産業廃棄物と地元談合

富士総合火力演習に同行されたお二人の言葉からもう一節。

少々の庭いじりや家庭菜園をしている私としては
農業のプロの方に野菜の育て方を聞くチャンスとばかり
道中肥料や客土の話を色々伺った。
実は以前の西初石たぬきの森の住まいの時の庭土は黒土で大満足だったが
森の図書館にほど近い東深井の新居に越してきた時、いざ庭作りをし
ようとしたら、盛り土の中の瓦礫の多さに閉口した。夏みかんの木だけはとにかく移植したがその後何を
植えようかよりも、まず瓦礫や粘土を排除し客土を施し終わるのに
コツコツ1年半も要したのだ。

そんなアレコレを話していて
土地開発や農地改良にまつわる聞き伝ならない話を伺った。

『土木工事には地元の企業を使わないとロクなことにならないよなー』
「どうしてです?」
『畑壊して、宅地開発しているの見てたら表土を削っているのよ
 なんでわざわざ土を削っているんだ?って思っていたら...案の定
 あとからどこからか残土持ってきて、そっくり入れ替えてやがんの』
「???」

私は最初意味がわからなかったが、要約すると
畑や森林を開発する際に出る、表土は肥えた良い土で、トラックに満載すれば
そこそこの換金資源となる。一方、都会のビル解体等で出た土は産業廃棄物として金を支払って処分しなければならない。
つまり、片方で削った良い土は売って換金し、その削った分の土は産業廃棄物
として処分金を得た土を入れている。結局、金の二重取りだ。

『○○んとこのたんぼ改良(整地拡大)した時もひどかったぜー
 整地終わって新しいたんぼになったら、石ころだらけだった。
 どうせどっかの残土入れて客土にしやがったんだ。最初はコツコツ
 石どけていたけど、結局耕地を諦めちゃったよ』
『だろう?だからヨソ者に工事やらせたらロクなことにならない。
 地元の業者使えば、すぐわかるようなそんなアコギなことでき
 ないもんなー』
「そりゃ、ひどい話ですねー」
『でしょう?だから役所で、机上の計上だけで安い業者を選定しようと
 とすると、後でこんな結果になるんだよねー』
『でもまぁ、そういう業者はどうせ孫受けなんかで、カスカスの予算で
 やるしかないから、そうやってどこか金を浮かせないとやってられ
 ない...っていう。やつらの事情もわかるけどなー』

東国原英夫 宮崎県知事が立候補の際に、当初「談合のすべては悪ではない」と
言っていたがマスコミからの攻撃を避ける為に前言を撤回した。
東国原氏が当初なぜ、談合を一部認めるような意見だったのかは、もしかしたら
このような事情を考えたからなのだろうか。。。

無駄な税金は使って欲しくない。
しかし、とにかく予算を削れ!安ければ安いほどいい!と考えていると、どこかに
犠牲が生じるのかもしれない。

「木を見て森を見ず」は名言だが、私は今回のお二人に「盛りを見て土を知らず」
ごときの格言を教わったような気がする。

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道の駅「山北」

おまけの画像は帰路に立ち寄った、道の駅「山北」
この前に道の駅「ふじおやま」も立ち寄った
道の駅に立ち寄る度に農産物を熱心に見ていたが
「やっぱどこもネギを置いてないなー 今年ネギに力を入れて正解だったな」
とのセリフに、さすが専業農家だ観点が違うと感心した^^
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2007年09月06日

posted by たすけ at 00:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記(言いたい放題) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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