自転車のエロティシズム / 女房の話

■シニアの自転車生活

タイトルの自転車のエロティシズムなんですが・・・
輪友が名器FUNAKUBO製のクロモリフレームを入手して、自分で自転車を組み上げました。
その完成写真をFacebookで拝見して・・・

魅惑のFUNAKUBO製フレーム

「美しいですねぇ〜まるで小股の切れ上がった・・・ってカンジ♪」
「対極にあるカーボンフレームは、さしずめグラマラス美女でしょ?」

このコメントのやりとりに「超、イミフ」...のコメントが続きましたので
今記事は自転車フレームのエロティシズム(魅惑)について簡単に^^;

クロモリフレームとカーボンフレーム

【クロモリ】とはクロムモリブデン鋼。
鉄にクロムとモリブデンが添加されたもので、自転車フレームの代表的な素材。
【カーボン】とは炭素繊維。
「軽くて強い」という長所から、釣竿から飛行機までと幅広く利用される素材。

スポーツ自転車(ロードバイク)のフレームは先ず軽い方が絶対的有利です。そして適度な、しなり(たわみ)が、乗り心地と推進力に生かされます。
乗馬と弓道を思い浮かべてください。
自転車も乗馬と同様、フレームやフォーク・ホイールの歪(上下運動)を受けながら走っています。この上下運動の適正リズムは人によって違います。人馬一体と言いますが...
もし、リズムが合わなかったら、ケツが痛くてたまらないし、すぐに疲れてしまいます。

弓道で、体力(筋力)に合わない弓を与えられたら(硬すぎても柔らかすぎても)
選手の実力が発揮できません。
自己の体型・体重とケイデンス(ペダル回転数)にもっとも適した
しなり(剛性・張力)をもったフレームが、最高のパフォーマンスを引き出します。

...言葉ではなかなかうまく説明できないので
ペダルレスでフレームが弓状になっている自転車を見てください。

弓状フレームのペダルレス自転車
http://blog.cycleroad.com/archives/51487158.html
http://glidecycle.com/overview/
体重100kgと50kgでは、この弓状フレームの硬さを変えてあげないと、走りづらいし、ピッチ(駆け足リズム)に合ったフレームのしなり(歪)が最高のパフォーマンスを引き出します♪

高級クロモリフレームになると、各所のパイプ内径(肉厚)を絶妙に計算して、そのしなり効果を発揮します。カーボンフレームはさらに外観(形状)も自由に設計できるので、セクシーな曲線(ボティライン)も可能になります。

小股の切れ上がった美しさのクロモリ

「小股の切れ上がったいい女」とは、(和服を着た女性の、すらりと粋な様子・女性の足がすらりと長く、いきな姿・きりりとして小粋な女性の形容)というような、凛とした粋なスレンダー美人ってカンジ♪ですね。しかも、この写真のHigashikawa LEVANTのフレームは新品ではなく中古フレーム再生品...ってのが凄いでしょ?(^-^)

グラマラス美女的なカーボンフレーム

グラマラス美女...は説明不要でしょう(^^;) まぁマリリン・モンローというか、カラフルなボティコン姿のF1ガールやバドガールってカンジ♪ですね(^-^)
注.カーボンフレームでもきりっと精悍なフレームもありますヨ。




仮に、女房の名前をクロモリ・カーボンとすると...
「うちのクロモリは、乗り心地最高だぞ。どこまでも果てしなくイカせてくれる」
「うちのカーボンだって、乗り心地柔らかいし、疲れず何度でもイカせてくれる」

....あ!これじゃ、ただのオヤジのエロ話になってしまう(^^;)

肝心なのは、クロモリ・カーボンの扱いと、古女房になった場合なんです。
クロモリ女房は、錆ますが耐久性は抜群で、何十年も連れ添うことが出来ます。また喧嘩(衝撃)でヘソ曲げても、なんとか修復が可能です。
カーボン女房は、錆ませんが紫外線等で劣化し、耐久性は約十年くらい?と言われています。
なので保管は大事に屋内で、大きな衝撃が加わった場合、ポキっと折れて修復は不可能です。

「うちのクロモリは、まだまだ元気だぞ。ま、今俺の体力じゃしなりがきついが」
「うちのカーボンは、すっかりヘタれたかもなぁ、大事に扱ってきたんだけどなぁ」

....って。結局こんな事書いたら、世の女房様方に怒られそうですが(^^;)
縁あって女房(相棒)となった愛車はどちらも大切に扱うことが肝心ですね♪


自転車バカが集まると、たいてい愛車の自慢話や新車購入の不安話が出てきます。カーボンは自転車フレームとしては歴史がまだ浅いので、実際の耐用年数で確かな事は言えないのですが...
でもクロモリは『100年乗っても大丈夫♪』って、CMが流れてもおかしくないと思います。

自転車愛好家には、自転車の魅惑(エロティシズム)に魅了され、自転車の画像を撮りまくっている方もいらっしゃいます。ま〜自転車バカにとって、乗っても乗らなくても・・・
「いや〜自転車って本当にいいものですね♪」...by水野晴郎さん風味

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2012年02月18日

posted by たすけ at 20:32 | Comment(5) | TrackBack(0) | ■シニアの自転車生活 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
10年後の「電動」に期待しましょう。
バッテリーもモーターも軽くて強いモノが出来るだろうなぁ。
Posted by しゃあ あずなぶる at 2012年02月19日 06:13
カーボン車は乗ったことがないので分かりませんが、アルミからクロモリに乗り換えると、もう後戻りができないほど、クロモリの乗り味は素晴らしいです。

真ん中のブルーのピストフレームも美しいですね。トップチューブとシートチューブがほぼ同じ長さで、しかも、後ろ三角の山頂が鋭角の二等辺三角形なのが美の定理(小股切れの法則)かと存じます。

それに対して、カーボンのシルエットは、どことなくガウディ風ですね。

たすけさん、VIVALOのクサカさんがお元気な内に、一台いかがですか。
Posted by 断腸亭 at 2012年02月19日 20:36
>しゃあさん
要するに、モーターの軽量化には限界があるでしょうから
フレーム自体が軽い素材でバッテリー兼用になればいいと
なんてことを文系の私は、なんの根拠もなく考えています(笑)


>断腸亭さん
早くて来年の秋以降ですねー あともうちょっとの辛抱が続きます。
リンク先や断腸亭さんbunaibuさんらの記事を読むとクロモリに
傾きかけているのですが、先ずはカールトンMのようなカーボン車も・・・
まだ1年半もありますから、じっくり悩みます^^;
Posted by たすけ at 2012年02月19日 22:42
流石さすけさん。際どい話もサラリと書きますね。私も次の車を思案しますが、初めて乗ったアルミ車が、可愛くて深く愛しております。まあ、もっとも足回りは全部入れ替わりましたけどね。小股の切れ上がった女も、グラマラスな外人さんも、どちらも魅力的です。
Posted by kincyan at 2012年02月20日 07:12
>kincyanさん
さりげなくというか、中途半端というか、ですが^^;
人によっては、アルミ車が最も良いという方もいらして
結局は自転車は己の高揚感を高める嗜好品と考えてよいのかも知れませんね。

ご近所まったりポタ専科の私にとって、特にロードが必要な訳じゃないんですが
ツーリング参加の際の足手まといを考えると、軽くて速いロードは必要かな?
...という思いから、いずれはロード1台を入手したいと考えています^^
Posted by たすけ at 2012年02月20日 09:18
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