、ママチャリの相関図を作って、自転車用語のバイブルサイトと自転車購入一発検索サイトのURLを送信しましたら...
「こーゆーのを知りたかったんだよ。もっと早く教えてよ!」
と返信が来まして、記事にした次第です(笑)
あ!自転車初心者の入門講座の初心者とは、知人のことではなく私自身のことですので^^;

自転車分類図解

自転車用語の解説サイト:自転車探検!
自転車メーカー・用途・価格・サイズ別 一発検索:最強!世界の自転車大図鑑
他に、ココや、ココを時々覗いてみれば、自転車のお役立ちリンク先が書いてあるよ、と伝えておきました。

さて、たいていクロスバイクを購入してロードバイクと伴走するとその走行性能の違いに圧倒されて、ロードバイクが欲しくなってしまうのですが...2台買えたらそれにこしたことはないのですが、2台所有の問題点は、自転車の置き場所に困ること、装備品費用が二重にかかってしまうことですねー。

最初の相談で、知人は予算15万円位で、第一目的は自転車通勤(ジテツー)だけど、通勤路の近道に未舗装やアップダウンが多い。そしてたまに長距離ツーリングもしてみたいのことで...

「それならシクロクロスを買って、長距離用に細いスリックタイヤを履かせたホイールを購入しておけば?」
「シクロクロス完成車は35〜30Cのタイヤが標準だと思うけど、理想は28Cセミブロック→23Cスリックの両使いかなぁ?」
「後輪のスプロケットは少しギア比を変えたものを装着しておけば、1台で満足できるかも?」
「スポーツ自転車はクイックレリーズ(リリース)で車輪を止めているので、5分もあれば前後の車輪(ホイール&タイヤ)は簡単に交換できるよ!」
とアドバイスしました。

その時に...
「シクロクロスってクロスバイクのこと?」
「ロードバイクにブロックタイヤを履かせればいいんでしょ?」
「えっ?いやブレーキシステムが違うので、ロードに太いタイヤはちょっと問題が...」

ということで、自転車の分類にタイヤ&ブレーキの種類もチャート(図解)に入れたのですが、万能タイヤというのは正式な名称ではありません^^;

この画像は以前記事にした初心者の自転車生活(クロスバイク入門編)の時の画像ですが...

ロードとシクロクロス

2車ともジオスブルーが鮮やかなGIOS社のバイクで、一見すると違いがわかりませんが
ブレーキの位置とタイヤとフレームの隙間(クリアランス)に注目してください。

白いバーテープのロードバイク(左)のブレーキは、キャリパーブレーキで、フレームの隙間も、収まるタイヤサイズも極めてタイトです。

ゼブラのバーテープのシクロクロス(右)のブレーキは、カンティブレーキなので、ロードバイクよりやや太目のタイヤまで入ります。(MTB用の太いタイヤは無理ですよ^^;)

いずれにしても、細いスリックタイヤと中細のブロックタイヤの両方を履かせたいなら、シクロクロスを購入したほうがタイヤの幅の選択肢に余裕があります。本格的な競技用シクロクロスの場合は、もともとチューブラータイヤがついていますが、初心者にとってメンテや交換が大変なので、クリンチャー(タイヤとチューブが別)の方がいいでしょう。

また話が長いと言われそうなので(苦笑)以下、箇条書きにまとめておきます。

クロスバイク:
街乗り〜自転車通勤まで気軽に乗れるママチャリの延長線上にある自転車で価格は安い。
見た目がほとんど違わないフラットロードはやや高価でサドル位置がハンドルより高い。
走行性重視なら、前サスなしで細めのスリックタイヤを履いたクロスバイクがおすすめ。
悪路が多いなら、前サスありで太めのセミブロックタイヤを履いたクロスバイクがおすすめ。

シクロクロス:
クロスカントリー競技用に造られた自転車で、ドロップハンドルだけど悪路走行も可能。
ロードバイクよりフレームやフォークに柔軟性があり路面からのショックを吸収しやすい。
万能タイヤを履かせて、泥除けもつければランドナー(長距離ツーリング車)の代用になる。

ロードバイク:
ドロップハンドルが基本で、軽く、速く、舗装道の長距離を乗っても疲れない自転車。
走行性を活かすために、フレームやフォークは固めでサドル位置が高く前屈姿勢になる。
ペダリングのロスを失くすために、専用のペダルとシューズを使用する利用者が多い。


私も本当は1台目に、シクロクロスを購入したかったのですが、予算もなく2台目はリカンベントと決めていましたので、MTB寄りの入門用クロスバイクから自転車生活を始めました。

「シクロクロス1台あればとりあえず充分満足じゃないかなぁ?」
と思っていたのですが、シクロクロスから本格的に自転車生活を始めた自転車仲間には、2台目にクロスバイク(通勤用)3台目にロードバイク(長距離用)を購入した人も居て...

予算と自転車置き場に余裕があるなら、目的・用途に応じた自転車を全て揃えたくなるようです。ま、その両方の余裕がなくても、自転車に嵌ると誰しも2台目3台目と、もしくは自転車改造への物欲は抑えきれないようですけど(笑)


人気ブログランキングにほんブログ村 自転車ブログblogram投票ボタンランキング投票ボタン

2010年03月20日

posted by たすけ at 23:59 | Comment(10) | TrackBack(0) | 自転車(クロスバイク) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

クロスバイクでエクササイズ?(自転車のフィットネス効果)

自転車(クロスバイク)


私の本業(医療サポート)の立場から言うと、本来のメタボ対策とダイエットとはちょっと異なるのですが、それを書き出すとまた長文になるので(笑)ここでは自転車によるダイエット効果(フィットネス効果)について書きたいと思います。
自転車生活をはじめるきっかけとして「自転車は健康に良さそうだから」の動機は大きいと思います。但し、自転車を運動用具と考えた場合、その用具を使った正しい運動(エクササイズ)をしているか、していないかで、その効果・効用は大きく変わってきます。
090604_03.gif
先ずは、あなたが5kmの距離を次の2通りでマラソンすることを想像してください。
(1)蹴り足を強くバネのように、大きく走る(スライド走法)
(2)歩幅を小さくして、一定のリズムで走る(ピッチ走法)

