いつかあなたが鳩山由紀夫になる日 マスコミ方便放題

日記(言いたい放題)


いつかあなたが鳩山由紀夫になる日
誰かの陰謀で、あなたが発した言葉の揚げ足をとられて
連日マスコミからloopy【くるくるパー・愚か者】扱いされる日を想像してみてください。
これは今、拙ブログを読んでいるあなたや、私自身へのサジェスチョンです。

最初に断っておきますが、ルーピー鳩山と名づけられたのは2010年4月14日発行のワシントンポストがきっかけでした。これをネタに日本のマスコミや野党が一斉に使い出した訳ですが、同紙の英訳(ニュアンス)を正しく伝えたマスコミは皆無に近く、米国在住のコラムニスト岩谷文太氏などは日本のマスコミの英訳能力を酷評しています。

引用---
このワシントンポストのアル・カーメン氏によるコラムは、核サミットに関してのみ書いたものではなく、各方面でなかなか進展しない諸問題を『サミットにリーダー達が、そしてそこらにもリーダー達が』という題名で一括りにした雑感的な内容のコラムである。 そしてカーメン氏のコラムコーナー全体は『In the Loop』と題されている物であり、鳩山首相を形容した「loopy」は、恐らくコラム『リーダー達が』のテーマである「loop」(いつまで経っても進展しない堂々巡り) と、自身のコラムコーナー全体のタイトル『In the Loop』をかけたものではないかと思われる。 しかし、日本のメディアは揃って鳩山首相の部分のみを取り上げ、その多くが胡錦濤と比較された事に反応しているため、実際の意図よりも日本側には大袈裟に受け取られているきらいはあると思う。
---ここまで

まぁこの騒動後、鳩山前首相自らが「私は愚かな首相かも知れない」と発言してしまいましたし、議員辞職発言の撤回など、一貫性のない(ルーピーな)態度には私自身も呆れ果て失望してしまったのは事実なのですが。
しかし今回言いたい事は、連日のマスコミのあまりにも低俗な揚げ足取り報道に辟易しているということです。私、低俗番組は嫌いではないのですが、これほどに、たんなる言葉の揚げ足取りを各メディア一斉に取り上げていると、なんか裏でもあるんかい!?と疑ってしまいますね。

鳩山前首相の「方便発言」のきっかけは2011年2月13日発行の沖縄タイムスでした。
引用---
鳩山由紀夫前首相は12日までに沖縄タイムス社のインタビューに応じ、米軍普天間飛行場の移設をめぐる政権時の取り組みや対米交渉の全容を語った。移設先を名護市辺野古と決めた理由に挙げた在沖海兵隊の抑止力について「辺野古に戻らざるを得ない苦しい中で理屈付けしなければならず、考えあぐねて『抑止力』という言葉を使った。方便と言われれば方便だった」と弁明し、抑止力論は「後付け」の説明だったことを明らかにした。
 さらに「海兵隊自身に抑止力があるわけではない。(陸海空を含めた)四軍がそろって抑止力を持つ。そういう広い意味では(辺野古移設の理由に)使えるなと思った」と語った。前首相が抑止力を後付けとする理屈を挙げたことで、あらためて日米合意の是非に関して論議を呼びそうだ。
 09年の衆院選で「最低でも県外」と掲げたことについては「民主党の沖縄ビジョンに書かれていることを言った。順序立てた見通しがあったというより『しなければならない』という使命感だった」と述べ、戦略性が欠如していたことを認めた。結果的に実現できなかったことには「詰めの甘さがあった。申し訳なく思っている」と陳謝した。

---ここまで

この時、記者が「それは方便としてですか?」
「いや方便というより、苦渋の決断だった。」
とか、あるいは、記者が
「それは建前としてですか?」の問いかけだったら
ここまで「方便という言葉」で揚げ足を取られることもなかったかもしれません。

まぁしかし、そんな言葉のやりとりはホントにどうでもいい訳で、キャスターやコメンテーター、そして国会議員までも口々に鳩山前首相の「方便発言」を非難するだけで、沖縄基地問題(普天間基地移設)の根幹に誰一人触れません。せいぜい...
「沖縄県民の長年の労苦を思えば....」
と言うだけで、それこそなんの解決策(悟り)も示さない方便のオンパレードじゃないの??
国会議員やマスコミが本来なすべきことは
「どう沖縄基地問題を解決すべきなのか?」「今後の日米関係をどう構築していくのか?」
そういう根本的なテーマとして論議・放送すべきじゃないの??

