日記(動物写真館)
すぐ上の写真の、左がノスリで右がサシバです。
サシバの方がノスリに比べて少し小柄で、スマートな体型ですね。
ノスリ→胸まで白く、腹の横縞は、はっきりしない。
サシバ→のどが白く、中央の黒い縦線があり、胸は茶褐色。
※5月になってもノスリも見かけますが、換羽(とや)が終わっているので、写真の冬毛(羽)より、ややすっきりしています。
ノスリは留鳥で、サシバは4〜5月に東南アジア方面からやってくる渡り鳥。
田植えを終えた水田に、カエルが増え、それを食べるヘビが増え、ヘビもカエルも食べるサシバにとって、里山の水田は格好の餌場となるのでしょう。また、セミやバッタもサシバの好物のようで、日本の夏はサシバにとってグルメツアーの季節のようです(笑)
こちらは、新川耕地の電柱の上にオープンハウ巣を構えたカラスの一家。
ノスリやサシバはカラスを襲うことはありませんが、オオタカはカラスを襲う事もあるのに、こんなに目立つ場所にマイホームを構えて大丈夫なのかしら?
場所が特定されないように遠景はカットしましたが、常にお父さんカラスが電柱マイホームの近くでセコムしていましたけどね(^^)
ところで、カラスの雛のクチバシは赤色なんですね。
カラスの親鳥は赤色に、給餌行動にかられる事を改めて知りました。
また、抱卵と換羽(とや)の時期が重なるのは、羽毛が少なく直接鳥肌で温めた方が、卵に体温を伝えやすいと書かれたコラムを読みました...なるほど、冷えた身体を温めるには、人間も互いに裸の方が効率が良いというシーンは小説や映画で出てきますね(〃ω〃)
さて、カラスは留鳥なので本来は定住生活(ねぐら)を持つ代表的な鳥ですが...翻って、定住せずに旅から旅と渡り歩く人を「旅がらす、渡世人、フーテン」等と言いますね。
...てな訳で次項で、フーテンの寅さん。
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