現在(いま)ある森を活かすこと / 手賀沼森友会

自転車(ポタリング)


現在(いま)ある森を活かすこと。これは後述するNPO手賀沼森友会のキャッチです。

公園の日陰

いや〜これだけ炎天下の酷暑が続くと、ひたすら木陰の道(ルート)を走る私です(苦笑)
今日は朝9時に手賀沼大橋で自転車仲間(チーム東葛)の面々にご挨拶し、その後曙橋でお別れし、我孫子谷津ミュージアムや手賀沼森友会の管理する森をポタリング後、やっぱり暑いので...
手賀沼親水広場プラネタリウムで涼んでから帰ってきました^^;

手賀沼森友会

リカンベントに乗ってても、里山志向は変わらないので、MTBで走るようなコースをとってしまう、自分自身に呆れていますが、やっぱり森の道は大好きです。

手賀沼森友会看板.jpg

初めて入った道ですが計画的な伐採や植林がされているので感心していたら、こんな看板が

「へぇ〜、手賀沼森友会という会がこの森を管理しているんだ?」
と帰ってから検索ヒットしたのがこのBLOG
「え?2008年2月6日が最終更新なんですけど^^;」
と思ったら、本サイト(手賀沼森友会ホームページ)は、こちらでした^^;

日陰ルートで走る=ボーイスカウトの森の近辺を巡るようなルートになるのですが、今日はあちこちでボーイスカウトの団体と遭遇しました。夏休み最後の日曜日は各ボーイスカウトの活動日なんでしょうかね?

森(里山)の日陰

だいたい、自然保護関連のNPOは定年退職後のリタイヤ組が中心に結成されることが多いようですが、そういうNPOと、ボーイスカウト団体がうまくコラボして「現在(いま)ある森を活かすこと」が引き継がれていけばいいのになぁ...


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2010年08月29日

posted by たすけ at 19:48 | Comment(2) | TrackBack(0) | 自転車(ポタリング) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

柏市の高田牧場?/ 野馬土手は(T_T)いる

■シニアの自転車生活


いや〜暑いです。もう8月も終わりだというのにまだまだ暑いです(T_T)

高田の里山

いったいぜんたい、この雲ひとつない8月の紺碧の空ってどういうこと??
今年の夏は入道雲は1回しか見ていません(T_T)
先日TVで、牧場の牛や馬たちも暑すぎて食欲が出ず、日陰でぐったり休んでばかり...と。
私もほとんどこんな日陰ばかり選んで走ってます..日陰の中にあるリカンベントのミラーが見えますか?(苦笑)

こんな暑い時は流山ボンベイのカシミールカレーを朝カレーとして食べよう!と考え、利根運河の朝市で、roadrunnerさんと待ち合わせしたのですが...「え?急遽出店中止??(T_T)」
今日は運がない(T_T)


なので、うんがいい!のレンタべじっこで冷やしトマトなどを食べて、roadrunnerさんをお送りがてら、とりあえず手賀沼を目指しました。

teamtoukatsu_newジャージ(牛)

たしか今日はチーム東葛の牛ジャージ配布の日だから運がよければ、誰かしら手賀沼にいるかも?と思ったわけですが....

牛ジャージ配布は1時からで、私は土曜日は1時には出社しなければならないので、誰とも会えずに仕事場に向かって自転車を漕いでいたら、こんな人に会えました♪しかも、念願だった三連勝(3RENSHO)の名車の試乗を叶い、この件に関しては運が良かったかも(喜)

大堀川CR牧場?

さて...これが柏市にある高田牧場の干草ロールです。
ちょうど、今採り農産物直売所かしわでの横ですね。
...って。実は大堀川CRのグラス(牧草になるイネ科の雑草)を刈り取った後のロールなのですが、江戸時代、このあたりは高田(台)牧として、牛ならぬ馬=野馬(のま)が放牧されていました。


高田牧の野馬土手

ここからすぐ近くの熊野神社近辺や成顕寺に高田牧の野馬土手が残っていますので

高田の森と野馬土手

ご興味があれば、大堀川CRの高田橋から柏教習所の裏手に廻って見に行ってみてください。

野馬土手説明板
たいていこんな説明看板が立っています。

今日もとにかく暑かったので、できるだけ往復とも日陰ルートを通ったのですが...
特に、成顕寺の竹林の裏手にある切り通しが、昼でも街灯が灯っている暗い鬱蒼とした道で
緑のトンネルの心地よい日陰を期待したのですが...

成顕寺竹林裏の野馬土手

「え?街灯が消えている!空が見えている(T_T)!」
防犯上のためなんでしょうか?
それとも右側の林がだいぶ開かれていますので何か建つのでしょうか?

野馬土手と同時に貴重な日陰ルートが次々に消えていってます(T_T)


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2010年08月28日

posted by たすけ at 23:19 | Comment(0) | TrackBack(0) | ■シニアの自転車生活 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

第5回手賀沼トライアスロン大会

■シニアの自転車生活


第5回手賀沼トライアスロン01.jpg

昨年に引き続き、8/22の第5回手賀沼トライアスロン大会みっちーさんが出場するとの事で午前中手賀沼に行ってきました。

第5回手賀沼トライアスロン02.jpg

手賀沼のほとりでみっちーさんたちのスイムを熱く見守る応援団三人。真剣な眼差しは来季チーム出場に向けての布石でしょうか?(^^;)

第5回手賀沼トライアスロン03.jpg

私は昼から所用があり、スイム&自転車の応援のみで失礼しましたが、自転車の折り返し地点は応援団も少なくスペースもあるので、こちらで応援もいいかな?と感じました。

第5回手賀沼トライアスロン04.jpg

今年の酷暑の中、約500名のエントリー、DNSが約20名ほど。
熱中症の疑いで三名ほどが救急車で搬送されたそうですが、入院はせずに大事には至らなかったようです。

第5回手賀沼トライアスロン05.jpg

出場する選手たちは敬服しますが、それらを支えるスタッフの方々の献身的なサポートには頭が下がりました。
立っているだけでもクラクラする酷暑の中でずっと声を枯らして「合流注意!」と喚起を促す女性スタッフの方、パンクした選手を心配し駆け寄った人たちに「一人でやらせて!手伝っちゃ駄目!」と厳しくも優しい対応をされていた審判の方。
トライアスロンは個人競技なので、あらゆるサポート介助等は失格となることを私初めて知りました。(視覚障害者への伴走は別規定だそうです)



どんなイベントにもこうしたスタッフやボランティアの支えがあって成立するものなんですね。

みっちーさんは9/5には2010佐渡国際トライアスロン大会に出場との事。
えぇ〜!?国際Aタイプではランが42.2km 自転車は190kmなの?(@_@;)
選手共々、オフィシャルスタッフの方々にはホントに脱帽です。○┐


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2010年08月23日

posted by たすけ at 13:32 | Comment(0) | TrackBack(0) | ■シニアの自転車生活 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

うんがいい!「冷たいスイカやトマトのサービス」

流山チャンネル


うんがいい!...とは利根運河交流館さんが発信している、利根運河周辺の情報ブログなのですが、本日第1回のメルマガが届きましたので、早速これを記事にして、うんがいい!「ウェルカム大作戦」をご紹介したいと思います(笑)

ungaii0821_01.jpg

先ずはなんと言っても嬉しいのが!
(1)うんがいい!レンタサイクル「冷たいスイカやトマトのサービス」のご案内
サイクリングやウオーキングを楽しんでいるみなさんに、休憩と水分補給で元気がでる地元のスイカ・きゅうり・トマトなどのサービスです。たくさんの方々のお立ちよりを待っています。

@開催:8/21(土)、8/28(土・第10回・朝市と同日)、両日とも10:00〜13:00 
A場所:運河水辺公園内ムルデル碑の近く
B店名:レンタべじっ子
C商品:きゅうりの一夜漬、冷しトマト、カットスイカなど

