なぜ?どうして?気象庁は放射能拡散予報を出さないの?

日記(言いたい放題)

なぜ?どうして?気象庁は放射能拡散予報を出さないの今記事の冒頭に...
藤波心さんのブログ記事の最後の一節を引用させて頂きますが、記事のきっかけは
なぜ?どうして?日本政府は情報開示をしないの?】で、その続編になります。
私には、福島原発の煙が、
不謹慎かもしれませんが、
そんなパンドラの箱を開けてしまった私たちを死滅させる
巨大なバルサンか、ゴキジェットに見えます…。         藤波心
あなただけじゃないよ!
私を含めて多くの日本人は、そう思いたくないという気持ちが勝って、心の中に押し込めているけれど諸外国からはたぶんそう見えていると思います。実際日本を脱出していく多数の外国人や、救助隊を緊急帰国させたドイツの方針を見ればわかります。

下記2つの画像は[DWD=ドイツ気象局]が予測した3月27日(日)と3月28日(月)の福島第1原発からの放射能(=放射性粒子)の拡散予想(=予測)図です。
【*色分けは実測値ではなく濃度の割合です。*日本とドイツの時差は-8時間です】

3月27日の放射能拡散予測
3月27日(日)画像クリックで拡大します
三陸沖の低気圧の影響で放射性粒子は、南東方向に流れた後、洋上で北西方向に拡散していく

3月28日の放射能拡散予測
3月28日(月)画像クリックで拡大します
低気圧が北へ抜けた後、放射性粒子は福島原発から放出後、太平洋近海付近で漂ってから拡散

6時間毎のアニーション(発生〜拡散の様子)
↑クリック↑でDWDにジャンプ後動作(3日分を毎日更新しています)

ドイツに限らず海外ではこのように日本の放射能拡散状況を伝えていますので、そりゃ外国人が日本を離れたくなる気持ちはわからなくはないです。もし、逆の立場だったら日本政府も帰国を奨励するでしょう。

普段から自転車に乗っていますので、風向きが予報とちがったり、風向きが突然変わることは承知しています。でも、見えない・臭いもしない放射能から、できるだけ自分の身を守るためには、こうした予測を出してくれたほうが、わかりやすいし、納得すると思います。

こんな画像は転載するべきではない?
不安や混乱を増長するだけ?
知らなかったほうが良いこともある?


私もそう思うケースがあります。
でも私たち日本人は、日本から逃げ出す訳にはいかないのです。
私は、事実を隠したり曖昧にするほど、不安と混乱が増長すると思います。
今後も放射能拡散の現実を受け止めて、私たちは生活していかなければなりません。

今、一般市民が自分の住む町でガイガーカウンターを設置して放射線濃度を計測してますが、機器・規格がマチマチですし、統一したデータではないので不十分です。放射線濃度は文部科学省がモニタリングポストで観測をしていますが、わずか都道府県に1ヶ所ずつでは全く不十分です。気象庁は全国1300ヶ所にアメダスを設置しているのだから、せめて関東・東北地域のアメダスに放射線観測機器を併設すればいいのに・・・

なんで放射能のモニタリングが文部科学省なんだ?
なぜ?どうして?気象庁がこれをやらないんだ??


実は気象庁は平成17年度まで大気・海洋の放射能観測を行なっていました。ところがこちらの経緯(事件?)説明に、まるで念書?のような記載があります。注目点は下線部です
 放射性同位元素等の管理が不適切だったこと、及び昨年、文部科学省の指示に基づき庁内において管理下にない放射性同位元素が放置されていないかどうか調査を行ったにもかかわらず、今般、放射線源が発見されたことについて、文部科学省から気象庁に厳重注意が行われるとの連絡を受けました。
 気象庁は、これを受け、文部科学省へ放射線同位元素等が管理区域外に保管されていた経緯、原因及び再発防止策の報告を行うとともに、これ以外にも管理下にない放射性同位元素がないかどうか再度徹底的な調査を行いその結果についても報告します。
気象庁は国土交通省管轄ですが...
放射性物質の管理について、文部科学省から怒られちゃいました!
なので、今後は放射能観測は気象庁じゃ、一切やりませ〜ん!
どうぞ、今後は文部科学省の方でやってくださ〜い!


私にはまるで、子供の喧嘩?のような、省庁間の権威争いのように読み取りました。

原発の監督機関、原子力安全・保安院は経済産業省の管轄です。
その原子力・保安院のHP上にちゃんと掲載されているSPEEDI(スピーディー)ネットワークシステム
緊急時迅速放射能影響予測(SPEEDI)ネットワークシステムは、 万一、原子力発電所等から大量の放射性物質が放出されるという事態が発生した時、放出源情報をもとに周辺環境における放射性物質の空間濃度・線量等を地形や気象を考慮し迅速に予測するシステムです。

このシステムは、(財)原子力安全技術センターに設置された中央情報処理計算機を中心として、経済産業省原子力安全・保安院緊急時対応センター、 原子力発電所などが所在(または隣接)する地方公共団体及び(財)日本気象協会を専用通信回線により結び、平常時には、各地方公共団体のモニタリングステーションからの放射線情報や風向・風速などの気象観測情報を10分毎に、 また、(財)日本気象協会からのアメダス情報を1時間毎に受信し、6時間先までの風向、風速を予測計算して緊急時に備えています。

万一、原子力発電所等で事故が発生した場合、予測された風向・風速の結果と放出源情報から、 大気中、地表面の放射性物質の濃度計算を行い、更に、この濃度計算の結果から外部被ばく線量等の線量計算を行います。

これらの結果は、原子力発電所を中心とする25km×25kmの地図上の図形出力として、緊急時対応センター及び原子力災害現地対策本部に送られ、防災対策を講じるための重要な情報として活用されます
このデータ情報を、なぜ?どうして?毎日開示しないの!?
まさかとは思いますが、各省庁間で
「放射能観測はうちの管轄じゃないもん!」
という、責任回避の擦り合いをしていないでしょうね?

文部科学省がやっているモニタリングポストでは網が粗すぎます。
せめてメソγスケールの2〜3倍の網で放射能測定しないと意味がないでしょ?
なんで早急に、アメダスにモニタリングポスト(放射線観測器)を併設しないの?


気象庁にすれば
「気象予報士の資格に放射能科目はない」
「記者会見で放射能に質問されても答えようがない」

なんて言い訳が返ってきそうですが...
もしかして、気象庁は政府の指示で情報開示を止められている訳じゃないでしょうね?

今、そんなこと言ってる場合じゃないでしょ!!

そんな予報を出せば、ますます国民の不安を増長する。
正確な見解・予報が出せないなら、やらないほうがまし。

と考える方もいらっしゃるとは思いますが・・・

14歳の中学生が批難覚悟で・・・記事をアップしたことに、私も勇気を頂きました。
今、福島原発から放射能が漏れている中で、生活していかなければならないのはみんなわかっているのだから... 危険ですor安全です それぞれの立場・見解によって言うことが正反対なことは仕方ありませんが...

福島原発事故は日本だけの問題ではなくなっています。
情報開示が遅れるほど、日本国内は混乱し、諸外国からの信用も失墜します。
海外の情報を【知るもの】と【知らないもの】の情報格差が混乱を招いています。
今起こっている現状を、ありのままに、速やかに伝えることが日本国民にとっても、世界にとっても重要なことではないのでしょうか?

1月末に噴火した霧島山系の新焼岳の火山灰降下予報は、日本の気象庁が発表していました。
私にとって大きな疑問は、ドイツをはじめ各国の気象局が発表している福島原発からの放射能予報は日本周辺の気圧配置から風向きを計算していると思うのですが、これは日本が打ち上げた気象衛星ひまわりのデータを使っていると思うのです。
なぜ?どうして?自国の気象衛星のデータが外国で使われているのに、日本自ら気象データを使って放射能拡散予報を出さないの?ますます日本政府が情報開示を怠っているのではないか?という疑念が深まります。

万が一、放射能の天気予報(予測)が日本ですぐに無理だったら
[DWD=ドイツ気象局]の情報を字幕で流したっていいじゃないですか?
外国人の天気・放射能予報士に解説してもらったっていいじゃないですか?
気象庁・保安院・文科省のスペシャリストを集めた特別チームって作れないの?

日常生活で天気予報の、最低・最高気温とか、台風情報で、風速何mとか、何ヘクトパスカルで洗濯や避難行動をとっています。原発事故(放射能汚染)で、国民が求めているのは、曖昧な言葉の繰り返しではなく、データ(数値)の迅速な情報開示だと私は思ます。

この先、数週間?数ヶ月?数年?どれだけ放射能拡散予報なかで生活しなければならないのか、わかりませんが。だんだんと濃度(数値)が低くなっていくことを、わかりやすく見ることができる情報があれば、国民にとって一番の安心材料になる。.....と。私は思います。



PS.昨日の報道で実に日本的な報道だと思ったのは、福島県三春町で、役場の判断で住民に「安定ヨウ素剤」の配布をした件で、「県に無断で配布した」「国に無断で配布した」という点にスポットが当たったことです。
表向きは「使用上の注意喚起に落ち度があった、安全の配慮が欠けた」...ということになっていますが。私から言わせれば、県も国も副作用が生じた場合に「こっちの責任じゃないからね」...という責任回避を言いたいだけじゃん。

今日本が変わらなければならないと思うのは、省庁管轄や責任問題などに囚われず、緊急課題への迅速な行動力だろうと、思っています。 今回は、かなり言いたい放題しましたm(_ _)m

*4/4追記
東京電力福島第一原子力発電所の事故で、気象庁が放射性物質の拡散予測を連日行いながら、公開していなかったことに関し、枝野官房長官は4日午後の記者会見で、「少なくとも隠す必要のない情報。誤解を生まない説明を付けて、公表すべきだった」と述べた。
 気象庁の予測は、国際原子力機関(IAEA)の要請に基づくもの。国境を越える放射性物質汚染が心配されるときに、各国の気象機関が協力して拡散予測を行う。
 同庁では、東日本大震災当日の3月11日から毎日1〜2回、拡散予測を計算している。
やはり...日本政府の指示で放射能拡散予測の情報開示を怠っていたようです。
はぁ〜...どうしてこう、いつも後手後手になるんだろう。

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2011年03月27日

posted by たすけ at 00:00 | 日記(言いたい放題) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする