日記(家族・子育て)
法要とは、故人を供養する仏教用語で追善供養ともいいますが、厳密に言うと僧侶にお経をあげてもらうことを「法要」といい、法要と後席の食事も含めた行事含めて「法事」と言うので、七回忌や十三回忌などを行うことを通常「法事」と言っていますね。
7月18日に自治会のメイン行事の「夏祭り」を終えた後19日〜20日は、母方の祖母の「十三回忌」と叔父の「七回忌」の法事のため那須塩原市に行っていました。法要の読経の前に住職から『法要とは、故人が設けてくれた人と人との縁「この人がいたから自分がいる」というつながりを再確認し、故人への感謝と自分自身を見つめ直す機会です。』と講和がありました。
この墓には、30代で亡くなった祖父、50代で亡くなった叔父、80代で亡くなった祖母が眠っています。
祖父が亡くなったのは昭和23年なので、当然私は生前の祖父を知りませんが、祖母の家に飾ったあった駅長帽をかぶった祖父の顔は、亡くなった叔父に良く似ていて、その叔父に似ているのは私であると、よく叔母たちから言われていました。
ところが祖父と同じ年齢となった叔父の長男(私の従弟)に久々に再会したら、祖父にそっくりになっていて。そして叔父の次女(私の従妹)は私の娘そっくりになっていて、血のつながり(DAN)の不思議を再確認した次第です。
仏教における法要の日程としては・・・
死後七日ごとに四十九日まで行う忌日法要(きびほうよう)と
一周忌、三回忌、七回忌、十三回忌などの年忌法要(ねんきほうよう)があり
それ以降は、二十三回忌、二十七回忌とつづき、三十三回忌を締めくくりとして、故人は菩薩(ぼさつ)の道に入り「ご先祖さま=守り神」となると言われています。
そして三十三回忌や五十回忌をもって「弔い上げ」とし法事の締めくくりとしているようですが・・・
今月の5日に、故石原裕次郎二十三回忌の法要が国立競技場で盛大に行われましたが、だいたい一般的には、祖父・祖母の十三回忌の法事が、子,孫,曾孫までの親族が一同に集まれる最後の機会でしょうねー。
この画像は祖母の家の裏に広がる林で、私が幼い頃は、毎年夏休みはこの道を抜けて10分ほどの那珂川の河原で遊んでいました。いつの頃からかここで胡桃の木が成長し、夏には昨秋に落ちた古い実と、今夏に落ちた新しい実が沢山散らばっています。
米国では子孫繁栄の願いを込めて、結婚式の際にクルミを撒く習慣があるがそうですが、毎年々沢山の実を落とすクルミの木を見ていたので、なんとなく子孫繁栄(子沢山)がわかるような気がします。
まぁ、だけど開拓民として移住してきた人々が、成長も早く木材(ウォールナット)としても利用価値の高いクルミの特性も考えなのだろうなぁと思いますが・・。
胡桃の木は、たいていは河原や沢筋に沿って自生していて、椰子の実が海流に乗って遠くの島まで子孫を残すように、山の奥でこぼれた胡桃の実は、川の流れに乗って「どんぶらこ、どんぶらこ」と川下に流れついて子孫を残していきます。
祖父と祖母からこぼれた胡桃の実は子,孫,曾孫,合わせて30個以上に増えましたが、私からこぼれた胡桃の実は1個のみ^^; この1個の胡桃の実からは、果たしていくつの実がなり育っていくのかなぁ・・・
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私のところは父の十三回忌を済ませてから頼りにしていた伯父が亡くなったりで、今後青森の墓をどうしてゆくか親戚同士で話し合っています。それぞれに事情があり・・・。
私もそういうことを人任せに出来ない年齢になったということですね。
そうなんですよねー。
私の場合は父・母がそれぞれ別々に墓を確保しています(苦笑)
私の弟二人は独身ですし、すべて私の娘一人に墓守がかかってしまうので...いったいどうなることやらです。
お墓の管理は、私ではありませんが、弟夫婦は遠方に住んでいるので、毎月の墓参りは、私がしています。
今の時期、雑草が生えるし、植え木の手入れもしなくては・・・。
でも、私が生きている間は、お世話をしようと思っています。
電車と徒歩で、片道2時間弱のところです。
配偶者の両親は、生きているうちにお墓を建てました。
今は、配偶者の母親が眠っています。
すでに、配偶者の両親が、墓石に息子たち(私の配偶者と兄弟)とお嫁さんの名前を刻んでいます。
ただし、私自身の名前は刻んでいません。
私はお墓も戒名も要りません。
某海に、散骨するようにと、お願いしているからです。
あらら..毎月ですか?大変ですねー。
海に散骨する..結構希望者が多いようですね。知人の船長が海への散骨を手伝った時にTVで取材されていましたが、キラキラ光りながら沈んでいくお骨はまるで宝石のようにきれいだったと言っていました。
ただ、TVの取材であったせいなのかもしれませんが、出航までの手続きがすごく面倒だったと愚痴をこぼしていました^^;