※参照ブログ「うんがいい!日記」8月5日
先日、利根運河交流館さんを訪問した時に、「夏は自転車乗りには、きゅうりの一夜漬や、塩をまぶした冷しトマト、スイカが何よりのご馳走なんですよ」なんて言っていたら、早速実現させて頂いてホントに有り難い限りです♪まだまだ酷暑が続きそうですので、江戸サイや利根サイから、どうぞ特設運河エイドステーションをご利用くださいませませです♪

ungaii0821_02.jpgungaii0821_03.jpg

自転車を持っていなくても楽しめるこんな企画もあります。
(2)うんがいい!レンタサイクル「ウェルカム大作戦」のご案内
利根運河交流館では、レンタサイクル事業を行っています。
サイクリングの楽しさと、利根運河の四季と流山の魅力を満喫していただきたく、史跡探訪、梨狩り、グルメなどのプランをご用意しております。

@8/21(土)9:00〜13:00
ガイド付き利根運河史跡めぐりコース 参加費800円  
A9/12(日)10:00〜14:00
ガイド付き利根運河と梨狩り・割烹新川グルメ、参加費2,300円(収穫代は別)  
B9/18(土)10:00〜14:00
フリーサイクリングとギャラリー平左衛門グルメ、参加費1,000円 
C10/9(土)10:00〜16:00
ガイド付き旧市街地史跡めぐり・昼食付き、参加費2,500円
 

※事前予約が必要です。対象は中学生以上。*集合:ギャラリー平左衛門、運河駅徒歩2分
※詳しくはWEBで!(笑) こちらはぐるなが(ぐるっと流山)に掲載された記事です。


さらにこんな、まいう〜イベントもありますよ♪
(3)第10回「うんがいい!朝市」のご案内
8/28(土) 運河で元気に秋を迎えよう!
第10回を迎える「うんがいい!朝市」では新鮮な朝取り野菜、お花、早朝に市場から届く、鮮魚のほか、おなじみとなったモーニングコーヒーや焼き立てパン、ケーキ、和菓子の販売、今、話題の食べるラー油「にんにくラー油」や炭焼きスペアリブなど、暑さを吹き飛ばし、元気に秋を迎えるための食材がたくさん並びます。古着や日用雑貨も同時に販売。
ご家族で、お友だちとご一緒に、運河の朝市をお楽しみください。

@開催:8/28(土)8:00〜10:30 
A場所:運河水辺公園(東武線運河駅下車3分)


朝市のお知らせ 朝市の写真集


PS.7月後半から急ぎのWEB制作を依頼されて、拙ブログの更新が滞りました。
前記予告の車椅子自転車については、折を見てUPするように致しますm(_ _)m


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2010年08月18日

posted by たすけ at 20:15 | Comment(4) | TrackBack(0) | 流山チャンネル | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

LOSTシーズン1 / 宍塚大池(第2話)

ちばらきチャンネル


ちばらきポタ宍塚大池の里山の第2話ですが、これはポタの"終わりの始まり"を告げる画像です。

LOSTシーズン1(終わりの始まり)

この日(8/13)自宅を朝5時半に出発し、帰宅したのが夕6時半のジャスト13時間
往復距離もジャスト130km。 普通に行けば、往復80kmくらいの行程なのですが
なんと50kmも余計に走ってしまいました。
LOSTの原因は、午前中の雨降りで雨宿りで、TX(つくばエクスプレス)や常磐自動車道のアンダーパス(高架下)で何度も休憩していた事と、ずばり道をLOST...早い話が迷子になってしまったからです。
やはり徹夜明けで走るのは判断力が鈍るようで、TX沿線宅地造成地区の新しい道は工事中が多く迂回しているうちに方角を間違えて走ったり、ここが近道だろうと感を頼りに行った道が、実際にはかなり遠回りをして走っていました。

緑の島

昼前には雨雲も去り、NPO宍塚の自然と歴史の会が管理する"緑の島=宍塚の里山"に午後1時頃に到着しました。今回のメインは宍塚大池なのですが、途中に古い石段を発見し、その石段を撮ったら...写ってはいけないものが写っていました(怖っ) 思わせぶりで恐縮ですが、怖くなってすぐ削除してしまったので、その画像自体はありませんm(_ _)m

