日記(動物写真館)
ヒヨドリ・キジバト・スズメは都会でもよく見かけるので珍しい野鳥ではないけれど...分布がほぼ日本国内に限定なので、外国人バードウォッチャーにとっては日本で観察したい野鳥のひとつ...というのはごく最近知りました。毎日職場の前に現われるヒヨドリです。
お隣の床屋さんが、キジバトとスズメの為に餌やりをしているのです。縄張り意識の強いヒヨドリは
「ここは俺の餌場だ!」
と言わんばかり、毎朝、ヒヨドリ・キジバト・スズメの抗争(バトル)を見ています(苦笑)
ヒヨドリはいろんな鳴き方をしますが、いつも聴いている鳴き声は、こちらの動画←に近いです。
集団で畑に現れ果実や野菜を食い荒らすこともあり、農業害虫として狩猟鳥となっているそうですが
この動画くらい庭先で騒がしく鳴くと、たしかに憎たらしい野鳥になってしまうかもしれませんね(苦笑)ヒヨドリがみかんを食べる様子や、スズメを追い払う動画はこちら←が秀逸です。
毎日、ヒヨドリ・キジバト・スズメのバトル(抗争)を見ているのですが....
キジバトは餌がたくさあっても、ヒヨドリと一定の距離以上を保ちます。
餌がまだ多いうちは、ヒヨドリもキジバトを追廻しませんが、餌が残り少なくなってくると、この距離でも、ヒヨドリはキジバトを追い出しにかかります。
穏健派をハト派という名のごとく、キジハトはおっとりしてますねー。
友愛の精神で、私が1mくらい近寄っても逃げずにカメラ目線です(笑)
観察していて、面白いのが、ヒヨドリとスズメの関係です。
最初はヒヨドリの死角(背中側)から、餌にありつきます。
勇気ある先発隊が行き、危害がなさそうと判断すると、後続隊が行きます(笑)
さらに「おっ?今はヒヨも食べるのに夢中だな?」と判断すると
ヒヨドリの正面で堂々と餌をついばむ強雀も現われます(笑)
しかし餌が残り少なくなってくると、ヒヨドリが独り占め体勢を取るようになります。
さらに面白いのが、私はまだ見分けがつかないのですが、ヒヨドリは恋人か伴侶の2羽だと仲良く餌をついばんでいますが、恋敵?or余所者?のヒヨドリが近づくと、執拗に追い払い行動をとります。
ヒヨドリは集団行動を取る鳥だと思っていたのですが、どうやらヒヨドリ界でも、菅派と小沢派があるようです(苦笑)
さてさてこの3月、国会という餌場はどういう展開になるんでしょうかね?
バトル(抗争)を続けるヒヨドリ、様子見のスズメ、そしておっとりハト・・・
外国人バードウォッチャーにとって日本で観察したい野鳥だった??