橋下徹,江川紹子,斉加尚代,虚構新聞 / 偏向報道

日記(言いたい放題)

今回、わざわざ過去記事の偏向報道で、橋下徹氏と江川紹子氏をひっぱり出してきたのは、これらのキーワードとMBS斉加尚代記者虚構新聞のキーワードを一緒に括りたかったからです。一つの記事にするには文書量が多すぎるので3部構成としました。



YouTubeにアップされた【橋下大阪市長 5月8日登庁時市長囲み取材】でMBS女性記者斉加尚代氏と橋下市長とのバトル動画を見ました。最初見た時、70万ビューくらいだったのが、あっという間に200万ビューとなり、MBS斉加記者の執拗、稚拙、トンチンカンな質問ぶりに非難が殺到しています。
勿論、斉加氏を擁護する意見もありますが、大多数は光市母子殺害事件弁護団の懲戒請求の時と同様に、橋下氏に賛成する意見が圧倒しています。

『大阪(府)市の国旗の掲揚及び教職員による国歌の斉唱に関する条例』に関する事項の時系列と関連記事を整理すると
2002年...大阪府教育委員会が国歌の起立斉唱を決定し、不起立教員に職務命令を出す。
(職務命令に従わない校長や教員、そして反対勢力がいる)

2008年02月...橋下大阪府知事就任
(同年09月『大阪府教育非常事態宣言』を発し学力テストの公表指示や、公立高校10校を「進学指導特色校」に指定)

2011年06月...大阪府議会で、国歌起立斉唱条例が可決

2012年12月...橋下大阪市長就任
2012年02月...大阪市議会で、国歌起立斉唱条例が可決
(当初は3回不起立で懲戒免職であった罰則規定を、最高裁判例を受けて、退職手当が支給される分限免職に軽減)

2012年04月...MBS報道番組VOICEの偏向報道⇒中原徹校長のBLOG
時系列や関連記事を読むほど、いかにマスメディアが恣意的な偏向報道をし、冒頭動画中のMBS斉加尚代記者のトンチンカンぶりがよくわかるのですが。しかし、だからと言って私自身は橋下氏を全面的に支持はしてはいません。

橋下氏が言う「公務員だから公務員としての職務命令に従うのは当然。嫌なら公務員を辞めればいい。」には賛成ですが、公立学校の入学式・卒業式に国旗・国歌がなくても式典として問題ないと私は思います。

私には、橋下氏が国歌起立斉唱条例を定めた本意が理解できません。
橋下知事(市長)の狙いは、反発組織(日教組)の崩壊なんでしょうか?
橋下市長よりも日教組嫌いはこちらの方かな?⇒【被害を受ける生徒たち 千葉県立国府台高等学校、小金高等学校、東葛飾高等学校 3校の生徒の請願書から日教組の影を読みとる】
たまたま、私と娘の母校が書かれていたので興味深く拝読しましたが、当の卒業生やPTAの感想としては「えっ!?そんな大袈裟な・・・」というのが正直なところです。

橋下氏が国歌起立斉唱条例を定めた本意は、愛国心を高める為なのか?
私自身、何かの試合で日の丸が揚がって君が代が斉唱するときは必ず声を出していますし、長野オリンピックで、里谷多英選手が金メダルの国旗掲揚で脱帽しなかったシーンを見て、日本人として嘆かわしいと感じた一人です。
なので国旗に対して敬意を払うべきと考えていますし、靖国神社に閣僚が参拝することを他国にどうこういわれる筋合いはないと考えており思想的には完全に右です。でも思想が左だからとか、君が代を歌わないから愛国心がないなどとは考えません。
愛国心を高めるために、国旗掲揚・国歌斉唱を義務付ける...という論理がわかりません。
私にとって国旗【日の丸】と国歌【君が代】斉唱が思い浮かぶのは、オリンピックやワールドカップなど国際的スポーツの祭典の場面ばかりです。
自分の小〜高の12年間で入学式・卒業式が計24回。娘の小〜高の入学式・卒業式の計6回を合わせて、ざっと計30回の入学式・卒業式に参加している訳ですが。ボンヤリ思い出すのは壇上前の花とか、卒業証書授与の時の同級生の姿だとかで、日の丸が映像として浮かんで来ないのです。そういえばあったような、なかったような・・・そんな感じです。
歌でも思い出すのは、仰げば尊しとか、感謝の歌とか、送り出しの歌?とかで、君が代は思い出に入ってないんですよねぇ。
これって私だけなのかしら?それとも多くの人もそうなのかしら?
郷土愛とか愛国心なら、カミングアウト自慢のケンミンSHOWとか、ここがイイヨ♪日本人みたいな、プログラムを組んだ方が実感すると思うのですけどねぇ。
特に震災以降日本人の整然とした道徳意識は世界中から賛美されたし、これまで日本人は奥ゆかしさを美徳としていたけど、外国に対してもっと自己アピールを上手に表現できるような教育を導入した方がいいのではないかなぁ。

