やさと茅葺きサイクリング(その2)

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やさと茅葺きサイクリング(その2) 常陸風土記の丘〜柿岡(昼食場所)まで

やさと茅葺きサイクリング

やさと茅葺きサイクリングで背中の新田穂高さんにご案内頂いたルートは茅葺屋敷だけではなく、「にほんの里100選」にも選ばれた八郷の素晴らしい里山風景を巡るルートでもありました。筑波山の右手前に見えるなだらかな低い山は八郷富士/柿岡富士(ふじやま)です。

にほんの里100選(八郷上青柳地区)

フラワーパークでの小休憩後に、最初にご案内頂いたのが上青柳地区
画面左奥には、時代劇の撮影にも使われる里山風景が広がります。

石岡市八郷上青柳地区

ここも電柱を消せば、侍が歩いていても不思議でない風景です。

八郷上青柳地区(薬医門)

更に薬医門をクローズアップ。
露出が合わず色が出ていませんが、瓦装飾が見事で木材も立派です。
先の震災でも薬医門は瓦ひとつずれずビクともしなかったそうです。

茅葺き屋根保存会(木ア家)

こちらは、やさと茅葺き屋根保存会の会長さんのご自宅で、手入れの行き届いたお庭も書院や蔵も、うっとりするような見事な茅葺きお屋敷でした。

筑波流茅手の技(1)

参加者の皆さんが、筑波流茅手の技を撮られていますが
軒の見事なカーブはこのように径の異なる竹材を組み合わせています。
この後、茅葺き屋根の小さなお堂のある茅葺きお屋敷を外から見学し、上曽集落へ。

やさと上曽集落

モチノキの高垣(いぐね)に囲まれた、この上曽三輪神社の氏子総代のお屋敷です。
画像ではカットしましたが、山の上には20〜30のパラグライダーが舞っていました。

上曽集落(長屋門)

NHKの番組「小さな旅」でも紹介されていたこの長屋門からお庭に入れて頂きました。

上曽集落(三輪家)

上曽集落(書院)

こちらのお屋敷にも立派な書院が併設されています。当家のおばあちゃま曰く
「ここは、お殿様が泊まるんだよ。だから母屋には玄関はないんだよ」
常総市の坂野家住宅もそうでしたが、名主クラスの農家になると仮本陣(殿様や代官の宿舎)を提供せねばならず、母屋より書院(客間)の上がり口(玄関)を立派にしておくのですねぇ。

上曽宿(綿引家)

茅葺きの旅籠

さて、上曽宿は銚子街道と足尾山と筑波とを結ぶ街道が交わるところで
ここで珍しい2階建ての茅葺きの旅籠をご案内頂きました。

旅籠の書院

おそらく、この1階は特別室(VIP専用)でしょう。茅葺き屋根の重なりが絶妙です。

筑波流茅手の技(2).jpg

筑波流茅手の技(カラクミトミ).jpg

この他、屋根の随所に筑波流茅手の職人技を見ることが出来ました♪




八郷名物のしゃも鍋

上曽宿を後にして、昼食場所の丸美屋食堂さんで八郷名物のしゃも鍋を頂きました♪
昼食時に私の隣に座られた方が・・
「実は私、にほんの里100選の選考委員の一人です。」
と自己紹介されて、吃驚しました。いろいろなご縁はつながるものですねぇ(^^)

そうそう!昼食時の自己紹介では
【にほんの里100選の結縁寺】を庭とする愚兵衛さんが最後になりましたが
新田さんが「是非、印旛の里山も廻ってみたいですね」と仰っていましたので
愚兵衛さん!是非また「結縁寺ポタ」のご企画をお願いします(^^)
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2012年12月04日

posted by たすけ at 23:55 | Comment(0) | TrackBack(0) | ちばらきチャンネル | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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