宍塚大池01

これが宍塚大池。広い!っていうか深い! 水深ではなく風景がすごく深いんです。
一面に蓮が生い茂り、池をほとりに木々には鷺類や猛禽類が羽を休めています。
何羽も見かけましたが、所詮携帯カメラでは捉えられません。

宍塚大池02

この池のほとりにたった1軒の民家(それとも案内小屋?)がありびっくりしました。
生活の痕跡はあるのですが、人の気配がしません。「絵葉書あります」と古びた窓に日焼けした絵葉書が掲示してありますが、とても「こんにちわ」と訪ね入る勇気がありませんでした。
宍塚大池の奥では、ボートで蓮の観察らしきしている人が2名...
かすかに話声が聞こえますが。それ以外、まったく人の気配がありません。
まるで無人島に一人取り残された気分です。

宍塚の里山

そしてさきほどから、なんとなく“他のものたち”がずっと私を見ているようですし...
湿地にはマムシ注意の看板、昼なお暗い森の奥からは"カナ、カナ、カナ、カナ"....
とヒグラシ蝉の鳴き声が...あぁ〜もう限界です^^;
それにこんな深い森は、短パン&半袖で入るべきではありませんでした。
約7時間かけて辿りついた宍塚の里山には1時間も滞在しませんでした(苦笑)

NPO法人宍塚の自然と歴史の会

宍塚の里山は自転車でポタリングするには適しませんね。
どこまでが公道で、どこからが私道なのかわからないので、どこまで立ち入ってよいのか不明です。
ここを訪れる時は、NPO宍塚の自然と歴史の会の方の案内を頂いたほうが無難でしょうね。

え?気になりますか? "写ってはいけないもの"とか"他のものたち"が??

だから...冒頭の"終わりの始まり"を告げる画像がヒントですよ。
8/13の迎え盆だからなのか、13日の金曜日だったからのか、
ドラマLOSTを観たからなのか、徹夜明けの疲れからなのか、

"宍塚大池の里山"は、今後は絶対一人では行きたいと思わない、LOSTポタでありました^^;

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2010年08月17日

posted by たすけ at 00:01 | Comment(0) | TrackBack(0) | ちばらきチャンネル | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

LOSTシーズン1 / 宍塚大池(第1話)

ちばらきチャンネル


LOSTシーズン1 / 宍塚大池(タイトル)

利根運河発、宍塚大池行きUSS-960便が、土浦の孤島に到着。
怪奇現象と“他のものたち”の視線を感じながらを島内を巡る...

ここらからフラッシュバック...

縄文の樹海
2010年6月。茅葺とフィリピンのジャングルに詳しいイカーワ、ウルドゥ語と航空機に詳しいカーシワン、パソコンと古美術に詳しいトカーツの3名が、タスーケに導かれて、上高津貝塚&ふるさと歴史広場に居る。
宍塚の里山
ここはまるで大地の孤島のような緑の島である。
ふるさとの歴史広場
森の一部は広場して竪穴住居などが復元され、さながら縄文時代にタイムスリップ。

....フラッシュバックここまで。



DVDレンタルのGEOが8月12日からお盆休み期間、1枚80円レンタルをやっていたので、かねてから観たかったLOSTシーズン1COMPLETE-BOX(13枚組=25話)を借りました。
いや〜まどろっこしい(苦笑) でも面白いので8話あたりまで観ていたら夜が明けてしましました^^;

外を見たらラッキーなこと?に曇天...こりゃ陽射しがなくてちょうどいいや♪という訳で、8/13の迎え盆の日に、茨城県土浦市にある"緑の島=宍塚の里山"に徹夜明けでポタリングに行ってきました。

宍塚大池周辺散策路

宍塚大池の里山、広すぎます。ちょうどLOSTのロケーションのごとく周囲からまるで孤立した神秘の深い森でしたので..冒頭のような書き出しになりました。

上高津貝塚ふるさと歴史広場

ちなみに、冒頭のUSS-960便とはこのリカンベントが、下ハンドル=USS のツナミ960だからです(笑)
ドラマLOSTの話もかなりまどろこしかったのですが...