走り方には個性がありますので、筋力や持久力がある方なら(1)の走法で疲れ知らずでゴールまで辿り着けますが、たいていの場合は(2)の走法のほうが比較的疲れ方が少なくて済みます。

自転車生活をはじめた初期にベテラン自転車乗りの方からよく
「トルクで走らず、ケイデンスを重視してください」
「ペダルは踏むものではなく、回転させるものです」

とアドバイスを頂きました。 トルク=力 ケイデンス=1分間のペダルの回転数
要は上記の(1)では疲れが大きくなるだけで(2)のようにするほうが疲れずに効率よく走行できるという訳だったのです。

自転車初心者は、どうしてもペダルを力強く漕ぐ(踏む)ことに意識がいってしまうのですがベテラン自転車乗りの方は、一定のきれいなリズムでペダルをくるくる回転させています。
例えば、平地でも向かい風など抵抗が大きくなればギア比を軽くして、一定の回転を維持するように、自然とシフトダウンやシフトアップをさせていました。ちょっと性能のよいサイコン(サイクルコンピュータ)ならばケイデンスも自動的に計測していますので、それを意識して走っているうちに自然と身についたようです。あるいは、片足だけでペダルを回すエクササイズなどをして、回転の動きを脚に覚えさせていたとか、それぞれ修得した経緯はさまざまなようです。

私の場合は、どんなやり方でペダル回転の動きを身体で覚えたかといえば...
人間の脳は意識した部分に自然に力が入ってしまいます。ゴルフ経験者なら体験している、入れたくない池やOBゾーンに何度も打ち込んしまったソレです(爆)
ペダルにかけている足の裏(拇指球=足の親指の付け根のふくらんだところ)に意識をもっていると、どうしてもペダルを踏むことにが意識がいってしまうので...拇指球をペダルには乗せますが、意識は踝(くるぶし)にもち、それを円く回すような意識をもってペダルを回転させているうちに、自然とペダルを"踏むから回す"という動きを身につけることが出来ました。
090604_01.gif
ただ、このエクササイズはペダルと足が常に接着しているビンディングシューズを履き出してから行ったので、ビンディンやトゥクリップ無しで出来るかどうかわかりませんが。今ではビンディング無しでもペダルをくるくる回すという脚の動きは身についています。

マラソン中に疲れてきたなと感じた時、腕の振りの方に意識をもっていくと、それにつれて自然に脚も前に出ます。つまりこれも、力の入れる意識を別の部分に持たせたエクササイズ効果ですが。
向かい風や登り坂でたださえ苦しい脚に、さらに強い意識で踏ん張って登ろうとすると、ますます疲労感が増してしまいます。そんな時は腹筋に意識を持って「腹筋♪腹筋♪」と呪文のように唱えながらペダルを回すと意外に疲れずに登坂できたりします。

駅伝やマラソン競技を見ていると、走り方にそれぞれ個性がありますが「あぁ〜この選手やばいぞぉ」いうのは素人目でもわかってきますよね。身体が上下左右にブレだして、あごが上がってきます。逆に調子の良い選手は、身体の軸がブレずに一定のリズムを刻んで走っています。

自転車をフィットネスとして活用する場合の肝(きも)はここです。
(1)ペダルは回転の軸がブレないように、一定のリズムで刻む。
(2)もっとも力がはいる(疲労を感じる)箇所から意識をずらす。


090604_04.gif
長くなってきたので、そろそろまとめますが(苦笑)
自転車によるフィットネス効果はこちらにまとめてあります。

フィットネスの肝は「有酸素運動」であり「有酸素運動」とは息切れするような激しい運動ではなく、充分な呼吸ができて細胞に酸素を送り込める軽く汗ばむくらいの運動(エクササイズ)の事です。
ほぼそのような運動を10分以上行えば、脂肪燃焼が始まりダイエット効果になります。息切れするような無酸素運動でも、脂肪は燃焼しますが、細胞に十分な酸素を送り込む有酸素運動の方が効率よく脂肪を燃焼させるので、クロスバイクでのまったり走行や景色を楽しむ余裕を持った自転車通勤などは一番理にかなったフィットネス走行と言えます。
有酸素運動は他にも、心肺機能の強化、血行促進、基礎代謝アップといった嬉しい効果があります。

クロスバイクをフィットネスバイクというカテゴリしている自転車メーカーもありますが、より速く、より遠くへ走る事を目的とせず、ゆったり風景を楽しみながら走るクロスバイクでのポタリングは、お腹の脂肪が気になる中高年には最適なエクササイズではないかな?と思う次第です。


人気ブログランキングにほんブログ村 自転車ブログblogram投票ボタンランキング投票ボタン

2009年06月04日

posted by たすけ at 22:16 | Comment(5) | TrackBack(0) | 自転車(クロスバイク) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

なるほど納得!クロスバイクとロードバイクの長所と短所

自転車(クロスバイク)


自転車仲間には自転車を複数台所有して目的に応じて乗り換えている方も多いのですが...そんな仲間内で、ママチャリ・小径車(折り畳み車)・クロスバイク(2台)・ロードバイクを天候や目的に合わせて乗りこなし、日頃から都内を自転車通勤なさっている断腸亭髭爺(だんちょうていひげじい)さんがいらっしゃいます。

