オンカロ(隠し場所)映画 『10万年後の安全』の感想

日記(言いたい放題)

ノルウェーで横倒しになったルーン文字の石碑メッセージ
無知なる者は これを動かしてはならぬ これに触れてはならぬ

オンカロのドキュメンタリー映画『100,000年(10万)後の安全』
0:47〜に出てる一節です。
原発を直接的に警告している言葉ではないのですが、強く印象に残りました。

フィンランドのオルキルオト島、地下500mに建設中の高レベル放射性廃棄物最終処分場、オンカロ(空洞≒隠し場所)のドキュメンタリー映画『100,000年(10万年)後の安全』をyoutubeで観ました。



とてつもなく大きい 暗黒の眠りが
私の人生に降りかかってきた

眠れ すべての希望よ
眠れ すべての願望よ

もう 何も見えない
記憶は 失われてしまった

辛かったことも 楽しかったことも
なんと悲しい物語なのだろう

私はゆりかご
ゆらゆら 揺れる ゆりかご
地底深くに 眠るゆりかご

静かに
静かに


ラストシーンの歌詞が、このドキュメンタリー映画の主題でした。田口トモロヲさんの淡々した語り口が、原発が生み出す、放射性廃棄物が現代人類の禍根であることを、一層際立たせています。

UPLINK(アップリンク)社配給 期間限定 無料配信
http://www.uplink.co.jp/100000/2014/
【配信期間】2014年1月22日(水)正午12時〜2月10日(月)正午12時

小泉元首相も、この映画を観て、実際にオンカロを見学し、原発即廃止の決意に至ったとの事ですが、私自身もこれほど厄介な放射性廃棄物を生み出し続ける原発は、即廃止すべきとあらためて思いました。

オンカロが稼働するのは2020年からで、それもフィンランド1国だけ。
万万、万が一、放射性廃棄物をすべて無害にする技術があるならば、良しとしても。
無害にする技術がないならば、一刻も早く核のゴミは生み出すべきではないと思う。

原発無くして、経済発展はどうするんだ?と考える人は
未来はなんとかなる...
未来なんか知ったこっちゃない...

という考えの人なんだと、あらためて思いました。

フィンランドでも、オンカロに関する事項はすべて不確実性の下で決定だそうです。建設しても、果たしてどうなるかわからない・・・けれど、それでも最終処分場を建設しているだけまだマシです。

せっかくの無料配信なので
オンカロのドキュメンタリー映画『100,000年(10万年)後の安全』
是非、ぜひ、大勢の人がシェアして見るべき映画だと、強く思います。

映画『100,000年後の安全』.jpg

無知なる者は これを動かしてはならぬ これに触れてはならぬ
そういえば...エドヴァルド・ムンクも、ノルウェー人でしたね。

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2014年01月22日

posted by たすけ at 23:35 | Comment(2) | TrackBack(0) | 日記(言いたい放題) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
たすけさん、オンカロの件、良く分かりました。
ありがとうございました。
Posted by B at 2014年01月25日 21:34
>Bさん
コメント遅れてすみません。
私自身も、誰かのFBで知って期間限定ということなので早速観たのですが・・・
観終わって感想文書いているうちに、あれ?誰のFBだっけ??とわからなくなってしまいました^^;
ともあれ。この動画情報はシェアしてなるべく多くの人に観てもらいたい動画ですね。
Posted by たすけ at 2014年01月28日 11:38
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