■泡沫(うたかた)日記
おしどり夫婦と良く言うけれど、オシドリは毎年パートナーをチェンジするし、子育はオシドリのメスの完璧な母子家庭になるらしい...「あ!それなら我が家は、間違いなくおしどり夫婦だわ」と頷く人も多いかも?(笑)

その点カイツブリ(にほ鳥)は、見た目は地味だけど、夫婦仲がよく子育ても共同作業なので男女仲の良い例えとして「枕詞」に使われていますが、一方潜水名人なので「潜(かず)く」にかけて地名「葛飾(かづしか)」の枕詞にもなっています。

万葉集の東歌(あずまうた)に
にほ鳥の 葛飾早稲(かづしかわせ)を 饗(にへ)すとも その愛(かな)しきを 外(と)に立てめやも
「葛飾の早稲米を神様に供える神聖な夜は、身を清く(禁欲)しなければいけないのだけど、もし愛しいあの人が来たら、外に立たせておくことなどできないわ、きっと 迎え入れてしまうでしょう」
というなんとも艶かしい恋歌碑が、江戸川を挟んで三郷市や流山市の神社や公園に彫られています。

せっかく実った稲が台風シーズンの洪水で、泥水に浸かったりすることは現代でもありますが、今でこそ、バイオ技術で成長が早く強く倒れにくい稲を作ることができますが、古代の日本では台風の来る前に収穫ができる葛飾早稲は大変貴重で、いち早く神様に供えることのできる価値のあるお米だったのでしょうねー。
それにしても、この東歌の枕言葉に「にほ鳥の・・」をもってきたのは、単に「葛飾早稲」にかけただけでなく、にお鳥のように、相思相愛の愛を込めた歌だと解釈しても良いのではないでしょうか?
なんだ??なにが変わったんだ??
もしや彼氏でもできたか??
と思っていたら、目元パッチリに変わっていたのですねー
まぁ稲穂が出てきてイネの開花が始まる頃、米の豊作を願って各地で夏祭りが行われてますが、夏祭りの季節は、いつの時代でも恋が芽生える季節なのかもしれませんねー(笑)
目元パッチリといえば、今日のTV番組(変身ビフォーアフター?)平凡なお団子屋さんの、お姑さんお嫁さんが目元を変えただけでまるで別人のように変貌していてびっくりしました。
まぁ女性は年齢に関わらず、目元や口元を変えるだけで、ずいぶん印象が変わるものですねー
![]() |
|





☆読んで頂いて感謝なっしー♪
クリック頂けたら感激なっしー! ⇒⇒
ブログ執筆の励みになりますf(^、^;
【■泡沫(うたかた)日記の最新記事】
- すごい男が、身近にいたもんだ!
- やってみなはれ!やらな、わからしまへんで..
- 暫し休憩いたしますm(_ _)m
- お引き合わせ
- 笹の葉、梶の葉、タラヨウの葉
- 心のともしび / そっと後押し きょうの..
- ビハーラとホスピス / ダーシャと光明
- 夏休み、天文少年等が夢の・・・星の写真展..
- イネの花とトウモロコシの花 / どうでも..
- ○○ったらシェア
- 人生ラーメン / 第二の人生
- 「雪」雪でした! / なんだかなぁ〜
- 感心させられた事 / これがまた粋な人!..
- 感心させられた事 / 街の宝を掘り起こせ..
- いつかどこかで見たことある風景
- 宇都宮餃子応援ソング / ギョ!ギョ!ギ..
- 久留里(くるり)〜 飯給(いたぶ)/ ス..
- 置かれた場所で咲きなさい / 人の心すな..
- タモリ俱楽部やブラタモリ的な? / 大人..
- 府中誉酒造の渡舟 / 大人の遠足[高浜〜..