この方何が凄いかって、ママチャリで都内から銚子へ行ってしまうかと思えば、ロードバイクで八ヶ岳まで行ってしまうし、それぞれの自転車の長所・短所を自らの体験を通してブログに書かれているので、説得力と納得度が私のような単なるクロスバイク乗りとは全然ちがいます。
そんな断腸亭さんから、通勤用途でのクロスバイクとロードバイクの長所と短所を拙ブログのコメント欄に頂きました。その内容に至極感心致しましたので、拙ブログのコメント欄に埋れてしまうのは勿体ないので、記事中でご紹介させて頂きます。

特に、私には経験のない都内での自転車通勤で、クロスバイクにしようか?ロードバイクにしようか?と迷われている方には大変有意義であると思いますので、是非ご高覧ください。

断腸亭さんのコメント
通勤用途では、やはり、ロードと較べて、クロスバイクの優越性は確かです。
ポイントは、ブレーキのかけやすさです。
横道からいつ自転車や人が飛び出してくるかどうか分からないような都会の裏道では、咄嗟のブレーキ反応が非常に重要で、ハンドルの形状からくるブレーキのかけやすさはフラットハンドルに軍配が上がります。
しかも、Vブレーキの方が、ロード系のキャリパープレーキより、鋭くてかつ強力です。
あと、コンビニなどで買った弁当などをちょっとの間ハンドルにぶら下げておく場合も、フラットハンドル+バーエンドだと便利です。これ、案外、重要)。

ただ、大幹線道路だけをぶっ飛ばして走る場合は、ロードでもいいかもしれません。都心の道は、幹線道路ほど信号機が優先になっているし、車の車列が追い風を作ってくれるのでスピードが出るので、より早く職場に着きたい場合は、私も幹線道路だけを走ります(でも疲れます)。

あと、通勤路は、皆さん、何パターンか持っていると思います(風の強い日は細い道をとか、雨の日はアーケード街や高速高架下を走るとか)が、いずれにせよ、道の高低等は事前に分かっているので、それに狙いをすましたギア比の選択ができます。

私の場合、大した坂もないので、前はロード系のトリプルの39Tで、後は13−23T(ロードのスプロケ)がベストな組み合わせだということが分かってきました。後のギアは、結局、小さな坂の変化に対応できる狭い(クロースな)設定の方が走り安いと思います。

タイヤは、最初のうちは不安だったので、28Cを使っていましたが、ルートが確立してしまうと、どこに段差があるかなどが完全に分かってしまうので、結局は、25Cとか23Cのような細めのタイヤの方が軽く進むので、現在は23Cで落ち着いています。

ただ、雨の日も走るのであれば、28Cで、しかも、泥よけ付が無難です(私の場合、雨の日は28Cのパナのツーキニストを履かせた別のクロスバイクを使用)。

これからしばらく雨の日々が続くでしょうが、雨の日は、想像以上に滑りますので、きわめて注意が必要です。
以上、私の経験から補足させていただきました。

さらに、最初はクロスバイクで入門して、自転車生活に慣れたら、そのクロスバイクをロードバイクに改造する事は可能か?一番肝要な点はクロスバイクをドロップハンドルに改造という点についても断腸亭さんは...

【最初のクロスバイク〜これから自転車を始める人へ〜簡単にロード化できる車種を!】
という記事の中で
最近の自転車ブームもあってか、何人もの知り合いから、自転車を始めたいのだが、どんな自転車を買ったらいいのかという質問をよく受けるようになった。〜中略〜

最初からロードバイクが欲しい人は別だが、クロスバイクから始めたいという人には、いずれハンドルとレバー類(STI=デュアルコントロールレバー)さえ交換すれば、(費用は3万円以下で)簡単にロードバイクに改造できる車種を買うべきだと思い至った。
という事で具体的な車種を挙げて説明されていますので、是非ご参照ください。

私のブログもついつい長くなりがちなのですが、この断腸亭さんのブログ記事も基本的に長文です(笑)
でも、お仕事柄(いくつか記事を読んでいるうちに推測できると思います^^;)とても読みやすく、スーと読み進めます。ご本人へもコメントレスしたのですが、こうした生きた自転車生活ブログは是非とも書籍にされて、これから自転車生活をはじめようと考えている方への福音となって欲しいものだと思います♪

人気ブログランキングにほんブログ村 自転車ブログblogram投票ボタンランキング投票ボタン

2009年06月03日

posted by たすけ at 21:44 | Comment(2) | TrackBack(0) | 自転車(クロスバイク) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

続.自転車通勤のためのクロスバイク選び(初心者の落とし穴)

自転車(クロスバイク)


初心者の自転車生活(クロスバイク入門編)と自転車通勤のためのクロスバイク選び(キャリアウーマン編)に続く第3弾です。男性の場合、自転車通勤もするけど、休日にはちょっと愛車で遠出のサイクリングもしてみたい..とだいたい考えますよね。
そんな場合は圧倒的に軽く・速いロードバイクの方が有利であり、サイクリングロードなどでクロスバイクでまったり走行している後ろから、さーとロードバイクに追い抜かれると「なにくそ!」と闘争本能に目覚めてペダルの回転を早めますが、ほとんど追いつけずにすぐに脚が売り切れます(苦笑)

ボーリングに例えると解かりやすいのですが...
同じ直径のボールでも、軽い玉ならば何ゲームも投げられますが、重たいボールだと腕と肩への負担が大きく、すぐに疲れてしまいます。同様に自転車で遠出する場合は、軽いホイール&タイヤの方が、重たいホイール&タイヤよりも脚の疲れが少ないと言うことです。

ロードバイクvsクロスバイク

ですので、自転車通勤+αとお考えの男性には、自転車通勤用にはフラットロードあたりが一番良いのではないかと自分の経験からも思うのですが、サイクリング中にパンクしても時間的制約はないですが、通勤中にパンクすると業務に差し支えます。自転車通勤をはじめるにあたり、自転車のホイールとタイヤというのは結構大切なポイントになるですが、初心者のうちはその点に気づかず落とし穴となります。ここではロードバイクか?クロスバイクか?の以前にスポーツ自転車のホイールとタイヤについて書きたいと思います。

