日記(言いたい放題)
何かのために sengoku38の告白 一色正春著 以下は書籍のキャプション。
sengoku38のハンドルネームでYouTubeに尖閣諸島での中国漁船と海上保安庁の巡視船の衝突ビデオを投稿した元・海上保安官の一色正春氏。なぜ彼はビデオを公開しなければならなかったのか?
誰に、何を訴えたかったのか? いつ、どのように決意し、どうやって行動を起こしたのか……。ビデオを入手した様子から、政府が非公開を決定したときの驚愕、そして決意まで、全てを白日の下にさらす独占告白手記。
一色氏はどのような思いから映像の公開に踏み切ったのか?
『何かのために sengoku38の告白』出版前の2011年2月14日に、日本外国特派員協会で行われた一色正春氏の会見動画がアップされました。
尖閣諸島沖の中国漁船衝突映像流出事件で国家公務員法(守秘義務)違反容疑で書類送検され、起訴猶予処分となった一色正春・元海上保安官の会見
会見の動画(YouTube)は、全部で90分ほどあり、その2 その3は以下。
元海上保安官一色正春氏講演その2 元海上保安官一色正春氏講演その3
本来このような内容はノーカットですべて一色氏本人の話を聞いたほうがいいと思うのですが、そんな長時間見ている時間などないという方は、Business Media 誠の堀内彰宏記者のレポート平成の二・二六事件!? sengoku38氏が語る「尖閣ビデオ」事件の真相をご参照ください。
【Business Media 誠】では元海上保安官一色氏の行動を、自民党谷垣総裁の言葉を引用し平成の二・二六事件!?としていますが、一色氏の所属が海上保安庁・神戸海上保安部でしたので
私は『平成の赤穂義士』を副題としました。神戸(赤穂)という地の共通点以外にも、あえて公儀(政府)に逆らって信念を貫いた事、受け答えを含む所作の潔さ、庶民(国民)からの絶大な賞賛という点で、一色正春氏と赤穂義士が重なるように思います。
一色氏の行動について私自身も「義」と賞賛しますが、「機密を守らなかったことは、公務員のあり方から逸脱している」「世が世なら切腹もの」と非難される方もいると思います。また本を出版したり講演会に呼ばれる行為を「売名行為」と非難する方もいるでしょう。しかし「売名行為」と非難される方は、あなた自身が一色氏と同じ立場となったとき、いかにマスコミ報道が真実を報じていないか、いかに恣意的に報道しているかを思い知ることになるでしょう。
本の出版や講演会は事件前から本人が望んだものではなく...一色氏も「もう、正直面倒になってしまいました」と発言していましたが、何度も同じ質問をされ、且つ、正しく報道されないのであれば、誰でもそう対応せざるを得なくなることを理解されるべきでしょう。
一色氏ご本人は、「自分の考えを人に押し付ける気はない、ビデオを見た方がそれぞれに判断して頂ければそれでいいと思います。」と言っていました。私自身が、一色正春氏が日本外国特派員協会で語った言葉で印象的だったのが
■もし、日本と他国との間に争いが起こった時、片方の言い分だけではなく、日本の言い分もぜひ聞いてください。なぜかと言うと、日本が長い方はご存じだと思いますが、日本には「自らのことを多く語らない」ということを美徳にする文化があります。それにより、過去にいろんな失敗をしたケースがあります。PS.ちなみに日本外国特派員協会の会見以前に、一色正春氏に対して起訴猶予処分が出た後、よみうりテレビのインタヴューを受けた時の映像が こちら(T) と こちら(U) ですが、この2つの動画は、いずれ削除されてしまうかもしれません。
■現在、日本において、みなさまのような海外メディアの注目度が高まっています。自国のニュースでも、海外のメディアを通じて情報を得ようとしている人が、最近多くなっています。それは信頼度の問題です。
■我々国民は数ある選択肢の中から誰が本当の情報を流しているか、誰が流さずにいるかということに気付き始めています。それを見極めて、正しい情報のみを取捨選択すること(の重要性)に多くの人が気付き始めています。
次記事は『いつかあなたが小沢一郎になる日』の予定です。





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一色さんの行動に関しては、私も賛同するものです。そして、たすけさんが枠内で示した三点について、全く私も同感です。
自分の取捨選択が正しいかどうかは分かりませんが、若い頃に習った日本史などについても今はかなり疑問に感じることが多いです。
このエントリーは前記事、赤穂義士の話題から強引につなげちゃったのでf(^、^;)
でも一色さんは、実に爽やかな方でしたね^^