アインシュタインにとって神とは?

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アインシュタインにとって神とは何だったろう?

アインシュタインに墓はありません。
遺体は荼毘にふされた後、遺志に従って灰は近くのデラウェア川に流されたそうです。



1955年4月。プリンストンの葬儀パーラーで行われたアインシュタインの葬儀は、わずか12人が参加しただけの簡素なもので。棺への献花も、たった一輪のカーネーションのみ。
生涯「単純なものこそ美しい」との信念を貫いたアインシュタインらしい最期であったと思います。

上の動画は、1991年にNHKスペシャルで放映された〜アインシュタインロマン〜
第1回「黄泉(よみ)の時空から」の一部で、0回(プロローグ)を含む全8回のシリーズは、冒頭の5分間だけ下記の動画サイトで視聴出来ます。

第0回 プロローグ・知の冒険
第1回 黄泉(よみ)の時空から
第2回 相対性理論 考える+翔ぶ!
第3回 光と闇の迷宮 ミクロの世界
第3.5回(特別編) 君は宇宙をどこまで知るか
第4回 時空 悪魔の方程式
第5回 E=mc2 隠された設計図
第6回 アインシュタイン 最後の挑戦

アインシュタインロマン

NHKスペシャル アインシュタインロマン DVD-BOX
20世紀最大の物理学上の発見「相対性理論」と「量子力学」の成立と発展に深く関わったアインシュタイン。彼が到達した「知の世界」をデジタル技術を駆使して映像化。
その広大な頭脳宇宙を旅する。 光とは? 時間とは?
宇宙を支配する法則の解明に挑んだ20世紀を代表する科学者アルバート・アインシュタイン。特殊相対性理論から一般相対性理論へ、そして量子力学のパラドックスとの対決。
アインシュタインの生涯を振り返りながらその独創性の秘密に迫り、コンピュータ・グラフィックスやデジタル多重合成などの映像技術を駆使して、今まで不可能とされた量子力学の世界を映像化する。

アインシュタイン・最後の挑戦

最終回(第6回)は、アインシュタインロマンへの全面的な取材協力をしてくれたヘブライ大学(イスラエル)に配慮し、再放送もされなかったそうです。不確かな情報ですが内容の一部が宗教的に誤解を招くような表現があったとの事で、私は図書館で1991年リリースのVHS版の貸し出しを利用しました。

アインシュタインロマン DVD-BOXの最新版
には【第6回の最終回「アインシュタイン最後の挑戦」】の他【0回のプロローグ「知の冒険」】【3.5回の特別編「君は宇宙をどこまで知るか」】がセットに入っていないとの事ですのでご注意をば。

デカルトは、無限の世界の根底に神があり、人間は「精神と身体の二つの実体がある」
スピノザは、神とは自然万物そのものであり、人間の「精神と身体は同一存在である」

スピノザとアインシュタイン

アインシュタインは、スピノザの哲学を是としていたので
墓も造らせず自らの灰を川(自然)に返したのだと思います。

アインシュタインは、人間⇒自然⇒宇宙は神のゆるぎない秩序で成り立っており、きっとそれは崇高な方程式(理論)で説明できるはずだ考えていました。アインシュタインは、今際の際まで、その「統一理論」を求め続けましたが「見果てぬ夢」のまま灰となり「黄泉の世界」に旅立っていきました。いや...アインシュタインとって「黄泉の世界」=「無」なのかも知れません。

果たして人間は死んだら、精神(魂)も「無」になるのでしょうか?
次記事は「神とは誰なのか?」を見つめたヘレン・ケラーの生涯です。
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2012年12月15日

posted by たすけ at 23:53 | Comment(0) | TrackBack(0) | お気に入りサイト | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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