本人の体力・脚力(エンジン性能)除外すると、自転車の走行性能(速度)に大きな影響を与えるのはホイールとタイヤです。自動車でも走行性能を高めるためにスポーツカーなどではアルミホイールをはかせていますが、人力エンジンの自転車の場合も、軽くスムーズに回転するホイールだと指1本のわずかな力でも、いつまでもくるくる回転してくれます。下り坂で慣性がつけば高性能ホイールだと「おいおい、このまま漕がずにどこまで勝手に進むんだ?」と錯覚するくらいどんどん回転してくれます。(この場合軽いホイールが有利という訳ではなく、セットされているハブのベアリング回転がスムーズということです。)

ただし、ほどほどのホイールでも3〜5万円と入門用自転車本体くらいの値段になってしまいますし、また自転車の総合的なバランスを無視して自転車初心者がホイールを選んでも無意味です。ここで述べたいのは、もし入門用自転車の選択肢で2台の自転車で迷った場合、前輪を浮かして同時にホイールを回し、長く回っていた方を選んだ方がいい..という程度です(笑)もし、身近に自転車に詳しい方がいらした場合は『この値段でこのホイールを組んでいるのは結構割安?』とかの相談をしてみると良いと思います。

スリックタイヤ

次にタイヤですが、幅の細いタイヤで空気圧が高いほど高速走行が有利になり軽く漕げますが、反面乗り心地が硬くパンクしやすいというデメリットがあります。(細いタイヤだからではなく、磨耗が早いのでゴム厚が早く薄くなるという事です)

セミスリック・セミブロックタイヤ

つまりスリックタイヤ(表面が滑らかで軽い)のような比較的高価なタイヤほど寿命が短く、ママチャリに使っているような安価なセミブロックタイヤ(表面に凹凸があり重い)ほどパンクにも強く寿命が長いのです。ロードバイクでもクロスバイクでもタイヤの径は700cがほどんどですが...
なるべく走行性能を優先するなら700x25 700x28
なるべくパンクを避けたいのなら700x32 700x35
この辺がタイヤサイズがひとつの基準ではないかと思います。

但し、ここで問題になるのが、購入した自転車のホイールによって、装着できるタイヤの幅が決まってしまいます。またブレーキシステムにも影響してきます。(ブレーキの形状も、装着するタイヤ幅によってキャリパーブレーキとVブレーキに大別されます)デフォルト(初期設定)で細いタイヤを履いているロードバイクなどは後から太いタイヤに変えようと思っても無理で、逆に、クロスバイクで太いタイヤから細いタイヤに変えようと思ってもホイールのリム幅に限界があり、おのずと履けるタイヤの幅が決まってしまいます。

なので、のちのちタイヤサイズを変更したいと思うならば、購入時に「このホイールとブレーキシステムで履けるタイヤの幅のサイズの限界を教えてください」と聞いて置いたほう無難です。

また、私自身も自転車生活をはじめるまで知らなかったのですが、タイヤチューブには空気バルブの形状から英式・仏式・米式と3種類あります。英式はほとんどの一般車(ママチャリ)で使用されているチューブ(虫ゴム)を使用しているため空気が抜けやすいので月イチくらいは空気入で補充する必要があります。

英式・仏式・米式

仏式と米式はタイヤの空気圧を高くできるのでロードバイクなどのスポーツ自転車はたいていこのどちらかです。(ロードは仏式・MTBは米式が多いかな?)廉価版のクロスバイクは費用を抑えるために大量生産されている英式バルブ径のホイールやタイヤ(チューブ)を使用していますが、高速走行優先に考えるなら仏式バルブの自転車を選んだ方が良いと思います。

自転車購入後の予備知識として自転車仲間の記事を2つほど...
バルブ径を英式〜仏式に変えるアダブタも売っています。
チューブラーというチューブ無しのタイヤもあり、パンクしても自動的に空気穴を塞ぐ優れものがあります。

もう1点ジテツー(自転車通勤)の要素としてスーツ(背広)を着たままで通うのかどうか大きな分岐点です。私の自転車仲間の多くは、職場に行ってから着替えていますが、夏の期間は間違いなく汗をかきますので、スーツで汗をかきながら自転車を漕ぐのは結構大変です。ましてやロードバイクは前傾姿勢がきつくなりますので余計に運転しづらくなります。

チェーンガード

また、チェーンガード(ズボンの裾の巻き込みと汚れを防止する円盤)の有無も少なからず影響します。ロードバイクにはチェーンガードはほどんどありません。クロスバイクには標準でチェーンガードがついているものが多いですが、それでも100% 裾の巻き込みを防止するものではありませんから、私自身もつねに自転車通勤の時は常に、アンクルバンドを巻き(たまに忘れることがあるので、代用の長い輪ゴムをつねにサドルバックに入れてあります)自転車に乗っています。

やはり自転車仲間のエピソードより...着替えのスーツのズボンを忘れたため、レーパン&サイクルジャージを着たまま500名の聴衆を前にお仕事をしたという武勇伝はこちら(大爆笑)

長くなってきたので..そろそろまとめますが。
この武勇伝の方も自転車通勤を続けていますが基本はクロスバイク通勤です。ロードバイクでは乗り心地が硬く、都会のジテツーでは車道と歩道の縁石などショックもあり、乗り心地の柔かいクロスバイクの方がどちらかと言えば有利になると思います。(もちろん、ロードとクロスを通勤用とサイクリング用の2台を所有できれば言う事はないのですが)
自転車通勤をはじめるにあたり、先ず1台目ということであればやはりクロスバイクをおすすめします。それでもどうしても高速走行も実現させたいという方は、700x28のスリックタイヤを履かせたクロスバイクか、逆に700x28のセミスリックタイヤを履かせたフラットロードを選ぶのが良いのではないかというのが結論です。

