TVドラマや漫画の追憶
1964年..昭和39年
東京オリンピックが開催された年にTBSでしゃあけえ大ちゃんという
少年が主人公のTVドラマが放映されていた。(その後再放送)
岡山から花の都東京に出てきた田舎弁丸出しの「大ちゃん」の口癖は
「しゃあけえ」...だけどぉ(標準語)...せやけどぉ(関西弁)
だった。他には「勘弁してつかあさい!」「こらえてつかあさい!」
もあったが、しゃあけえ大ちゃんが「しゃあけえ」と困惑した出来事の後に
いつも相棒の白い小鳥(文鳥?)と気持ちを通じ合わせるシーンを見ていて
私(当時幼稚園生)は幼心に人と鳥は会話ができると信じていた。
しゃあけえ大ちゃんを演じたのは岩上正宏さん
という俳優さんで、その後青年となってからは
竜雷太主演の「これが青春だ」や
桜木健一主演の「柔道一直線」では丸井円太郎役
森田健作主演の「おれは男だ!」でも
高校生役で出演していた。
ただ、私にとって岩上正宏さんは青年の姿よりも、しゃあけえ大ちゃんが放映
された同年1964年の人気ドラマ「図々しい奴」で主人公戸田切人の幼年時代が
印象的であり「図々しい奴」で戸田切人を演じた丸井太郎さん(故人)と共に
逆境に挫けない強さと、大らかなキャラクターがとても印象に残っている。
私はHN(ハンドネーム)に丸井という姓を使っているが、実は丸井を使うのは
小学校時の学級新聞時代からのペンネームで、故丸井太郎さんの影響が大きい。
1964年..昭和39年と言えば
東京オリンピック開催、東海道新幹線の開通と日本の未来が明るい時代では
あったが、高校進学率が70%に達したとはいえ地方と都会の格差は現代より
ずっと大きく「しゃあけえ大ちゃん」や「図々しい奴」は地方から都会へ
出た来た人たちにとって、自分自身への応援ドラマだったのだろうなぁ。
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