橋下氏が国歌起立斉唱条例を定めた本意は、学力向上の阻害要因を排除する為なのか?
確かに、組織マネジメントで生徒の自由意志や放任主義では、学力低下は免れません。
私自身、11年間地元の進学塾に勤務していましたが、入学時の偏差値に対する卒業時の進学実績で、明らかに私立高校が優位に上昇し、圧倒的に私立高校が優れている事を実感しています。これは私立・公立の教員の指導力の問題ではなく、明らかに組織としてのマネジメントの差であり、そういう意味では橋下氏の教育改革は賛同するのですが、国旗掲揚・国歌斉唱を反対勢力の踏み絵にするような方法論に賛同できません。

私の高校在学当時、先生は職員室でなく教科室にいて、ごくたまに日教組のストライキで、先生は教科室にいるけど授業は自習♪なんてことがあり。「ラッキー!外でサッカーしようぜ♪」「ねぇ、誰かトランプ持ってきてない?」なんて時間を過ごし、真面目な生徒は教科室に行って先生からわからない単元の補習を受けていたし・・・実にのんびりとした学園生活でした。
特に日教組だからと言って私自身何も感じるところはありません。ネット上で日教組がキーワードになるとステレオタイプの情報ばかりになるのですが、いちばん明快に説明しているのは尾木ママじゃないかな? 参照⇒尾木直樹『日教組とは何か』

ちょっと脱線してしまいましたが・・・
学力向上が目的なら、公立高校で国旗掲揚・国歌斉唱を必須とするより
大阪で公立高校10校を「進学指導特色校」に指定しているのですから
同時に「日教組特色校」を指定しちゃえばいいんじゃないですか?
国旗掲揚・君が代斉唱をしたくない教員はそこに集めちゃえばいい。
そして進学指導特色校と学力競争(進学実績)させてみればいいんじゃないですか?
大阪という土地柄は、日教組の教員が集まりやすい地域は特定されるのかな?
大阪府民ではないので、詳しい組合事情はわかりませんが、国旗・国歌反対の日教組の先生方の指導力を精一杯出してもらえばいい。もし、本当に日教組が生徒の学力向上の阻害因子となっているなら、これが一番単純でわかりやすいと思うのですけどね。

この場合、勉強よりもっと大切なものが・・・なんて言い訳は不要です。
プロの教員なら学力向上(進学実績)で堂々と勝負して欲しいものです。




今回3部構成の記事の主テーマはマスメディアの偏向報道だったんですが。
母校の中学が偏向報道され、現場も知らずに尊敬する恩師たちを罵倒した、コメンテーターの空論は今でも忘れていません。
現在では冒頭の動画のように、マスメディアの取材や報道が如何に恣意的で偏向されているかがわかるようになりましたが、逆に誰でも情報を発信できるようになり、偏向情報に特化したサイトや、そんなことまで書いていいの?という記事に出会います。

その一例が、<君が代条例>自ら両脚折って不起立貫く 大阪・放出 【虚構新聞】 引用
式典における君が代の起立斉唱を義務付けた「君が代起立条例」成立後初の卒業式が2日、府立高校107校で執り行われた。大阪府教育委員会は、この内17校で20人の教職員が国歌斉唱時に起立しなかったと発表したが、その中に一人、不起立を貫くために、自ら両脚を骨折させ、車いすで出席した教職員がいた。
〜中略〜
辻本さんの不起立について、記者からの質問を受けた橋下徹大阪市長は「脚が折れたのだったら、逆立ちすればよかったんじゃないですかね」と条例違反に不快感を示しながらも、「きっと今度の入学式では両腕も折ってくれるんでしょう」と、来月への無茶振りも忘れなかった。
〜以下略〜
サイトの作りがよくあるNEWSサイトに似せてあり、この記事が約2400もツィート(5/17現在)されて、中にはブラックジョークと気づかない人もいるのでは?

5月8日の橋下市長とMBS斉加記者とのやり取りに関しては、私自身、100%橋下市長を支持しMBS(メディア)を強く非難します。しかし、常に大衆扇動をして敵対する相手を陥れる橋下氏の方法論を、私は好きになれないし危うさを感じます。本記事の最期に、橋下徹氏、江川紹子氏、虚構新聞編集部のツイートを列記しておきます。

5月13日...橋下徹 @t_ishin
「私が質問しているのだから私の質問に答えよ。私は答える必要はない。」
こんな取材姿勢が通るはずがない。MBSは一体どんな研修をしているのか。
そして最後の締めには「この辺にしておきましょう。」
一体あんたは何様なんだとブチ切れました。


5月14日...江川紹子 @amneris84
ジャーナリストの取材方法としては、一対一でしっかり聞くというのが、ベスト。
だから記者会見に出席っていうのは、取材としてはホントは最低線をカバーしてるだけ。
ただ、取材する側される側にとって時間の節約になる、公式発言として言質を取れるなど
便利だから活用しているだけなんですよ。


5月14日...虚構新聞速報/編集部便り @kyoko_np
【お詫び】本日付記事でネット界隈をお騒がせしたことをおわび申し上げます。
現実にありえないことをお伝えするのが本紙のポリシーですが
今回非常に多くの方から「橋下氏ならやりかねない」と思われたのが最大の誤算でした。
今後はもっと現実離れした虚構報道を心がけます。申し訳ありませんでした。

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2012年05月18日

posted by たすけ at 05:16 | Comment(2) | TrackBack(0) | 日記(言いたい放題) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

橋下大阪市長のやり方は生ぬるい! / 日の丸掲揚と君が代斉唱

日記(言いたい放題)