以下の中にその選択肢があるかどうか確認していませんが、自転車メーカーはたくさんありすぎるので4つのメーカーに絞って参考URLを上げておきます。
●Ginat(ジャイアント)
http://www.giant.co.jp/giant09/bike_select.php?c_code=L
●Louis Garneau(ルイガノ)
http://www.louisgarneausports.com/bike/urbanbike-index.html
●Bianchi(ビアンキ)
http://www.cycleurope.co.jp/2009/index.html
●Progressive(杉村商店)
http://www.progressivebike.co.jp/sports/2009hp/index.html

自転車ブームのおかげで、新しいスペックの自転車が次々登場していますが、1台ですべてを満足できる自転車というのはないと断言します。どこかの部分で妥協点を見つけないといけないと思いますが、私自身の体験からもクロスバイクを選ぶ場合に、ホイール&タイヤについてそれほど注意をしていなかったのでご参考になれば幸いです。


人気ブログランキングにほんブログ村 自転車ブログblogram投票ボタンランキング投票ボタン

2009年06月02日

posted by たすけ at 21:42 | Comment(2) | TrackBack(0) | 自転車(クロスバイク) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

自転車通勤のためのクロスバイク選び(キャリアウーマン編)

自転車(クロスバイク)


バリバリのキャリアウーマンの知人から健康に良さそうだし、自転車通勤おすすめクロスバイクを教えて!と言われました。

う〜ん...スカートやスーツを着たままだろうからトップチューブが下がっていて、泥除けとチェーンカバーは必須だろうし、ライトもハブダイナモで標準装備かなぁ...なんておすすめアドバイスしようとしていたら。

女性用クロスバイク?

当の本人がすでに、ブリジストンのおしゃれなスポーツ自転車マークローザ(MarkRosa)スタッガード(STAGGERED)という自転車を選んでいました。

トップチューブが下がっていてスカート乗車も可、7色のカラーリング、外装6段ギア
泥除け、チェーンカバーが標準装備で、Fフォークは鉄だけど、基本パーツはアルミ使用

ハブダイナモライトと、フロントキャリアが標準装備で¥37,800(16.1kg)
ハブダイナモ=発電機を組み込んだハブ
ハブダイナモ・Fキャリア無しでサイコンが標準装備で¥39,800(14.2kg)
サイコン=サイクルコンピュータ この自転車についているのはemeters

マークローザ

...で。早速近隣のホームセンターで実車を見てきました。
センターリッジタイヤ26×1-3/8WOなので、小柄な女性でも大丈夫そうで、タイヤ中央部がかなり細いですので普通のママチャリよりは軽快に走れそうですがハブダイナモのついた16.1kgは、スポーツ車というにはやはりちょっと重たいかな?(苦笑)
また前後ともクイックレリーズではありませんでしたが、まぁこのタイプの自転車を選ぶユーザーは、パンク修理も自転車屋さんにお願いするでしょうから、気にする必要はないのかもしれません。

ハンドルステムが一体型で乗車姿勢を変えられるのは、せいぜいサドルの位置調整くらいだから、これをいわゆるクロスバイク(スポーツ自転車)と呼ぶか、外装6段つきのママチャリと呼ぶかだけど...
フレームパーツはアルミなので鉄ゲタ(笑)ではなさそうだし、もともとクロスバイクの定義は曖昧ですので、女性が自転車通勤を主目的に選ぶのなら、この装備でこの価格なら買いだと思います。

あとは「日焼けに気をつけてね」とアドバイスすることしか必要なくなったので(苦笑)
次回は、続.自転車通勤のためのクロスバイク選び(メタボ対策中年編)でも書いてみます。


人気ブログランキングにほんブログ村 自転車ブログblogram投票ボタンランキング投票ボタン

2009年05月30日

posted by たすけ at 00:43 | Comment(6) | TrackBack(0) | 自転車(クロスバイク) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

初心者の自転車生活(装備品編)

自転車(クロスバイク)


初めて自転車を購入する時に、どんな装備品が必要なの?とあれこれ悩みますよね。
私はポタリング(自転車散歩)志向のクロス乗りなので、ローディ(ロードバイク乗り)さんがよく着ているサイクルジャージは不要だったので、だいたい1年間トータルで6万円程度でした。
自転車本体が4万円弱でしたから自転車生活は初年度10万円もあれば充分に楽しめる娯楽であると言えます。

自転車装備品一覧

上の写真は50歳の誕生日の「豪雨の灯台ツアー&初輪行」(笑)の時のスナップで私が購入した装備品のほとんどが写っています。※補足.写真ではわかりづらいですが、自転車ベルは必須品です。ただ、スポーツ自転車に乗るようになると歩行者にベルは鳴らさず口頭で「後ろ通りまーす!」「ありがとうございまーす!」と言うのがマナーとして習慣づきますよ(^^)
「えっ?前方の自転車の警報は?」...私、抜かれることはあっても、抜くことは滅多にないので(苦笑)

さて、自転車生活1年間を振り返り、とくに必要でなかったものや、重宝したものを写真とおおよその値段を添えて説明致します。だいたい自転車備品は通販で購入すると15〜35%OFFで購入できます

ヘルメットとアイウェア
ヘルメット8400円 アイウェア(サングラス)4000円

ヘルメットは常用していたほうが望ましいわけですが、特に集団走行で万が一、接触事故を起してしまった時に、お互いに後悔を残さぬ為にも必要かと思います。走行中、いきなり目に虫が入ったことが何度かありました。小さな虫だったから大事に至りませんでしてが、もし甲虫だったら..と思いぞっとしました。アイウェア(サングラス)は絶対に常用していたほうが良いです。

ライトとサイコン
ヘッドライト1500円 テールランプ(フラッシングライト)1000円
サイクルコンピュータ(サイコン)3500円


夜間無灯火は法令違反ですので、常用は当然ですが車を運転する身から言っても通常の反射板(リフレクター)よりはヘッドライトやフラッシングライトがついた自転車は遠くからも認識ができますので、この2つは真っ先に用意した方が良いと思います。
サイコン(サイクルコンピュータ)については私自身は最高速度や走行距離にほとんど頓着がないのですが、集団走行の際には巡航速度の目安としてあったほう便利です。

サドルバックの中身
サドルバック4500円 替えチューブ1500円 携帯用マルチ工具2500円
パンク修理キット250円 空気ボンベ100円 生ゴム手袋1枚10円?


