利根運河の桜並木の歴史

流山チャンネル

利根運河が完成したのが1890年(明治23年)
運河駅が開業したのが1911年(明治44年)
そして今年、2013年(平成25年)の春 運河駅が生まれ変わります。

01利根運河の橋梁工事.jpg

この写真は利根運河が完成したばかりの頃で、鉄道敷設がありません。
運河駅は当初の計画では【東深井停車場】でした。それを【運河停車場】に変更するように千葉県に請願したのは、利根運河株式会社です。


06利根運河の開削工事.jpg

これは土砂運搬のトロッコレールが見られる明治時代の利根運河開削工事の写真です。

利根運河観光農園.jpg

こちらは、東武野田線開通後の大正時代の様子。
背景に見えるのは、ミニ遊園地を備えた大規模な観光農園です。

02利根運河の朝市会場.jpg

ちょっと逆光になって見づらいですが、運河駅近くには奥から...
ふれあい橋(歩道橋:東京理科大に直結)
東武野田線運河橋梁
運河橋(車道&歩道)
の3つの橋が重なっています。アーチが見えるのは一番奥のふれあい橋です。

03利根運河の桜並木過去写真01.jpg

これは反対側から見た古い写真で、すでに鉄道の橋があり
遠くに運河沿いに植えられた見事な桜並木が見てとれます。

04利根運河の桜並木過去写真.jpg

上の写真↑も下の写真↓も、江戸川との合流地点方向から見た、利根運河の桜並木です。
その後の改修工事で、当時の桜並木がそっくりそのまま残っている訳ではありません。

05利根運河の桜並木過去写真.jpg

利根運河は現在は国交省が管轄していますが、元々は運河を掘った利根運河株式会社のものです。利根運河株式会社は運河を通過する船から通行料を得ることが事業の主体でしたが、利根運河周辺の観光化に努め、運河大師巡りやサーカス巡業・観光農園・ミニ遊園地などの観光客誘致事業も行なっていました。そして、運河に沿う見事な桜並木の植樹もその一環です。
貨物&旅客輸送の主体が船だった時代、運河付近には船員や船客相手の料理屋、食料品店、雑貨屋、回船問屋などが立ち並んでいたということです。

07利根運河の桜並木現在写真.jpg

利根運河が、歩きたくなるみち500選に選ばれたのも、毎月1回のうんがいい!朝市に人が集うのも
そういう歴史があるからこそなんですねぇ(^^)

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2013年03月27日

posted by たすけ at 23:59 | Comment(2) | TrackBack(0) | 流山チャンネル | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
こんばんは。かめまるです。先日は訪問いただきまして
ありがとうございました。
で、たすけさんのURLを覗いてみたら、あーらびっくり。
私がリカの世界に入るきっかけになったBlogのひとつでした。
このBlogからFUN竹内さんに連絡を入れて、Mantis81の試乗を
させて頂いたのが2011年1月3日でした。
なので、たすけさんはリカの大先輩でしたね。
Bさん同様にオフでお会いする事もあるかと思いますが、
どうぞ宜しくお願いいたします。
Posted by かめまる at 2013年03月25日 21:56
>かめまるさん
えっ!?そうなんですか!?私はさらにびっくりたまげています(笑)

大先輩なんて滅相もないことです^^;
ほそぼぞながらもリカの紹介記事を書いてきた甲斐があります。ありがとうございました♪

是非、かままるさん、Bさんとご一緒する機会を樂しみにしています。
こちらこそ宜しくお願いしま〜す(^^)/
Posted by たすけ at 2013年03月25日 22:12
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