沖縄タイムス発行の前日2011年2月12日に読売オンラインにアップされた記事。
引用---
米民主党の重鎮で知日派のダニエル・イノウエ上院歳出委員長は10日午後(日本時間11日未明)、「米日評議会」の記者会見で、沖縄県の米軍普天間飛行場移設問題について、「この夏に行われる日米首脳会談において解決されるだろう。我々は辛抱強いが、米国があとどれだけの間、何もしないまま見守っていられるかはわからない」と語り、日本政府に早期解決を強く迫った。
 同席していた藤崎一郎駐米大使が慌てて、「この問題に期限はない」と日本政府の立場を説明したが、イノウエ氏はその後の評議会式典あいさつでも、同様の発言を繰り返した。
 イノウエ氏の発言は、米側の厳しい認識を日本側に伝え、移設関連予算の削除や凍結などの動きが具体化しないよう、クギを刺す狙いがあるとみられる。

---ここまで
ダニエル・イノウエ上院議員(87歳)は米国議会在職約50年の最長老で、日米外交の首領(ドン)のような存在です。このダニエル・イノウエ議員の記者会見は、2月10日からワシントンで始まった日米外務・防衛担当局長会議(実務会議)とリンクしています。
日本側からの出席者は梅本和義外務相北米局長と高見沢将林防衛省防衛政策局長、米国側はキャンベル国務次官補、グレグソン国防次官補が出席しています。この協議内容...つまり
『米国が日本側に何を要求して、日本側がどう譲歩したのか』
は一切知らされなし、報じられません。
まぁ国防に関することなので、すべて明らかにされることはないのでしょうが、驚くべきことは国民に知らされないどころか、菅首相や前原外相に対してさえもすべては知らされないのです。

鳩山前首相を擁護するわけではありませんが、沖縄基地問題(日米同盟)のイニシアチブは官僚が握っていて、外務大臣おろか首相さえもすべて官僚主導で動いているのが日本外交の実情です。
このような現実を、かつて田中真紀子元外務大臣が外務省を評して「伏魔殿」と言ったことがあるように記憶しています。

誤解されないように断っておきますが、私自身は官僚主導外交を批判をしている訳ではありません。首相が1年も持たないようなこの国では官僚がイニシアチブを握っていなければ外交は成り立たないでしょう。しかしながら、大臣や首相発言の揚げ足取りを官僚がリードしてマスコミ誘導しているとしたらそれは許し難きことです。
まぁそういう官僚を統率できる人望厚い首相が出てこないのも問題だし、なにより正面切って日米安保のテーマを報じる番組がないことが問題です。

私達より少し上の世代の方は安保闘争にどっぷり浸かった世代ですが、私自身は60年安保の時は幼児でしたからほとんど記憶になく、70年安保の時にはたまたま上野に出かけていて、安田講堂の上を飛ぶヘリを見にいって催涙ガスを吸ってしまい、大変な思いをした記憶があります。
まぁ現在ならあの頃の反米運動には発展せず日米安保が
「どういう軍事分担だったら日本国民全体が是とするか?」
というのがテーマになると思うのですが、それを避けて沖縄基地問題は解決する筈がないと思います。マスコミがそれを論じないで、ただ政治家の言葉の揚げ足取りをしている間に、国民が知らないところで日米安保協議がどんどん進んでいるが今の現実じゃないでしょうかね。

ダニエル・イノウエ議員の記者会見で。
『普天間問題は、この夏に行なわれる日米首脳会談において解決されるであろう。』
と、予測?確信?と思われる発言をしています。もしも本当にこの夏の日米首脳会談で(誰が総理になっているかわかりませんが)米国が満足する形で解決するとすれば、今回の言いたい放題のエントリーが"残念ながら"的を得ていたということになってしまいます。

2月13日の沖縄タイムスの鳩山前首相の「方便」や「失言」発言を騒ぎ立てるより
2月11日のダニエル・イノウエ上院議員の「普天間問題は解決するであろう」発言を
マスコミは取り上げるべき使命があると思うのですけどねぇ。

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次記事は、政治失言ハンター 僻地温泉ハンターの予定です。

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2011年02月18日

posted by たすけ at 00:00 | 日記(言いたい放題) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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