これらは自転車を購入する前に購入しました。1年間にパンクは1度しかありませんでしたが、出先でのパンク修理はチューブを替えてしまったほうが早いです。自転車生活の心得として、パンクは自分で修理するものは基本だと思います。
私のタイヤチューブは英式(ママチャリ用)なので、携帯ポンプよりも百均で売っている空気ボンベが重宝しました。

マルチ工具はTOPEAK(トピーク) Hexus が両サイドボディがタイヤレバーを兼ねているので助かりました。作業用に軍手ではサドルバックが膨らんでしまうし、どうしても油がつきますので、医療介護&食品加工用の生ゴムの手袋が薄手で使い捨てが可能なので重宝しています。ホームセンターで100枚単位で売っています。 ※.但し、生ゴム手袋は使用前に水に濡れてしまうと、大変はめにくくなります。

トライバックの中身
トライバック2500円 (トライバック雨用)2000円
グローブ(夏用)3000円 (冬用)3000円 アンクルバンド1500円


これらは通販でなく近隣の自転車屋で購入したので価格はうろ覚えです。
トライバックはすぐ手が届くところに設置できるので、ティッシュやリップクリームや小銭入れなどに重宝しています。グローブはいざ転倒した時に手を保護するために必要ですし、長時間ハンドルを握っている場合は素手よりは疲れません。夏は指切タイプの専用品がおすすめですが、私は冬用はガーデニングで使う剪定用手袋を代用しています。

普段から自転車通勤やカジュアルで乗ることが多い私にはアンクルバンド(足バンド)は必須アイテムで、これがないとズボンの裾が汚れますし、チェーンへの巻き込み防止の為にも必ずこれを右足に巻いて自転車に乗っています。

チェーン鍵・ダイヤルキー
ダイヤルキー1200円&1500円 グリース350円 ミシン油100円

ママチャリと違ってカギはついてきませんので、これも真っ先に購入の必要がある装備ですが、私は鍵を忘れそうなのでダイヤル式のキーにしましたが、難点は夜だとダイヤルの数字が見えずに苦労することです。

チェーンの長いのと短いの2つ用意したのは、グループでサイクリングした時に他の自転車と連結させるためなのですが、赤い鍵の方は雨の灯台ツアーの時に中で錆び付いてしまったせいかダイヤルを合わせても開かなくなってしまいました。
私のクロスバイクで錆びる鉄の部分はあまりないのですが鍵に油を注入することは忘れないようにと反省致しました。

ミシン油やグリースは時々注入する程度でいいと思いますが、ペダルやホイールの部分には潤滑剤(CR-556)等を注入するとグリースが流れてしまうので、部分によって使い分けしないとかえって自転車を傷めることになります。

バーエンドとバックミラー
バーエンド2300円 バックミラー1800円

これも自転車購入と同時に、自転車屋さんで購入したのですが、バーエンドは特に必要なものではありませんが、私の場合はこれで前傾姿勢を深くできるのと、疲れた時にポジショニングを変化できるので重宝しています。
またミラーも視界は良好ではありませんが、後方確認の度に首を曲げると頚椎を痛めますし、集団走行の場合にすぐ後ろの自転車を常に確認できますので、つけて良かったと思う装備です。

ドロヨケ(フェンサー)セットparts_08.jpg
ワンタッチ簡易ドロ除け(前後)2200円

雨が降っていなくても、土手脇の水が染み出ているところや思わぬところに水溜まりはあるもので、私は自転車通勤で会社に着てから着替えますが、スーツ姿で自転車通勤する方は最初からドロ除け(フェンダー)がついた自転車のほうがワンチッチ式より確実にドロはねを防止してくれますので、そちらを選択した方が良いと思います。

parts_07.jpg

私は自転車購入前に買っておいたのですが、大雨の灯台ツアーの時にはじめて使いましたでも...大雨の中ではあってもなくても同じでした(苦笑)

ボトルゲージとミニポンプとビンディングペダル
ボトルゲージ800円 保冷用ボトル1200円 携帯空気入れ(ミニポンプ)2000円
SPD用ビンディングペダル(もらい物)


ボトルゲージ&保冷用ボトルは夏の自転車生活には必須です。保冷用ボトルに水を入れて冷凍庫で凍らせたまま出かけて(真夏では2〜3時間で溶けてしまいますが)重宝しました。

携帯空気入れは、前述のように空気ボンベで事足りますので私は一度も使ったことがなくアクセサリー代わりか、同行者の補助用みたいなものです(笑) 携帯空気入れ(ミニポンプ)は仏式や米式のものがほとんどで、私のタイヤチューブは英式なので日常はママチャリ用の空気入れで補充しています。

SPD用シューズ
SPD用ビンディングシューズ8000円

SPD=シマノが開発した(Shimano Pedaling Dynamics)のことで私の自転車仲間の方々はほとんどがこれを利用しています。ペダリングで引き足を推進力に使えて効率的です。長い距離を走る時やロードバイクと一緒のサイクリングの際には必ず利用しています。

macchiさんからら頂いたSPD用ペダルは片面はSPD、片面は革靴でも利用できるので大変重宝しています。また、SPDを利用しなくてもハーフクリップは安価で購入できますし立ちゴケのリスクも少ないのでこちらもおすすめです。...でも私はまだ一度もSPDで立ちゴケしていませんけどぉ♪(* ̄m ̄)

