今年で第13回目となる
フライトフェスタ2015...とは。
千葉県野田市の関宿城公園に、全国各地から猛禽類(鷲・鷹・隼・梟)の鷹匠さんが集まり、調教の成果を競い合う日本最大級の猛禽類の祭典です♪観客は鷹匠ではないけれど、猛禽をペットとして飼っている愛好家や、私のような猛禽好きのギャラリーです。
普段お目にかかれない猛禽類を目の前で観察する事ができるので、毎年大変楽しみにしている猛禽イベントですが、5年(5回)連続の観戦で...そのうち天気が良かった日は1回だけf(^、^;
今回も小雨交じりの朝だったので(昼前には曇りになりましたが)
「風音も大きいし、撮影はほんのちょっとだけでいいかぁ」のつもりだったのですが・・・
JRC
[Japan Raptorial Club(日本猛禽類倶楽部)]の女性部員の方に
「いつも、撮影や告知をありがとうございます(*^-^*)」...って。挨拶されちゃったものだから、よぉ〜し!オトーサン頑張っちゃうよ(^^)/
...てな訳で。いっぱい動画や写真を撮りましたのでf(^、^;
先ずは、フライトフェスタ2015の動画集からブログ記事UP
■フライトフェスタ2015 猛禽大集合 (開会&会場の様子)国内最大級の猛禽イベント【フライトフェスタ2015】の開会式&会場風景のダイジェスト版で、この動画の最後に、競技別の動画へのリンクを貼ってますが。競技別に先に、観たい方は、以下の動画をご覧くださいませ。
■フライトフェスタ2015 ハヤブサのルアーパス鷹匠(飼い主)が、回し操るルアー(疑似餌)に、ハヤブサがアタックした回数を競うコンテストです。鷹匠のテクニック&ハヤブサの体力が試される競技です。ハヤブサと言っても種類によって、大きさも飛び方もそれぞれ特長があるのがよくわかりますよ(*^-^*-)
■フライトフェスタ2015 ハヤブサのスカイトライアルハトを放鳥し狩りをさせる、鷹狩りの実践競技です。フライトフェスタでもっともエキサイティングな競技で、撮影も難しくて、たいてい上空のハヤブサを見失いますf(^、^;
この日は競技中に⇒
[野生のハヤブサとのバトル]もありました。
いつも感心するのが、審判&解説を務める杉崎一彦さんの、とても聞きやすい声と聡明な実況。
杉崎さんが主宰される
【アトリエ・ファルコノイド/ファルコンリー・アカデミー】を読むと、その的確でわかりやすい解説は
『行動分析学を根底にしているからなんだ!』と納得します(^-^)
■フライトフェスタ2015 オオタカのタイムトライアル目の前で、オオタカの飛翔を観る(撮る)ことができる、鷹好きにはたまらない、観客サービス競技です♪ 観客に近いところで行われる競技なので、新人(鷹)は緊張で、飛び立つ事もできなくなる場合もあります(^^;)
■フライトフェスタ2015 ハリスホークのタイムトライアルフライトフェスタの名物競技!ハリスホークのアスレチックタイムトライアル♪
歓声が沸き立つこの競技を、毎年楽しみにしているファンが多いですね(*^-^*)
勿論、私もその一人で、撮影者なのに溜息や歓声がどうしても出てしまいますf(^、^;
■フライトフェスタ2015 頑張れ、ミミズク、フクロウさんミミズク(耳木菟)...木菟は梟(フクロウ)の仲間で、耳のような羽角をもつ種の総称らしいのですが、羽角がなくても○○ズク..っていう梟もいるらしいです。
実況のお姉さんが、ベンガルさんと言っているのは=ベンガルワシミミズクで。メンちゃんと言っているのは=メンフクロの事です。フライトフェスタが楽しいのは、このお姉さんの機転の利く実況の影響も大ですよね(^^)
■可愛いアメリカチョウゲンボウJRC(日本猛禽類倶楽部)のテント前に居た、アメリカチョウゲンボウ(♂)のモリゾウくん♪
私がチョウゲンボウというハヤブサの仲間を知ったのは、このフライトフェスタからでした。
JRCの鷹匠ブービィさんから
「CERNICALO EN SANTANDER(サンタンデールのチョウゲンボウ)」を教えてもらって、ますますチョウゲンボウが大好きになりました(*^-^*)
ヨーロッパのチョウゲンボウは、日本のチョウゲンボウと似ていますが、アメリカチョウゲンボウのオスの鮮やかな羽色は特長がありますね(^^)
最後にちょっと補足:
日本では、野生動物の飼育は禁じられていますので、フライトフェスタで見る事のできる猛禽たちは、ほとんどが外国産です。また、交配(ハイブリッド)させているハヤブサも多いので、日本のタカやハヤブサより大型で色が少し異なっている事が多いです(^^)