ビハーラもホスピスも、仏教とキリスト教違いこそあれ、心身の安らぎ・休息の場所を意味します。
私が小さな漢方薬系の会社から独立し、カインドケアという社名で起業したのは
「ビハーラやホスピスの患者様とご家族への一助を担いたい」という思いがあったからなのですが....ナイーブな職務内容となるので
ケア(お世話)する私自身の心が、何度も折れかかりました。
「結局、自分は何の役にも立っていないのではないか。」
「他人様を救うなんて、そんなの自分の器じゃ無理だ。」起業した当初そんな悩みを打ち明け、心の霧を晴らして頂いたのが
【ひまわりクリニック(当時)の森津純子先生】でした。最近の先生のブログ記事
「心の掃除」を、拝読し「○○さん、それは私も同じなんですよ」
と、にっこり笑って話して頂いた十数年前を思い出しました(^-^)
今はホームページ作成や院内新聞の作成のお手伝いなどが主体となり、当時ほどのプレッシャーはないのですが、それでも起業の原点は患者様とそのご家族の支援なので、近隣でカインドケアを実践されている場があると、どうにも気になってしまいます(^^;)
...で。26日の水元公園、森の朝食会後に訪れたのは
【まちのお寺の学校 埼玉県三郷市 高応寺校】特にアポイントもしていないし、その場の雰囲気を知りたかっただけので、どなたにもお会いせずに、少々お参りさせて頂いただけで帰りました。
それほど広くない境内ですが、手入れの行き届いた、とても落ち着くお庭でした。
『介護している、あなた自身へのいたわりも必要です!』【介護者サロン「ビハーラ」】...今や介護で在宅ターミナルケアをせざるを得ないケースも多い中、このようなビハーラがあることを少しでも多くの人が知っておいたほうがいいかなぁ...と思いました。
でもねぇ、老老介護の場合などはインターネットを見ないからなぁ、もし身近で介護に疲れている方が、いらしたら教えて差し上げてください。
...で。もう一つの着眼点。
勿論、この高応寺のHPはお寺さんが自身で作成している訳ではなく
「株式会社百人組」という、映像・WEB動画配信サービスの会社が手掛けている訳で。
『なるほど!そういう支援の仕方もあったのか!?』と目からうろこでした。
【寺子屋ブッダ】...ここまでやるか!?(笑)
しかしね、たまたま最近。
あるお寺さんのHP(和尚さんご自身で作成)を拝見させて頂いたのですが、せっかく20年以上も地域の寺子屋として、子供たちの面倒を見ているのに、WEBサイトが非常に残念な状態(表示されない)になっている事を知り。
別に営利でやっている訳ではないから、注目を集めるような作りにしなくてもいいとは思うのですが、でも広報って大切ですよ。そんな寺子屋があったなら、うちの子供を預けたかった!!...という親御さんいらしたかもしれないし^^;
この日、三郷の高応寺に行く前に
【Atelier Dasha(アトリエ ダーシャ) 戸ヶ崎店】で腹ごしらえしました。
「え?朝食会の直後にまた食ったの!?」...というツッコミ禁止(苦笑)
お店の人にDasha(ダーシャ)の由来を確認した訳じゃないですが
たぶん『運気とか占いとか』のダーシャだと思います。違っていたらごめんなさい^^;
※オーナー夫人で、ロシア人の西野ダリヤさんの愛称がダーシャだからだそうですよとダーシャ常連のGibsonさんからコメント頂きましたf(^、^;
藤本「美貴」や安藤「美姫」をミキティーって呼ぶのと、同じだったんですね。
大変失礼しましたf(^、^;
人は苦悩に淵に立たされると、運気や占いに光明を求めようとします。真に悩める心を救うためにダーシャを指南するのは厭わないですが「藁をも掴む人々」に対して、似非ビハーラや占い師が跋扈することもあり。
起業当時、サポートしていた患者様とそのご家族に
すこぶる評判のよろしくないカウンセラーが近づいた事を知り
「あの人はやめておいた方が良いです」...と、喉まで出かかりましたが。
「とても親身になって頂いて、本当にいい方と巡り合えました」と言われ、言葉を飲み込んでしまいました。
果たして、相当な金額がかかったかどうか、確かめはしませんでしたが・・・。
結果的に、後ろ足で砂をかけるように去って行ったと、別の方から聞きました。
「あそこで、止めておいたほうが良かったのか?」
「一時的でも光明を見出した人に、干渉しない方がいいのか?」
『何より、自分は一体どれほどの人間なんだ?』
『すべて自分が考える方向が正しいと言えるのか?』それらが、冒頭の森津先生に相談した内容だったのですが・・・
あぁ〜また、クヨクヨグルグルの繰り返しなので筆止め!(苦笑)
朝の水元公園:森の朝食会、良かったですねぇ(^^)
やはり・・・
自然は大きなホスピタル ですね(^-^)