オーストリッチ L-100輪行袋
輪行袋(オーストリッチ L-100)6000円

最後に輪行袋の紹介ですが、一度だけぶっつけ本番で利用しただけでその時の準備不足を反省して記事にしてあります(苦笑) ※.写真は収納状態がわかるようにフロントフォークを外に出しています。

実際自走で帰れなくなった時は、ゴミ袋でも百均の自転車カバーでも代用できますのでどうしても必要なものではありませんが、何度か自分で自転車を分解(輪行予行)をしてから使った方が良いことは言うまでもありませんでした(笑)



以上が自転車生活1年を振り返った、自転車購入の動機と装備品の備忘録ですが、自転車入門初心者として、何故数ある自転車メーカの中から(株)杉村商店 のクロスバイクPROGRESSIVEを選択したのか?その最大の理由を次回の記事と致します。

2008年11月10日

posted by たすけ at 16:39 | Comment(2) | TrackBack(0) | 自転車(クロスバイク) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

初心者の自転車生活(クロスバイク入門編)

自転車(クロスバイク)


昨年11月12日に初心者用クロスバイクを購入して1年になります。
もし、これから新たに自転車生活をはじめてみようと考えている方々に、「初心者の初心者による初心者のための自転車選び」についてご参考になればと思い、自分の自転車(クロスバイク)購入の経過を振り返って、おすすめの価格帯や選択のポイントを書いてみたいと思います。

fcr-810_01.jpg入門用クロスバイク
私が初めての自転車生活に選んだのは(株)杉村商店 PROGRESSIVE FCR-810 というコンフォートタイプのクロスバイクです。購入の時から、バーエンド(ハンドルについている角のような延長部)をつけてもらいましたが、その理由は後ほど。

さて、基本の基として、自転車の分類では「バイク」と呼称しています。

ロードバイクとMTB

1.ロードバイク   より軽く、より速く、より遠くへ行ける自転車です
2.マウンテンバイク 未舗装道や林道の激坂下りで本領発揮の自転車です


■ロードバイクのタイヤはより細く、車重はより軽くなるように作られています。
■マウンテンバイクのタイヤはグリップが強くスリップしにくようになっています。

サスペンション(振動制御=サスと略)は振動を軽減してくれますが反面ペダルを漕ぐ推進力も逃がすので、スピード重視のロードバイクはサスがなく硬い乗り心地です。

マウンテンバイク(以後MTBと略)激しい振動を逃がすために必ずサスがついてますが、スピードは重視していませんので平地ではロードバイクに全然追いつけません。(もっともエンジン[脚力]さえ強力であればロードバイクを追い抜けますが 笑)

逆を言えば、ロードバイクは落葉の道や草地では、タイヤがすべってしまうしダートでは腕に伝わる振動が大きく、未舗装道路の長い距離を乗れるバイクではありません。主に運動不足解消のために都市部(舗装道路が主体)で自転車生活をはじめる方には、どちらかと言えばクロスバイクより、ロードバイク(or咄嗟の時にブレーキをかけやすいフラットロード)をおすすめします。

理由は...サイクリングロードでロードバイクと一緒に走り、とてもついていけないことや、輪行で肩に担いだ重量差で実感します。但し、ロードバイクで早く走るためには専用シューズやウェアなど、気軽に楽しむクロスバイクよりも装備品に費用がかさみますので、自転車生活を始めるにあたり、自転車利用の目的と予算によって選択肢が分かれると思います。


==========ちょっと休憩==========






3.クロスバイク はロードバイクとMTBの中間の万能タイプ
ロードのように速く走れないし、MTBのように山道を下ることはできないけれど、舗装・未舗装に神経質にならずに走ることが出来るのが利点です。因みに英語ではクロスバイクではなく hybrid bicycle(ハイブリッドバイク) の呼び名が一般的だそうです。ジテツー(自転車通勤)の他、雑木林の細道や、土手の斜面の上り下りを多用する私にとっては入門用自転車の選択肢として、MTB寄りのクロスバイクが最適であると判断しました。

クロスバイクにはフロントサス

クロスバイクにはフロントサスがついているタイプと、ついていないタイプの2種類がありますが、MTBほどの精度はありません。フロントサスがついているタイプは、ペダリングの力が逃げてしまいますので走行速度は不利です。(サスを調節してボヨンボヨンとガチガチを比較すると違いがよくわかります) もし、普段からそんなに悪路(ダート)を走らないのなら、フロントサスのついていないクロスバイクをおすすめします。

但し、自転車のスピードはサスの有無より、タイヤの太さやホイールの回転の軽さに影響される方が大きいので、タイヤを細くするだけで、速く走れるようになります。
参照:続.自転車通勤のためのクロスバイク選び(初心者の落とし穴)

でも、実際に自転車生活をはじめると、走行速度にもっとも影響を与えるのは「風の抵抗」であることを誰もが実感します。追い風と向かい風ではまるで天国と地獄の差なのです但し、自転車生活に慣れてくると疲れにくい自転車の走り方のコツなども身についてきます。
参照:クロスバイクでエクササイズ(自転車のフィットネス効果)

ロードバイクの特徴はドロップハンドルですが、風の抵抗を軽減して走るにはサドル(お尻)の位置を高くしてハンドルを握る姿勢がもっとも有効な姿勢です。ママチャリでは背骨がサドルに対して垂直でどっかり座ったまま走りますがドロップハンドルの下を握ると、背骨を大きく曲げた姿勢となり、ロードバイクに慣れるまでは、その姿勢の窮屈さとハンドルにかかる重心に違和感を感じます。
但し、ロードバイクでもクロスバイクでも、しばらくサドルに慣れるまでは、誰しも尻痛を経験します(苦笑)

ロードとクロスのサドル位置f

ドロップハンドルではいかにもスポーツ車という感じなので、手軽に乗れるようにとフラットハンドル(フラットバー)のロードバイクもありますが、基本的にロードバイクはサドルの位置がハンドルより高い位置に設計されています。ドロップハンドルがついたクロスバイクはないでしょうが、例外的にドロップハンドル車にグリップタイヤを履かせたシクロクロスというバイクがあります

