人は何故、赤レンガに惹かれるのか? / 春風と真秀らに吹く風に乗って

■泡沫(うたかた)日記

人知れず 佇んでいる そんな赤レンガが好きです。

人は何故、赤レンガに惹かれるのか.jpg

これまで自転車仲間に紹介してもらって訪れた、赤レンガ建造物のごく一部です。
赤レンガの蔵や塀などもけっこう撮っていますが、ブログ記事にしているのはごく一部かなぁ。

どうして人は赤レンガに惹かれてしまうのでしょうか?
私の場合『ソレなんです!フェルナンデス!』なのですが^^;
何と言うか、そのつまり、いろいろ空想(妄想)してしまう訳です。

「この橋を、風呂敷包みを抱えた書生が、闊歩していたんだろうな」
「この塀で、女学生が偶然を装う前に髪を気にしていたんだろうな」
「この階段の下で、出征していく恋人をそっと見送ったんだろうな」
「この門柱の前で、新兵さんが家族と最後の別れをしたんだろうな」
「この架橋の下を、米俵を積んだサッパ舟が行き来したんだろうな」
「この樋管の完成を祝って、職人と村人達が花見をしたんだろうな」

...空想は止まりません(^^;)人は何故、赤レンガに惹かれるのか?
それが鉄道遺跡の赤レンガだと空想はさらに果てしなく広がります。
「ん?赤レンガだけに鉄分が多くて?」...そうじゃなくて^^;

こちら「はるかぜ自転車店」です.jpg

総武鉄道:物井川橋梁亀崎橋台跡
こちらは、はるかぜさんのブログ記事から拝借した写真。私も先日のホキ美術館の帰り道(車でしたが)辿り着きましたが日没後でした(悲)

復元された東京駅の赤レンガ駅舎や横浜の赤レンガ倉庫も、それはそれで素晴らしいのだけれど。なんというか、そのつまり、華やかさよりも侘しさが漂う赤レンガが好きなんです。

もうひとつ言えば...土木については全く知識のない私ですが。

「高度成長期に造られた鉄筋コンクリートって50年で寿命なの?」
「ローマのコロッセオやパンテオンは、2千年耐えているのに?」
「あれは、ローマン・コンクリート(古代コンクリート)なんだよ。」
「なんで2千年前の技術を現代に使わないの?」
「2千年持っちゃったら、建設業界仕事なくなるでしょうが!」(笑)

むか〜し居酒屋で、そんな戯言を聞いた記憶があります。

ともあれ、関東大震災や3.11地震にも耐えた赤煉瓦を見ると、設計も素晴らしいのでしょうが...。
きっと煉瓦ひとつひとつの積み上げに、職人魂を込めていたんだろうなぁ...と。
そっと煉瓦に触れたくなります。

まほらに吹く風に乗って.jpg

...で、最後にこちら。総武本線:猿田駅至近にある「先神橋」
Romanさんの「猿田神社(1)参道下を鉄道が走る」に掲載されていました♪
たぶん、高熱反応するのは、東葛人さんやdadashinさんあたりではないでしょうか?
断腸亭さんは、この猿田神社で七五三だったんですか!?なんとも羨ましい(垂涎)

■神社創建は垂仁天皇25年(紀元前4年)「現本殿は延宝8年(1680年)に改築」で!
■東京駅の赤レンガより17年前に造られた、アーチ付きの煉瓦階段が参道で!
■その下を総武本線が走っている!...113系の現役時代に見たかった(T_T)

きっと鉄ポタさんは
総武鉄道:物井川橋梁亀崎橋台跡も、総武本線:先神橋も、写真に納めたことがあるのでしょうねぇ。

もぅ、悶絶鼻血ブーの赤レンガです。 見たい!撮りたい!触りたい!