  宍塚大池の話 To be continuedです^^;


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2010年08月16日

posted by たすけ at 12:32 | Comment(0) | TrackBack(0) | ちばらきチャンネル | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

小貝川物語「風景は人が作るもの」

日記(うんちく放題)


小貝川は、蚕養川とか子飼川と表記された時代があったようで、鬼怒川は、毛野川とか衣川とか絹川と表記された時代があったようです。
毛野川とは下毛野(栃木県)からの由来ですが、蚕養川=絹川=衣川と推測されます。すなわち、かつて平安時代までは鬼怒川と小貝川は1つの河川として存在していました。

1000年前の関東地方の水系

拙ブログではこの地図が度々登場しますが、一番最初に使ったのが飯沼物語「風景は人が作るもの」です。この地図には小貝川の文字が見えませんが、最上部の騰波ノ江に注ぎ込むのが小貝川で、下妻から下流は、衣(絹)川と、蚕養川(小貝)川は一つの河川として合流していました。
小貝川と鬼怒川は平安時代の鬼怒川西遷で下妻で分流しましたが、谷和原村(現つくばみらい市)寺畑付近で、再び鬼怒川と合流し、その下流は壮大な沢地となっていました。そして上流域に大雨が降る度氾濫し流路を変えたといいます。

江戸川・鬼怒川開削と小貝川付替

江戸時代になり、鬼怒川新流路開削工事(大木丘陵開削)で鬼怒川と小貝川が完全に分離しましたが、ほぼ同時期に小貝川の流路付替(常陸川=利根川へ河口変更)も行われています。
鬼怒川と小貝川を分離したのは、新田開発&水害解消だったのですが。しかし、優先されたのは常陸川(利根川)に大型船の航行できる水量を確保し、鬼怒川の河口をより上流に移して下野(栃木県)の物資を早く江戸へ送ることでした。つまりは流域農民の生活・生命より権力(政治)優先だった訳です。(なんだか八ツ場ダムを造るの、造らないのと住民を翻弄する今の政治と変わりませんね。)

旧鬼怒川の名残

かつて小貝川と鬼怒川が、谷和原村(現つくばみらい市)寺畑付近でつながっていた名残は、この航空写真でみることができます。小貝川にかかる伊奈橋近辺に堀のように残る場所が、おそらくかつての鬼怒川の流路の名残でしょう。

伊奈橋.jpg

前記事で水門やきそば(あきた商店)に行ったのは、実は小貝川CRを走っていったのではなく、この伊奈橋からつくばの台地を目指し、台通用水路づたいに辿りつきました。本当はつくば市を抜けて宍塚大池(首都圏最大級の里山)を目指したのですが、天候が怪しかったので帰りの時間が計算できる福岡堰まで行ってから考えようとしたのでした。

さて、風景は人が作るもの...のタイトルですが。
つねづね思うことは、サイクリングロードから見る"ちばらき"の風景は概ね江戸時代に原型が完成したと思っています。ちばらきをポタリングしていて、小貝川や鬼怒川の上流は変化に富んで走っていて飽きませんが、江戸サイや利根サイは単調でつまらないのです。単調な理由は、物資輸送を優先した設計(開削や拡張)をしたからだと思うです。

また地名を見て、いろいろ妄想することはポタリングの楽しみのひとつでもあります。
なんでこんな地名なんだ?...そこから妄想していくと遠く江戸時代以前の風景が見えてきます。
ま〜歴史専門家ではないので、勝手なこじつけや解釈で楽しんでいるだけなんですけどね^^;

冒頭の鬼怒川の音は毛野川から、暴れ川から鬼怒の字を充てたされる説が有力ですが、小貝川の音は、壊樋(コカヒ)川→決壊しやすい川というのが元ではないかという説があります。

小貝川沿いの水神社と水神宮

確かに小貝川沿いをポタリングしていると、他の河川より水神社や水神宮の密集度が高く、祠も
立派なのが多いような気がします。

樋管工事看板

鬼怒川・小貝川ともに氾濫の回数も多かったので、私も小貝川の語源はコカヒカワ(壊樋川)じゃなかったのかなぁ。なんて....こんな工事看板をみるたびに思うのです。


ところで呼称のこじつけといえば...この日、台通用水路づたいを走っていて

阿夫利神社(つくばみらい市)

「え?こんなところに阿夫利神社?」
阿夫利(あふり)神社は"ちばらき"では印西市の阿夫利神社がメジャーですが、関東全般でみれば大山参りで有名な神奈川県伊勢原市の大山(別名:雨降山)阿夫利神社です。
すなわち、阿夫利(あふり=あめふり)神社に遭遇してしまって...
「こりゃ、やっぱり遠出せずに早めに引き上げなさい」という啓示だなと解釈し、早々に予定変更して土砂降りに遭わずに済みました♪
                              

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2010年08月15日

posted by たすけ at 23:52 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記(うんちく放題) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

水門やきそば / つくばみらい市

美味いもんチャンネル


水門やきそば(あきた商店)は、つくばみらい市(旧谷原村)にあり、メニューは焼きそば(並・大)の2種類のみ、おばちゃん1人で切り盛りしているお店です。...でも、実は裏メニュー(オプション)があります。

水門やきそば

私が訪れた日曜日、TVからはNHKのど自慢の演歌が流れ、私以外の客は作業服の地元のおじちゃん2人。う〜ん、エバラキの香りたっぷり漂う店内です(笑)
おじちゃん2人は、勝手知ったる冷蔵庫から缶ビールを取り出すと...
「かあちゃん、塩ラーメン作ってけれよ」
「インスタントしかないよ?いいの?」
「かまんべー。今日は塩ラーメン食いていからよっ」

そーなんです。このお店の棚にはインスタントラーメンの袋が置いてあり、裏メニュー?でインスタントラーメンも注文できるのでした(笑) 近辺に食堂らしきお店はないし、ここはほんのちょっと駄菓子も置いてあり、地元のおじちゃんや子供や小貝川の釣り客御用達のお店です。
いつだったか...大量のヤキソバ焼いて、テイクアウト用にパックに詰める様子を見てて、なんだか注文するのに気がひけて、あきらめたこともありましたっけ^^;

水門やきそば大

この日私が注文した水門やきそば(大500円)がこちら。ちなみに並は350円で「玉子焼き乗っけて!」とお願いすると、並も大も+50円でオムレツ風やきそばにしてもらえます。ヤキソバ自体はちょっと汁けが多いのですが、釣り人がテイクアウト用に持っていくにはそのほうが食べやすいからかな?具はキャベツ・豚肉の他に、ニンニクスライスが入っているので、まぁフツーに美味しいですよ♪
お勘定の払い際に
「これからどこいくの?」
「特別決めてないんですよ。とりあえず天気と相談しながら行ける範囲かな?」
「そう、気をつけてねー」


福岡堰2010夏

この日は、ポツリポツリで雨が落ちてくる天候でした。
猛暑よりは楽なのでしたが、とりあえず満々と小貝川の水を溜めた福岡堰まで。

仁左衛門余水吐け

福岡堰で小貝川は本流と用水路に分流されますが、こちらは用水路(通称:仁左衛門余水吐け)です。

水門(つくばみらい市)

この仁左衛門余水吐けは、さきほどの水門やきそば/あきた商店のところで小貝川本流に戻りますが、こちらが、その由来の水門から激しく水が戻される様子です。
この水門は、仁左衛門余水を小貝川本流に戻すだけなく、本来の目的は台通用水路・川通用水路・中通排水路などを通じて、つくばみらい市(旧谷原村+旧伊奈町)の田んぼの灌漑のために存在しています。

台通用水路(つくばみらい市)