ロードとシクロクロス

画像はジオスブルーが鮮やかなGIOS社のバイクで、一見すると違いがわかりませんが..
■白いバーテープのロードのタイヤは細いスリックタイヤで、フロント2段(2枚)
■ゼブラのバーテープのシクロクロスは、やや太めのブロックタイヤでフロント3段(3枚)


詳細参照:ロードバイクかクロスバイクか(自転車初心者の図解入門講座)

※フロント2段・3段の違いはこの頁の後半で説明致します。

私はドロップハンドルの代わりに前傾姿勢が取れるようにと、購入時にフラットハンドルにバーエンドをつけてもらいましたが、ドロップハンドルのブレーキ&シフトギアは、フラットバーと互換性がないことを後で知りました。 (ドロップハンドル車ではブレーキが計4ヶ所ついている場合もあり)

私のクロスバイクが杉村商店 PROGRESSIVEの中でコンフォート(安楽・快適)タイプと分類されているのは、乗車姿勢の前傾が強くない設計であることと、サドルにもサスがついていて、乗り心地がソフトであるということからです。タイヤもママチャリ並の太さであり、空気圧もそれほど高く入れることができないので、より乗り心地がコンフォートになっています。

私のクロスバイクの車重はデフォルト(初期設定)で13.2Kgですがその重さに影響を与えているのが、まずタイヤとホイールの重さで、次にフロントサスの重さなのです。
因みにロードバイクはだいたい10kg以下ですが、その軽さの秘密は細いタイヤと軽いホイールで、さらに車重を軽くするためにフレーム(骨組み)をカーボン(炭素繊維)などにして7〜8kgくらいのバイクもありますが、その分お値段も高くなってきます。(但し、走行中の車重は自分の体重も含まれますので、自分の体重が減ればその分自転車も軽く漕げるようになる理屈もお忘れなく 笑)



==========ちょっと休憩==========






4.何段ギア?よりクランクの大きさが重要!
自転車初心者としてはギア数が多い方が得な感じがして、21段、24段、27段..と目移りしてしまうのですが、実際にはほとんど使わないギアが出てきます。21段以上になると、前部のクランク(チェーンをかける歯車=チェーンリングの部分)は3枚になりますが、肝心なのは段数よりこのクランクの大きさ(=歯数)になります。前クランクが大きい(歯数が多い)ほど、1回転で進む距離が長く(=速度が早く)なりますがペダルは重くなります。
※正式にはクランクと一体になっている前部の歯車はチェーンリング。後輪に連動する複数の歯車のセットをスプロケットと言います。

ロードとクロスのフロントギア

速さを求めるバイクはチェーンリング(クランク)が大きく、坂道を軽快に登るバイクは小さくできています。私の自転車仲間でも、購入時のロードバイクではクランクが重すぎたので、コンパクトクランク(小さいクランク)に変えた人がいます。とくに坂道が多いようなところで利用する場合は、あまり大きなクランクだとほとんど使わないギアが増えてしまいます。

クロスバイクの場合は、だいたい前3段(枚)でコンパクトクランクになっているのですが、坂道が多い場所や女性のように脚力が弱い方は、何段ギア?で選ぶより、前後のギア比(歯数の組み合せ)を重視した方が良いです。実際には自転車屋さんか、知り合いの自転車乗りの方に相談するのが一番ですが、とりあえずはギアは段数が多ければ良い..ってことではないと言うことで^^;




==========ようやくまとめ==========





さてさて、長々書いて来ましたが。
私が入門用にクロスバイクを選んだ最大の理由は、そう値段が安かったからです!(笑)なにせ自転車初心者にとって、最後の判断基準は費用ですものね^^

クロスバイクで7〜8万円以上出せば、車体の軽い10kg程度の物が買え、ママチャリとは比べ物にならないほど軽快な走行が体感できます。装備品を含めて15万円以上の予算があれば..
◆Trek(トレック) ◆Specilaized(スペシャライズド) ◆Bianchi(ビアンキ)
のクロスバイクをおすすめします。

装備品を含めて10万円以内で初心者(入門用)として、クロスバイクを選ぶ場合は、だいたい3〜5万円くらいでそれなりのクロスバイクが買えます。
●Ginat(ジャイアント) ●Louis Garneau(ルイガノ) ●Progressive(杉村商店)
のクロスバイクをおすすめします。

以上のメーカーを挙げたのは、自転車仲間の皆さんのクロスバイクを試乗させてもらった個人的な感想です^^; 上記より下の価格帯でも、クロスバイクと称しているものがありますが、決定的に違う点があります。自転車は身体に合ったものを選ぶことが肝心で、先ずは身長(っていうか股下と腕の長さ)に合わせたフレームの大きさが重要です。次に、ハンドルとサドルの位置&角度が上下前後に調整できるかどうかが大切です。1年経って、私はハンドル位置がより低く遠くに変わりました。2万円未満のクロスバイクでは、その部分が調整できないので自分に合った乗車姿勢に変えることができないのです。

初心者がクロスバイクを選ぶ場合、色やデザインから選ぶことが多いのですが、自分に合った乗車姿勢に可変できると長時間乗った場合に疲れ方が全然違います。費用は気になるところなのですが最低限、乗車ポジション(乗車姿勢)が、調節可能なクロスバイクを選ぶことをおすすめします。

以上が、私自身の体験上の話ですが、日々更新される自転車に関する情報や記事はこちらが圧倒的です。

さて自転車生活をはじめるにあたり、付属品(装備品)も必要になります。
次回は自転車生活に必要な装備品と費用を振り返ってみます。

2008年11月07日

posted by たすけ at 02:06 | Comment(5) | TrackBack(0) | 自転車(クロスバイク) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする