そこへうさぎが飛んできて♪ ころり転げた木の根っこ♪
もともとは、韓非の著書である「韓非子」の中の一節である。
「宋の国で、畑を耕している男がいた。荒れた畑には
切り株があり。ある日ウサギが突然駆けてきてその
切り株に当たり、死んでしまった。 それからは
男は真面目に畑を耕すのはやめて、切り株の傍で
じっと見張りをしながら、ウサギが飛び出してく
るのを待ち続けた。 しかしウサギは二度とは手
に入らず、その男は 宋国中の笑い者になった」
<この故事をもとに、北原白秋が詩にした童謡が>
まちぼうけ、まちぼうけ、ある日せっせと野らかせぎ、
そこへうさぎが飛んで出て、ころりころげた木のねっこ。
まちぼうけ、まちぼうけ、しめたこれから寝て待とうか、
まてばえものは駆けて来る、うさぎぶつかれ木のねっこ。
まちぼうけ、まちぼうけ、きのうくわとり畑仕事、
今日ほおづえ日なたぼこ、うまい切り株木のねっこ。
まちぼうけ、まちぼうけ、今日は今日はで、まちぼうけ、
明日は明日はで森のそと、うさぎ待ち待ち、木のねっこ。
まちぼうけ、まちぼうけ、もとは涼しいきび畑
いまは荒野のほうき草、 寒い北風、木のねっこ。
昔、母がよく子守唄替わりに歌ってくれた童謡である
私はこの詩がメロディーとともに脳裏で反芻(はんすう)
される。
この童謡から、子供が詩の意味を汲み取ろうとすれば
「人はちゃんと汗水流して働かないとお金は得られない」
となる。
私は株式とか株というと、どうしてもこの守株の歌が
染み付いており、デイトレード等で金を得ようとする
風潮は私には肌が合わないなぁ・・と常々思っていた。
だが、韓非が守株で謂わんとしたことの本来の意味は
「人はきちんと汗水流して働かないとお金は稼げない」
ではない。

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