ウルトラマンの円谷プロ買収される

映像制作大手のティー・ワイ・オー(TYO)が「ウルトラマンシリーズ」
の著作権を持つ円谷プロダクションを買収した。
円谷プロは、手作りのセット費やこれまでの備品保管料等で経営不振に陥り
今後はTYO傘下で再建を図る。
円谷プロ株の45%保有する円谷エンタープライズの増資をTYOが8000万円で
引き受け、株式の8割を保有する筆頭株主になり、円谷一夫・円谷プロ会長
兼社長の個人保有株をエンタープライズに移す。この結果TYOは円谷プロ
株の54%を間接的に保有する形になる。円谷プロの経営陣に、TYOの
吉田博昭社長らが加わる予定。


TYOって、C G(コンピューター・グラフィックス)製作の大手でTVコマー
シャルやゲーム画面制作で有名らしい。
なんだかなぁ・・どんどんアナログの世界が消えていってしまうんだなあ...
昭和33年生まれの私としては、ウルトラマンからウルトラセブンに夢中になっ
た世代で、それ以降のウルトラ兄弟はあまり馴染みはないのだけど・・・

子供心に、中に人間が入っている着ぐるみヒーローとわかっていても、
そんなヒーローに親しみを感じていた。
まぁ、ディズニーランドでミッキーをピューロランドでキティーちゃんを
みても、ミッキーはミッキー キティーちゃんはキティーちゃん であり
中にいる人間は意識していないのと同じかな?

ウルトラマンのように空飛ぶシーンで吊ってるピアノ線が見えちゃっ
てもそれはそれで人形劇と同じように見ていたし...
そりゃ、ウルトラマンように手作りセットで、壊したらおしまいになるより
C Gで制作したほうが、ゴミも出ないし保管場所も要らないし、いいことづ
くめのだという事は理解できても・・・なんだかなぁ。。

私が拝見している - Zooms MOBILE REPORT-ガレージキット製作-  や
モスラHRさん(お笑いと怪獣部屋) ではそんな懐かしいヒーローや怪獣が
沢山登場してくるのだけど・・・なんつーか、温かいんだよねぇ。。

urutoramann_zooms.jpg

円谷プロがTYO主導になっても、ウルトラマンシリーズのアナログの温かみは
残してくれるといいんだけど...
セットだけじゃなくて、一足飛びにヒーローそのものもCGになって、すべて
バーチャルリアリティーの映像になってしまったら、往年の着ぐるみウルトラマン
は未来の子供達にとって、すごい陳腐なヒーローに見えてしまうのかな?

そういえば、最近の子供番組で、サンダーバードやひょっこりひょうたん島の
ような現代版人形浄瑠璃みたいな番組ってあるのかしらん?
子供に「人の温かさ」を伝えるならば、なんでもかんでもバーチャルになるより
アナログ擬人化された番組もあったほうがいいと思うのだけどなぁ。。

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2007年10月19日

posted by たすけ at 00:00 | Comment(0) | TrackBack(1) | ■泡沫(うたかた)日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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