私は、なかなか銚子までは行けませんが...
銚子方面にサイクリング行った方は、是非とも立ち寄って写真撮って来て〜〜!!
...っていうか、断腸亭さん!今年の銚子サイクリングはここを組み込んでねん♪

日本ブログ村

☆読んで頂いて感謝なっしー♪

クリック頂けたら感激なっしー! ⇒⇒

ブログ執筆の励みになりますf(^、^;



2013年02月21日

posted by たすけ at 03:11 | Comment(6) | TrackBack(0) | ■泡沫(うたかた)日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
この「先神橋」悶絶モノですね。おそらく私にとっては一級の鉄道重要遺産でしょうね。
また行きたいところが増えちゃったじゃないですか(笑)最近銚子〜佐原にはSLも走りましたね。ムズムズしております。
Posted by dadashin at 2013年02月23日 18:30
都内を自転車で走っていると、明治大正期に築かれたと思われる民家や工場の煉瓦塀が一部残っていることがあります。

やはり、煉瓦塀は美しくて、つい立ち止まって写真を撮ったりします。

猿田神社、おっしゃる通り、私が七五三をやったところです。
ここの神主が、高校の古典の先生でもありました。

日本書紀の年代によると、創建は、紀元前ということになりますが、もちろんこれは大分鯖読んでいる数字で、どんなに古くても紀元後4世紀ごろでしょうね。

この神社は、どこか古さびた感じの佇まい。
久しぶりに行ってみたくなりました。
Posted by 断腸亭 at 2013年02月26日 06:45
>dadashinさん
でしょ!でしょ!?(笑)
kincyanさんと初めてお会いしたのも、dadashinさんの赤レンガ企画でしたねぇ。
赤レンガは、やはり人を呼び寄せる魅力があるのでしょうねぇ(^^)


>断腸亭さん
あらま!神主さんが恩師ですか?
私は流山寺の住職が中学の校長先生で、大学ゼミの先生は山伏でした。
やはりお互い、何かしら恩師の影響を受けているような気がしますねぇ。
Posted by たすけ at 2013年02月26日 23:16
写真、お役に立てて光栄です(^^)
この記事の4分割写真右下って
佐原のあの水門でしょうか?

僕も赤レンガフェチかも〜(笑)
「先神橋」は絶対に訪ねたいです!
Posted by はるかぜ at 2013年02月27日 21:09
たすけさん、ご無沙汰してます。
ご推察通り、両方とも写真に納めています。(^_^;)
特に先神橋は20年前にたまたま車窓から見つけ、10年前に再訪して撮影してます。
3年前銚子電鉄撮影行の時に通りましたが、佇まいは変わっていませんでした。
しかし、こんな形であの橋が話題になるなんて思ってもみませんでした。
今度はぜひ皆さんと再訪したいと思います。
Posted by 鉄ポタ at 2013年02月27日 23:58
>はるかぜさん
勝手知ったる輪友ブローガーということで、連絡せずに拝借しましてm(_ _)m

2回目のホキ行きで、往路の予定に入っていたのに「あれ?何か忘れてる」..と
帰路に物井駅付近に来たときに、亀崎橋台跡に立ち寄り忘れたこと思い出した
のですが、日没サスペンデッドでした^^;

ポタリング(脚の向くまま、気の向くまま)癖がついてしまったのか
それとも、単なる老化現象で忘れてしまうことが多いのか(苦笑)

先神橋...ホントうっとりしますよねぇ(^^)


>鉄ポタさん
やっぱり!(笑)
ブローガーが多くなって、知る人ぞ知る遺跡や隠れた名店を紹介してくれますが
きっとネットに出てこない貴重な写真の方が圧倒的に多いのでしょうねぇ。

チーム東葛の画像掲示板の方は、その後めっきり利用がないので(苦笑)
ポタに関係なくても、そんな鉄道遺跡を投稿しちゃって下さいよ(^^;)
Posted by たすけ at 2013年02月28日 18:36
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。
※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この記事へのトラックバック
×

この広告は90日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。