橋下大阪市長君が代起立斉唱条例は生ぬるいと思う。やるなら徹底的にやれ!
先ずは大阪市条例の前に制定された、大阪府の条例の第一条を確認。
大阪府の施設における国旗の掲揚及び教職員による国歌の斉唱に関する条例
(目的)
第一条 この条例は、国旗及び国歌に関する法律(平成十一年法律第百二十七号)、教育基本法(平成十八年法律第百二十号)及び学習指導要領の趣旨を踏まえ、府の施設における国旗の掲揚及び教職員による国歌の斉唱について定めることにより、府民、とりわけ次代を担う子どもが伝統と文化を尊重し、それらを育んできた我が国と郷土を愛する意識の高揚に資するとともに、他国を尊重し、国際社会の平和と発展に寄与する態度を養うこと並びに府立学校及び府内の市町村立学校における服務規律の厳格化を図ることを目的とする。
今ネット上で問題になっている、いわゆる、大阪府(市)の君が代 起立斉唱条例の第一条には
次代を担う子どもたちが我が国と郷土を愛する意識の高揚を目的とすると明記している。

それなのに、橋下市長は
『起立斉唱の義務を課しているのは教職員であり、子どもや保護者には義務を課していない。各々の事情で、君が代を歌いたくなかったら、歌わなくてもいいし、起立もしなくていい。』としている。
何を生ぬるい事を言っちゃっているのかなぁ・・・
公立学校に通っている子どもにも君が代斉唱を一律強制しないさいよ!

え!?何を唐突に過激な事を言うのかって?
いえいえ、これは私の本心ではありません。

私は、教員であれ、子どもであれ、保護者であれ、歌おうが歌うまいが構わないと思っています。
それどころか、入学式・卒業式に国旗掲揚や国歌斉唱がなくてもいいんじゃないの?
と思っています。

先ず、私自身の高校卒業式に関する国旗・国歌の体験
私は橋下氏の言う「公立高校の式典だから国歌斉唱は当然」に該当しない高校出身です。
参照⇒千葉県立小金高校は、創立以来三〇年、一度も入学式や卒業式に日の丸を掲揚したり、君が代を斉唱したことがありません。「日の丸・君が代」を国旗や国歌と指導しなければならないことへの疑問、強制することへの疑問があったからです。

「え!?そうだったの?」
年代が違うせいなのかも知れませんが小金高校卒業生の私に、そんな疑問はありませんよ。というより入学・卒業式に日の丸の掲揚や、君が代斉唱があったかどうかの記憶がありません。

次に、PTAとして高校の卒業式に関する国旗・国歌の体験
娘の高校のPTA広報役員になり卒業式記事を制作しました。
男子はホストのようなスーツから被り物やコスプレ?女子はキャバクラ嬢のようなドレスから和服やチマチョゴリ、受け取った画像データのありとあらゆる自由な衣装に吃驚(苦笑)
娘の卒業式はほんの数年前ですが、そういえば会場に日の丸はなかったような・・
それより、クラスごとの卒業パフォーマンスに、これが東葛の伝統なのねと感心しました。

そんな中で今年平成24年千葉県立東葛飾高校 66年ぶりに日の丸掲揚??
「え!?そうだったの?」
PTAとして卒業式記事を編集した時(データは翌年の役員さんに引き継ぎで渡したので手元にはありませんが)そこに日の丸がなくても違和感はありませんでした。国歌斉唱はあったような気がしていますが、国旗が会場になくても、娘の母校も立派な式典として成り立っていましたよ。

私は国旗掲揚&国歌斉唱で愛国心が生まれるとは思っておらず、逆に行き過ぎた国旗・国歌指導は拒否反応になってしまうと思っています。

実際、かつて流山北部中学校では、毎朝夕に君が代が放送され、役員生徒が国旗【日の丸】掲揚・降納をしている間、全生徒は国旗の方角を向いて直立不動の姿勢を保つように指導されていました。家内も娘も同中学の卒業生ですが、さすがに娘の世代は国旗&国歌に対する直立不動の行為はなかったようですが、家内に言わせると「とても面倒臭い時間だった」との事(苦笑)




そもそも、私。橋下氏のやり方はどうも好きになれません。
参照記事⇒品位を失うべき非行 2007.09.08
私自身、光市母子殺害事件の被告人弁護は到底受け入れられませんでしたが、その弁護団の懲戒請求を多くの国民に煽っておいて、自分は懲戒請求してない...ってどういう事やねん!

当時の橋下氏曰く...
「時間と労力がかかる。」
「弁護士である自分より大多数の国民がどう思うかが非常に重要」


これは、橋下氏が知事になっても市長になっても、根本的なやり方は変わっておらず、私は民意で選ばれた正義を行なっている...とのスタンス。確かにスピードは早いし、単純明快なのでその点は評価しているのですが、攻撃目標を定め世論を誘導する手法を、どうも危なかっしく感じています。

橋下知事と対日教組のわかりやすい対立動画⇒【日教組の先生たちが暴れる現場】

いかにも橋下氏らしい、扇動作戦だと思います。(光市母子殺害事件弁護団への懲戒請求扇動の場面がデジャヴしました。)この動画の中で橋下氏自身も言っていますが、9割以上の先生は指導に疲れきりながら仕事をしています。たとえ日教組教諭であっても、そういう先生はいます。でも、それら個々のオリジナリティを優先するより、敵対意識を高めて世論を味方につける為に、日教組をスケープゴートにしているような気がしています。

橋下弁護士による、大衆扇動を批判したのがジャーナリストの江川紹子氏。
参照⇒刑事弁護を考える〜光市母子殺害事件をめぐって 2007.09.09

5年前に時期を同じくして江川氏の記事を読んだ時は、おお!全く同感だ。と溜飲が下がったのですが、この時は江川氏が私と同い年で、流山北部中学の卒業生だとは知りませんでした。

後年、橋下氏が大阪府知事となってから江川氏と大阪府の教育に関する対談があったのですが
このリンク先に⇒参照動画
他のコメンテーターに対する態度と江川氏に対する態度が明らかに違い。江川氏に対して「コメンテーターは現場を知らずに言うだけの机上の空論者」と切り捨てました。

「おいおい、現場第一主義の江川さんに何を言うんだ?」と見ていた私。

江川氏が「あなた子ども事が一番大切とおっしゃったでしょ?」
「あなたの発言は非常に影響力が大きいのだから、よく考えて丁寧に発言してね」

と優しく言ったのに対しても、橋下氏の聞く耳持たずの態度が気にかかりました。

江川氏は中3の最期の時期に不登校であったとご自身で書いています。
その理由は、わかりませんし共通の知人に尋ねるつもりありません。

大阪府・市ともに公立学校では、国旗の常時掲揚が決められているそうですが
冒頭のように橋下さんのやり方ではまだまだ生ぬるい!
公立小中高なら、毎朝毎夕、国旗掲揚と伴に君が代斉唱を義務づけるべきだ!
という主張がまかり通る日が来るとも限らない・・・。
もしかしたら私が感じた以上に、江川氏もそう感じたのかも。

この項続く。

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2012年05月16日

posted by たすけ at 23:52 | Comment(4) | TrackBack(0) | 日記(言いたい放題) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

なんでそうなるの? / マスメディアの偏向報道

TVドラマや漫画の追憶

なんでそーなるのっ♪
このセリフを欽ちゃん(萩本欽一)独特の抑揚をつけて言える人は「コント55号のなんでそうなるの?」を知っている世代だろう。

この番組は、毎週金曜19:30から日本テレビにて放送されていた。
収録会場はコント55号誕生の地、浅草六区の松竹演芸場。
1976年3月に番組は終了し、その後
「欽ちゃんのドンとやってみよう!」(フジテレビ)
「欽ちゃんのどこまでやるの!?」(テレビ朝日)
「欽ちゃんの週刊欽曜日」(TBS)
などで欽ちゃんはピンで活躍するようになり、二郎さんは俳優へと転身した。


さて、念願のTV初出演?を中学生の時に果たした私だったが、その2年後わが母校にTV取材クルーがやってきた。そのTV取材の収録後、実際に放送された番組内容をみて
「なんでそーなるのっ!?」と絶句してしまった。

そのTV取材の収録とは・・・・荒れる中学、校内暴力とかの特集ではない。
その真逆で、教師と生徒が一丸となった素晴らしい実践教育!となる筈だった。

私の母校では、当時まだ男子は丸刈りであり、なにより掃除に対しては大変徹底していた。教室・廊下は当然のこと、トイレやタタキでも真冬であろうが全員裸足で掃除をしていた。

しかも、雑巾がけは必ず両膝をつき、イッチニ、イッチニ、と掛け声をかけて磨いていたのである
私の中学校では、生徒は登校後すぐに白いトレパン(トレーニングパンツ)に履き替え、下校時にまた制服に着替えるのだが、生徒全員のトレパンの膝は汚れていた。

この掛け声清掃は、私のクラスから発生し、以後清掃の時間は学校中でこの掛け声がこだましたのである。校長先生もすべての先生も、生徒と一緒になり掃除をしたし、私達は管理されているという意識はなく、とにかく他のクラスに負けないようにと、声を張り上げて競って廊下のきれいさを競いあった。

実はこのTV収録の時、私は卒業生の1人として、たまたま取材の様子そばで見ていた。
収録中インタビュアーが清掃中の在校生に声をかけ
「寒くない?裸足で」
「はい、もう慣れましたし、先生も一緒ですから」

とニコニコ答えていた。

インタビューアーや取材クルーの人は、くちぐちに
「いやぁ、素晴らしい実践教育ですねぇ」
「生徒さんがみんな生き生きしてますねぇ」等と絶賛してくれて
「大変、いい映像が撮れました。是非放送日を楽しみにしていて下さい」

と言って取材クルーは引き揚げていった。私はそんな風にTV局の人に言われたことに大変母校を誇らしく思い放送日を楽しみにしていた。

しかし、いざ放送を見て私は「なんでそうなるの?」と驚愕してしまった。
番組のタイトルは「ここまでやるか、徹底的な管理教育!」にすりかわっていたのである。

番組内で生徒の掃除の様子を見ていた、いわゆる評論家のコメンテーターたちは
「掃除の時に、マスクさせるならわかるけど
あんなに床に這いつくばって声を出させるなんて、全く衛生観念がなってない。」
「イッチニ、イッチニ、などと掛け声かけさせるなんてまるで軍事教練と変わらないですねぇ」

と散々に酷評していた。

確かに、そういう見方もあるだろう。
しかし私にとってショックだったのは、放送前の取材・企画説明と実際の放送内容とが180度違っていたことだ。テレビの影響力と情報の一方通行の怖さを知ったのである。

いわゆる報道番組では、キャスターの言い方や、論評者の立場によって事件の印象が全く変わってしまう。
母校の取材へは、最初から管理教育批判であったのか?それとも途中から企画変更になったのか?
母校を酷評したコメンテーターは誰一人、現場(母校)には来ていないで、好き勝手に言うだけだ。

のちに、知人のジャーナリストが言っていたが..
世相は美徳に対しては胡散臭さを感じ、批判に対しては正義を感じるものだ。...と。
なんにせよ、この出来事以降、私はテレビ(マスメディア)の情報を鵜呑みにすることはしなくなった。

2006年5月14日 筆



この記事を書いて6年経ったが・・・偏向報道とサブタイトルをつけて補足する。
私の母校(流山南部中学)で裸足で掛け声清掃する様子が、まるで軍国主義復活教育であるかのように報道された。裸足清掃は校長先生自らの実践ではじまった事なのだが、掛け声清掃自体は我がクラスから始まったことなので、詳細に記録しておこう。

私達が入学した時、流山南部中学は旧校舎を解体&新校舎建設することが決まっていた。
老朽化して隙間風が入り放題の校庭側の窓からは、容赦なく砂埃が教室内に入り込む。
「どうせ壊してしまう校舎だし・・・」
と形式的な掃除しかしない生徒たちに、校長先生から「喝」が入った。
「卒業記念などと、学び舎に落書きを残していくような輩は恥を知りなさい。」
「旧校舎に感謝し、教室・廊下もピカピカにして最期を飾らせてあげましょう。」
「生徒全員、米糠を入れた糠袋を用意してそれで教室や廊下を磨きましょう。」


...ところが、どのクラスでも掃除に真剣に向き合わない生徒がいるもので(苦笑)
「先生!○○君や男子たちはおしゃべりばかりで、掃除してません!」
「おい!○○!今日からお前の号令でみんなの掃除をリードするように」
「えっ!?号令ってなんですか?」
「1,2。イッチ、ニ。って号令かけるんだよ」
かくして、旧校舎の教室で掛け声清掃が始まり、クラスごとの担当廊下は、糠袋で磨き競争がはじまり、鏡のように光る廊下に変わって行った。

後年、帰国子女の友人との会話で
「なんで生徒が掃除するの?清掃員がいないの?」
「それが日本スタイルで、きれい好きで製品製造の秀逸さの根本だ。」

なんだか極めて精神論的な話だが、ビジネスマネジメントで
【整理整頓や掃除も行き届かない職場では、ろくな仕事が出来ない】
に置き換えると納得が行く話かもしれない。

当時、全校集会時にクラス毎に廊下に整列集合した後、歌やハミングで講堂まで行くようにもなり、私語の多いダラダラした集合は無くなった。今でも母校で掛け声清掃や歌声集合があるのかは知らないが、これが裸足清掃や掛け声清掃のきっかけであり、特に国旗【日の丸】や国歌【君が代】に関して愛国啓蒙など教わった記憶はない。
この一部をメディアが切り取り、行き過ぎた管理教育&軍事教育の復活と報道された訳である。

むしろ当時、国旗【日の丸】や国歌【君が代】の啓蒙が盛んだったのは流山北部中学だ。
毎朝・毎夕での国旗掲揚・降納時に、国歌が校内放送され、【君が代】が流れている間、生徒は国旗の方角に無言で直立不動の姿勢をとるように指導されていた。母校ではないので、いつからはじまり、いつ終わったのか知らないし、特別な愛国啓蒙の為であったかどうかも知らないが、同い年で流山北部中学出身の女性ジャーナリストの江川紹子氏だ。

なぜ突如、江川紹子氏の名前が出てきたのか?次記事に続きます。

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2012年05月14日

posted by たすけ at 00:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | TVドラマや漫画の追憶 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

輝く大地〜流山マイラブ わが故郷のテーマソング

流山チャンネル

輝く大地〜流山マイラブには、二つの曲名が係っています。

輝く大地〜流山
作詞・編曲:PD 作曲:ロックベル RockBell合唱団の作品
流山マイラブ
作詞:サンプラザ中野くん 作曲:パッパラー河合 爆風スランプの作品

去年も今年も流山市民まつりの会場には行けなかった私ですが...
平成22年の第32回流山市民まつりでは、『ロックベル合唱団』の【輝く大地〜流山】がBGM。
平成23年の第33回流山市民まつりでは、『流』の【いつもこの街で】がBGM。
そして、第33回流山市民まつりでは、パッパラー河合、サンプラザ中野くんご本人が、会場コンサートで【流山マイラブ】を歌い。

拙ブログの『流山ご当地ソングメドレー』でも流山のテーマソングを紹介しましたが、これだけ多様なテーマソングがある町も珍しいんじゃないですかね?

流山マイラブが最初に歌われたのは、1999年(平成10年)のこれかしら?



流山 夢を見てた いつも木の上で 
流れてく 雲を見てた 夕陽が沈むまで
思い出はやがて 年をとったけど・・・

母校の流山南部中も出てくるし、何より恩師の故.眉山俊光先生が登場して、涙腺が刺激されました。(長くなりそうなので別記事にします)




輝く大地〜流山 2011年(平成23年)バージョン
後半の映像とキャプションが変更されています♪
流山市ならではの風景や風物、景勝、旧跡、町並みや祭りなどの映像で、毎年新バージョンが出来るといいなぁ・・・例えば
「厳選!とっておきの流山フォトコンテスト」
とのコラボなんかどうなんでしょうねぇ?>流山本町・利根運河ツーリズム推進室関係者さん

因みに..
ロックベル合唱団さんは、自主CDの売上金をユニセフに寄付するなどの社会貢献をされています。
http://rockbell.exblog.jp/11210711/
http://rockbell.exblog.jp/11783810
市民が撮った写真と歌がCD作品となって、その売上が社会貢献に利用される。
こんな素晴らしい活動はないですよねぇ。写真を撮る事にも熱が入るというものです♪
イベント企画の予算配分に腐心するより、プラス決算になるように行政も積極的になってYo!

2011年11月1日 筆


...てな、願いが叶いました♪(超嬉しい^^)
※画像作品の著作権は流山市役所にあり、ロックベル合唱団さんが使用について承認を得てのアップロードです。

輝く大地〜流山 2012年(平成24年)バージョン



流山の空 舞い上がる声 風に乗せて 天まで届け
夢と希望の輝く大地 僕らの(私たちの)故郷〜♪

「厳選!とっておきの流山フォトコンテスト」と「輝く大地〜流山」のコラボ作品
毎年新バージョンが出来るといいなぁ〜(^^)

やっぱり、流山のテーマソングと言ったら【輝く大地〜流山】がぴったりかな?(^-^)

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2012年05月13日

posted by たすけ at 00:00 | Comment(3) | TrackBack(0) | 流山チャンネル | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

正義はごまんとある

TVドラマや漫画の追憶

私はドラマや映画は、戦争物が好き。というより、根っからのコンバットフリークです。
極限状態の中で正義をめぐる、やるせない人の心の葛藤がもっとも描写されているから。

ヘンリー少尉とサンダース軍曹

命令を下す方も、受ける方も、不条理を感じつつそれを実行しなければならない。
敵も味方も個々には皆同じ心を持つ人間なのに、置かれた立場で個の心を変えざるをえない。
心が痛くなる描写も多い。だけど、そんな中でもほっとするような、人の優しさが描かれる。

強さの裏側にある弱さ。悲しさと虚しさの混濁。
幼い頃から、サンダース軍曹やヘンリー少尉のそういった顔を見てきて
戦争映画やドラマが好きになった。

戦国自衛隊関ヶ原の戦い

今日のTV「戦国自衛隊関ヶ原の戦い」でもそういう描写が数多くあり
久々にいいドラマを見させてもらったなぁ、という感じだった。
ドラマの中で心に残った言葉は、嶋村2等陸尉(旧中尉クラス)の「正義はごまんとある」の一言だ。

そんな言葉が心に残ったのは
今、自分が仕事上で同じような悩みをかかえているせいかもしれない...

2006年02月01日 筆

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2012年05月12日

posted by たすけ at 00:00 | Comment(7) | TrackBack(0) | TVドラマや漫画の追憶 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

キーファー・サザーランドとビック・モロー

TVドラマや漫画の追憶

キーファー・サザーランドとビック・モロー(ヴィック・モロー)は似ていると思いませんか?

24_6.jpg

8月24日に何かが起こる...のっけから不遜なタイトルで恐縮です^^;
実はこのキャッチは、地元のDVDレンタル店GEO(ゲオ)の店内に貼ってあった
『24(TWENTY FOUR )』8月24日は『24の日』何かが起こる...ポスターのキャッチです^^;

『24』は、複数の出来事がリアルタイムで進行し、1シーズンが全24話(DVDで12巻)で完結。
(DVDはCMカットされているので実際は1話45分くらいです)
アメリカの連邦機関であるCTUロサンゼルス支局の捜査官ジャック・バウアー(キーファー・サザーランド)とその同僚や家族がテロリストと戦うサスペンスアクションドラマです


普段はあまりDVDを借りたりしないのですが、盆休みにふらっとGEO(ゲオ)に入ってみたらなんと夏休み特別企画で『24シリーズ』が1巻たったの50円♪
写真の6巻(12話)を借りても、300円也ということで、迷わず会員となり
『24シーズンX(5)』を全巻12枚(24話)を4日間で一気に鑑賞しました!(苦笑)

ジャック・バウアーとサンダース軍曹

その風貌がコンバットのサンダース軍曹(ビック・モロー)に似ているせいなのか...
私、ジャック・バウアー(キーファー・サザーランド)のジャックが大好きなんです。
日本の俳優さんで例えたら、露口茂(太陽に吠えろの山さん)って感じの渋い男臭さがなんともいいんですよねぇ〜^^;
特に、サンダース軍曹や山さんがタバコを吸うシーンなどは子供の頃の憧れスタイルでした。

時代を感じるのは『24シリーズ』ではタバコを吸うシーンなどはほとんどなく、対決の相手がテロリストであり、善と悪がそれぞれコンピューター戦術で対抗しているあたりですね。
(後日談する映画ダイハードもそうですよねぇ)

キーファー・サザーランドとビック・モロー.

コンバットのサンダース軍曹は、軍隊という絶対的上意下達の中で、理不尽な命令や任務を遂行し上官に逆らうなどありえない光景でした。例えていうなら、中間管理職が人間として葛藤しながら上司の命令に従う。
上司(ヘンリー少尉)もその理不尽さをわかっていながら部下に命令を出さざる得ない。
その無情を中間管理職(サンダース)や部下たちもよく理解している...
そういった男と男の『無言の信頼関係』が魅力でした。

一方、『24シリーズ』では、命令無視や裏切りは日常茶飯事、上司の首は簡単に飛ぶし、ジャックにいたっては大統領さえ縛り上げるし....それは、あり得ないだろう^^;
という展開が多いですが、なによりシリーズ全体を通して、女性のキーパーソンが多く登場するのがコンバットとの大きな違いですねぇ。

24時間の中で完結するという無理やりな設定に批判もあるドラマですが・・・
私はこの『24シリーズ』に限っては、ジャック・バウアーが好きだからOK♪
つまりは、ヨン様が好きだから作品内容や講釈はどうでもいい的な^^; 感覚で観ております(笑)

ってゆーか...『24シーズンX(5)』の最後の最後で
『シーズンY(6)』を見たくなるような終わり方になっていて...
げっ!はめられた..._| ̄|○ ピッ、ピッ、ピッ、ピッ・・・

2007年08月24日 筆

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2012年05月11日

posted by たすけ at 00:00 | Comment(4) | TrackBack(0) | TVドラマや漫画の追憶 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

天地真理の歌唱力 / 花と小父さん

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ちいさい花に  くちづけをしたら  ちいさい声で  僕に言ったよ
私はあなたの  おへやのなかで  いっしょうけんめい咲いて  なぐさめてあげるわ
どうせ短い  私の命  小父さんみてて  おわるまで


私、この歳になって、やっと天地真理の癒しの声質と抜群の歌唱力に気がつきました。
天地真理が「時間ですよ」でデビューした1971年この時の私は声変わり直前の中学1年生。
天地真理のファルセットよりハイトーンヴォイスでした(笑)

天地真理が歌番組隆盛の1970年代前半に、国民的アイドルとして一世を風靡し、私が生れて初めて買ったレコードも【天地真理4曲入りEP】だったのですが、当時の私は真理ちゃんの歌唱力に気がついていませんでした。



足のステップも、手のフリも、なんか不器用・・・けど。
そんなことを凌駕して、とにかく真理ちゃんの笑顔を見たさにTVを見ていました。
アイドルに歌唱力や芝居の演技力は必要ない、ただ可愛いければ、それでいい!
今思えば、私より7つも年上なのに、アイドル天地真理として見ていて、歌手天地真理として見ていなかったせいかもしれません。

私が高校1年or2年の時。(1974〜75年)
時期はうろ覚えなのですが、場面だけはしっかり記憶に残っている事があります。
原宿駅から明治神宮に向かう途中に黒塗りの車が止められていて・・・

「あ!真理ちゃんだ!」
...声の方向に目をやると。
女性マネージャー?に抱きかかえられるように後部座席に乗り込み、ほとんど放心状態で、ぐったりしている真理ちゃんを、そこに居合わせた全員が心配そうに眺めていた場面です。

この頃には私にとって、アイドルはすでにキャンディーズのスーちゃんに変わっていて、ドリフの全員集合やバラエティ番組に天地真理ではなく、キャンディーズの出演情報を探していました。たぶん、私だけでなく世間一般もマスメディアや渡辺プロダクションのアイドル戦略にまんまと乗せられていて、言い方は悪いですがアイドルの使い捨てを傍観していたのかも知れません。

今にして思えば、睡眠時間もままならない殺人的スケジュールで、心身ともにボロボロになった当時の真理ちゃんに向精神薬が何種類も処方されていたのではないだろうか。
真理ちゃんと同じプロダクション所属のキャンディーズが、「普通の女の子に戻りたい」と解散を決意したのは、表向きは最初から活動期間を3人で決めていたということですが、そんな真理ちゃんを間近で見ていたことも無縁ではないように思います。

キャンディーズと天地真理のコラボ
すごいですねー。
今や、こんなことも出来ちゃうんですね。
細かくパートを記述するとこうなります。

0:12 ランちゃんのソロから始まり
0:37 からスーちゃんのソロ
0:51 からキャンディーズのコーラス
1:15 から真理ちゃんのソロ
2:14 からスーちゃん&真理ちゃんのコラボ
2:28 からキャンディーズ&真理ちゃんのコラボ



さて、天地真理の歌唱力に戻りますが。私自身、音楽に精通している訳でなく、極めて個人的な見解であることを最初に断っておきます^^;

やはり天地真理と同じプロダクションだった歌手に太田裕美がいます。
私が、地声から可愛い声質で好きなのは太田裕美です。
『木綿のハンカチーフ』で随所に地声からファルセットに変わる部分がたまらなく好きです♪
では、天地真理が地声からファルセットに変わる部分が明瞭にわかるのは
かぐや姫の代表作⇒「赤ちょうちん」を天地真理が歌う

太田裕美をして全盛期はファルセットで喉(声帯)を傷めて苦労をしたという話を対談番組で聞いたことがあります。ましてや、自身のヒット曲すべてをファルセット歌唱法で歌う、全盛期の天地真理の喉の酷使は、想像を絶するに余りあります。
当時の歌番組で時折、張り上げるように声を強く絞り出して歌っていた真理ちゃんの歌声を聴いていた事も「天地真理本来の歌唱力」に気がつかなった要因かも知れません。

動画サイトで天地真理の歌う童謡「みかんの花咲く丘」を聴き、心が震えました。

こんなに優しいきれいな声で
こんなに丁寧に歌う人だったんだ・・・

童謡を聴かせてくれる有名歌手といえば
天地真理と同年(1951年)生れの芹洋子
や由紀さおり(1948年生)がいます。
お二人の「みかんの花咲く丘」も素晴らしい
歌声だけど、私にとって天地真理の歌う
「みかんの花咲く丘」が最も癒されました。
77年の休養直前のオリジナル曲「夢ほのぼの」
も素晴らしいです。気がつかなかった・・・。




ここ最近、すっかり天地真理の歌の動画三昧なのですが・・・
私の中での天地真理ベスト3は「花と小父さん」 「あなた」 「なごり雪」です。
どれもカバー曲ですが、天地真理本来の歌唱力は、こういう歌によく現われてくると思います。

もし、元祖アイドルとしてブレークしなかったら、私も世間も天地真理を知ることはなかったと思いますが。もし、渡辺プロダクションが天地真理をアイドルとしてではなく、じっくり聴かせる「弾き語り歌手」として育成していたならば・・・。
天地真理、天性の優しく丁寧な歌唱力が発揮され、芹洋子や由紀さおりのように息の長い歌手として、現在も活躍していたのではないかなぁ・・・。

可愛い花を  僕はつんで  へやの机に  飾っておいた
小さいままで  可愛いままで   ある朝花は  散っていったよ
約束どおり  僕はみていた  花の命の  おわるまで


昨年デビュー40周年を迎えた天地真理さんは、現在、熱烈なファンクラブに支えられています。私もたまに真保(娘)さんのTwitterなどを読ませて頂いています。
かつての美声復活は叶わないかも知れないけれど、現在50代となった小父さんの心に、天地真理の可憐な花はいまでも咲き続けています。

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2012年05月03日

posted by たすけ at 00:19 | Comment(10) | TrackBack(0) | お気に入りサイト | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ロックベル合唱団と「輝く大地〜流山」

流山チャンネル

私がロックベル合唱団の【輝く大地〜流山】を知ったのは、昨年6月⇒参照記事
曲を聴いた瞬間、いっぺんに気に入ってしまったのですが...

ロックベル合唱団01

『作曲・編曲・奏者を担当しております、ロックベルです。私は17歳の女子高生です。』
「え!?高校生がこんな素晴らしい楽曲を作ったの!?」

...と驚き、動画から流れるハイトーンの爽やかで心地よい歌声に。
「耳触りがとてもいいなぁ、これこそ流山のテーマソングになったらいいのに!」
...と歌っているのも、ロックベルさんご本人だと思ってました。

ロックベル合唱団02

ほどなく、爽やかなハイトーンヴォイスはアキラパンさんの歌声と知るのですが
今日はじめて、生の歌声を聴かせて頂き感動しました。ホントいい声ですよねー♪
今日のプログラムで、アキラパンさんのイエスタディ・ワンスモアのソロがあり
「カレンのアルト・ヴォイスの歌を、天地真理のようにハイトーンで歌うのかな?」
と思っていたら、アルト・ヴォイスで歌われて吃驚!上手いなぁ〜

利根運河春まつりライブ01

ロックベル合唱団ライブの第Tステージはまだ曇り空だったのですが

利根運河春まつりライブ02

第Uステージがはじまる頃には、爽やかな陽も差してきて利根運河に爽やかな歌声が響きました。

ロックベル合唱団チャリティーライブ01

ロックベル合唱団チャリティーライブ02

第30回うんがいい!朝市&利根運河春まつりでのロックベル合唱団ライブは、東日本大震災の被災地復興チャリティーを兼ねていて、当日販売されたCDの売上金は被災地復興義援金として送金されました⇒こういう支援の仕方っていいですよね♪
音楽の才能がある人が羨ましいなぁ。

...で。早速購入したCDを友人に差し上げたら・・・
『とても耳触りのいい声ねぇ〜、イントロも爽やかでいいんじゃない♪』
...と。普段は耳障りな辛口コメントをズバっと言い切る友人が(苦笑)
どうやら「輝く大地〜流山」は大変気に入ってくれたようです♪

私が小中学生の頃は、運動会で「流山音頭」を踊らされたものですが(苦笑)
これからは「輝く大地〜流山」で児童・生徒がダンスを踊ってくれたらいいなぁ(^^)

さて、ロックベル合唱団ライブの第Tステージで最初に歌われたのは「この広い野原いっぱい」
この曲で思い浮かぶ歌手は森山良子が筆頭になると思うですが。
私がこの歌を聴いて真っ先に思い浮かべるの天地真理さんなんです。

...って。また話が長くなりそうだから(苦笑)この続きは別項にてf(^、^;

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2012年05月02日

posted by たすけ at 19:43 | Comment(0) | TrackBack(0) | 流山チャンネル | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする