日記(家族・子育て)
木守りは木を守るなり 鴉のとりも鵯(ひよ)どりも 尊みてついばまずけり by三好達治「残果」これは、天使のわけまえとして、梢の残した柿の実を詠んだ、三好達治の「残果」の一部ですが
ヒヨドリは糖度の高い果実が好物なので、逆を言えば実った果実が食べ頃かどうかを、ヒヨドリが教えてくれます。
我が家には娘の小学校入学を記念に植えた、夏みかんの木があります。
現在の家に移植して3年目くらいから、以前のようにたわたに実をつけるようになりましたが、今の家は日当たりも悪く、庭も残土や瓦礫のばかりの土壌だったので、土作りにかなり苦労しました。
毎年収穫後に1〜3個を実を木守りとして残して置いたのですが、この"わけまえ"を食べに来るヒヨドリはなく、代わりにキジバトが子育てをする木となりました(笑)
以前、ぐるっと流山に掲載して頂いたキジバトの子育て記事は→こちら

ところが、今年ようやくヒヨドリが天使の分け前を食べてくれるようになりました(嬉)
と言いますか、分け前として残す前に勝手に食べに来たわけですが^^;
夏みかんの収穫時期については、流山ではGW(黄金週間)くらいがいいらしいのですが、見てくれが悪くなってしまうので、だいたい毎年2月下旬から3月上旬くらいに収穫して、貯蔵(保存)して熟するの待ちます。ま、ともかく、今年の収穫時期はヒヨドリが教えてくれました♪

ま、そうは言っても果物屋さんで売っているような甘い夏みかんではないですがf(^、^;
正確に数えた訳ではないで、こんな感じの夏みかんが150個〜200個くらいかな?
両実家では、毎年この夏みかんを楽しみにしてくれているのですが
なんと言っても有機栽培・無農薬ですから(^。^)v
肝心の我が家の家内&娘は夏みかんは「すっぱい」と言ってほとんど食べません。娘に至っては、夏みかんを植えてから14年間で、口に入れてのは、わずか2〜3房(T_T) 種が多い難点を除けば、これで生絞り夏みかんハイを作るとサイコーに美味いのですけどねぇ(苦笑)
隣家に枝が張り出さないように、剪定はしているのですが、農薬を使わないので毎年アゲハ蝶の幼虫がつき、ご迷惑をおかけしているので、毎年燐家に「おすそわけ」
「今年は、これくらいでいいかな?」
「よしなさいよ!すっぱいみかんたくさん差し上げらかえって迷惑なんだから」
「いや、だって楽しみにしているって....」
と毎年、家内と口論になるのも、我が家の歳時記となっております(笑)
ところで、鵯(ヒヨドリ)ってどんな鳥?

こちらは、我が家ではなく、職場の前に毎日現われる、ヒヨドリとキジバトです。
この、ヒヨドリ・キジバト・スズメの分け前争いバトルについては次回にて。



