日記(うんちく放題)
村原正隆氏【株.エム光・エネルギー開発研究所】のWEBサイト「原発に有終の美を」のご紹介。猫でもわかる!水素/Na 燃料サイクル講座の続編。
風力発電革命 風車は巨大なInflator=空気入れがテーマです。
石原都知事は、太陽光発電や風力発電に否定的で
「あんな天候まかせの発電施設なんてあてになるわけない」と仰っていますが
なるほど気象予報士を息子に持つとそういう発想になるのか?(苦笑)
これが現行の風力発電の仕組みですが、確かに石原都知事が言うように、現在の風力発電は1基の発電量はわずかであり、しかも風任せなので不安定です。
拙ブログは自転車関係の読者が多いのですが、サイクリストも不安定な風向きや天候に左右されて、風の影響は肌身に染みて感じています。
そして、サイクリストなら、たいてい複数のInflator=空気入れ=エアポンプを持っています。中には圧縮空気を詰めたミニボンベをサドルバックに携行しています。なんの話だ??
えっとですね。村原正隆氏は風力発電の発想を大転換しています。
あの風力発電用の風車は巨大なInflator(空気入れ)という事です。
これまでの風力発電のしくみは、ナセル(風車に接続している構造物)に発電機を搭載していましたが。それをとっぱらって、単純に風車は回って入ってくる風をタワー内部に圧縮空気として溜め込む巨大な空気入れにしてしまう。これまでは風速で発電量が変わりましたが、圧縮した空気をタワー内に溜めて、一定または最大の風圧でタービンを回そうという仕組みです。
しかも、1基1タービンではく、多数の風車から集めた圧縮空気で巨大な発電タービンを回しますので、相当な発電量が安定的に確保できます。
なおかつ、風車は常に風上を向くように自動的に制御されますので効率的です。
石原都知事は「風力発電なんて台風の多い日本じゃいつ壊れてもおかしくない」
...と言ってましたが。
「台風もヘーキですよ。なんせ水に浮いてますから倒壊することはありません。」
んなこと言っても、そんなもの海上に造ったら
「陸地までの送電ケーブルは海底なんだろうから、海猿にでもメンテさせるのか?」
「いいえ、陸地には送電しません」
「あ"?それじゃ、なんのために発電するんだ?」
そこで前記の「金属ナトリムとは?」ですよ!
金属ナトリムを生成するには、莫大な電力が必要だったの覚えていますか?
洋上のメガフロートに建設する風力発電所は、金属ナトリム製造のためです。
「これぞ地産地消の電力...じゃなくて、海産海消の電力!」(笑)
「バカ言うな!電力使って電力燃料を作るなんて二重手間じゃないか?」
「いいえ。要は電源燃料の国産化とコストの問題です。」
「いつまでも、エネルギー資源を輸入に頼ってどうしますか?」
「風力&海水からのナトリム燃料を国産化すればエネルギー大国として安定します。」
以下引用。---
ナトリウム製造には大電力が必要です。そのため現在の市価は1500円/kg と高価です。これを採算ベースに合わせるためには、市価を95.6円以下にしなければなりません。このため、原料立地で電力立地を兼ね備えた洋上を選択したわけです。
さらに、ナトリウムを製造する工程で、副産物として真水、塩酸、硫酸、マグネシウム及び消費地の火力発電所や水素ステーションでは苛性ソーダが得られます。これら副産物は従来、大電力を用いて製造していた代物です。従って、これら副産物だけでも採算に合います。---ここまで
電力・原子力については無知の私ですが
『水素/Na 燃料サイクル』について賛否はあると思います。
それはごく当たり前なことです。
しかしながら、新しい技術や革命が起こる時、それによって利権や権威が失墜するグループから、それを認めたくないあまりに情報操作や不当な処分がくだされるケースがあるのも事実です。
私のテリトリーで言えば、丸山ワクチン然りであり。原子力に関しては、京大の小出裕章氏然りです。
【再生可能エネルギーを考える】案に関して、そのような事態にならないことを切に願っています。
今日2012年7月16日は、「さようなら原発10万人集会」を代々木公園で実施されます。
脱原発を目指す「さようなら原発1000万人 アクション」です。
脱原発派の一市民として今日の抗議集会に参加する予定だったのですが、私的な抗議表明として
■脱原発派一市民のつぶやき / 松永安左ヱ門的な話
http://sazaepc-tasuke.seesaa.net/article/281175481.html
■原発に有終の美を / 金属ナトリムとは
http://sazaepc-tasuke.seesaa.net/article/281218804.html
■風力発電革命 / 風車は巨大なInflator
http://sazaepc-tasuke.seesaa.net/article/281246696.html
で「村原正隆」著の再生可能エネルギーを考える
のWEBサイト版の紹介記事で脱原発派として新エネルギー政策の対案を示したいと思いました。
同WEBサイトのコンテンツ⇒私は何故この本を書いたのか
に同書の目次や解説が書かれていますので、是非ご参照ください。
脱原発派にとっては、残念ながら...
「原発は再生可能エネルギーが育つまでの繋ぎ」「原発に有終の美を」
という文言は納得しきれないかもしれませんが...
廃炉後も生活費(冷却用電力)を送り続けなければならないのが原発の現実です。
但し、野田政権や官僚の曖昧な、脱原発シナリオではなく
脱原発『やるのかっ?やらないのかっ?どっちなんだいっ!』『や〜るっ!』
という、きっちりした脱原発宣言と代替案が肝心なのだと思います。
私は、拡散希望とかは好きじゃないのですが...。
今日の「さようなら原発1000万人 アクション」に鑑み
もし、拙ブログやFaceBook・ツイッターを読んで頂いた方が、一人でも多くの方々に
再生可能エネルギーを考える<<原発に有終の美を>>http://kabu-m-hikari.com/
をご紹介頂ければ幸甚です。
ご本人からも、【図責:村原正隆の画像】はどうぞお使い下さいとご了解を得ています。
2012年7月16日 たすけ (株.カインドケア 橋本雅行)
☆読んで頂いて感謝なっしー♪
クリック頂けたら感激なっしー! ⇒⇒
ブログ執筆の励みになりますf(^、^;
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ごく最近、博士からスペインのお土産を頂いたのですが
「海水ナトリムから水素発電」はコロンブスの卵じゃないかなぁ?
と思っています。