画像は台通用水路なんですが、もう水路から溢れるばかりの水量で、実際ところどころ水がはみ出ている箇所もありました。

つくばみらい市の地形図

地図はつくばみらい市全体と福岡堰・仁左衛門余水吐け・水門・台通用水路の関係図です。台通用水路をはじめとして、福岡堰に溜められた灌漑用水は最終的に伊丹排水機場で、また小貝川に水が戻るようになっています。


ん〜、ちょっと長くなりそうなので。この項続くとします^^;

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2010年08月14日

posted by たすけ at 21:53 | Comment(0) | TrackBack(0) | 美味いもんチャンネル | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

野田ポタリング / 酷暑の井戸水ポタ

自転車(ポタリング)


酷暑の夏も、あいかわらず"ちばらきポタ"をしていた私ですが、とりあえず夏の野田ポタの一篇を。

まめバス岡田河岸バス亭

関宿のロッキーバーガーを食べに行こうと(でも、お目当てはハンバーガーではなくサービスの冷やしトマトときゅうりだったんですけど^^;)利根運河CRから江戸サイを走りましたが、あまりの暑さで冷たい井戸水で首を冷やしたくなって、岡田河岸バス停で江戸サイを下りて木間ヶ瀬の須賀神社に向かいました。

木間ヶ瀬の須賀神社

この須賀神社の手水舎(ちょうずや・てみずや)には滔々と流れ出る冷水があり、たぶん井戸水だと思うのですが、関宿方面にポタリングに出かけた時に時々立ち寄らせて頂いてます。

喜八堂の氷あずき

さあ、関宿にと思ったのですが。すぐそばの喜八堂にカキ氷の幟(のぼり)が...
ん〜〜〜〜〜、ロッキーバーガー出撃は予定変更!喜八堂で氷あずきを頂きました、ま、目的地を定めずぶらり散策するのがポタリングの真骨頂ですから^^; 喜八堂さんは、冷水はセルフサービスで、夏でも先ず熱いお茶を出してくれます。夏のお茶は、弱った胃に優しいので結構ポイント高いですよねー。

野田名物甘太郎焼き

...でその後。結局関宿に向かわずに、酷暑の江戸サイを避けて野田の裏道づたいに野田市街地まで戻ってきてしまいました。それほどお腹がすいてなかったのですが、なんだかもう少しあずき(あんこ)が食べたくなって向かったのが野田名物太郎焼き本舗

私たちは子供の頃から、甘太郎屋と言っていましたが、いわゆる今川焼きを食べて、う〜んやっぱりここのあんこは美味しい♪ 甘太郎焼きを食べながらひとしきりおばちゃんと雑談。
「レンガ蔵...立ち入り禁止になっちゃいましたねー」
御用蔵は、もの知りしょうゆ館の敷地内に造っているらしいわよ」


野田市長命寺

そんなこんなで、野田市街地をぐるぐるまわり、途中、懐かしい野田の長命寺の境内でまた井戸水で首タオルを冷やしつつ運河CRに戻ってきましたが、結局この日ポタリングは、あんことかき氷と井戸水で過した1日でした^^;


ところで、ポタリング記事を書くようになったここ数年でも懐かしい風景がどんどん変わってきています。

牛舎の解体

運河CRから一番近い、牧場(と言っても牛舎ですが)これはもう数年前に取り壊されて今は小ぎれいなアパートが立っていました。

御用蔵の解体

キッコーマン御用蔵は、早ければ今年の12月には再建完成だそうですが、牛舎の再建はないでしょうねー。養鶏場の臭いは苦手なのですが、牛舎から漂ってくる干草の香りはなんとなく懐かしい香りで好きだったんですけどねー。

上の解体写真の撮影日は、まちまちです。
いつか、ポタリング風景の変貌をまとめようと撮り貯めていたものですが、いつになるかわからないので、今後も、記事中に過去写真が混じるかも知れません^^;


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タグ:野田市

2010年08月13日

posted by たすけ at 21:20 | Comment(0) | TrackBack(0) | 自転車(ポタリング) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする