うちの子だけじゃない!

日記(言いたい放題)


ほんの短い教員生活。人格的に未熟で教科指導もズブの素人であった新米の私。当時の生徒達や父母にはほんとに申し訳なく思う。昨日まで渋谷でコーヒーとサンドイッチを運んでいたウエィターが、今日からきっちり教科指導なんぞできる筈がない。

後述の機会があるだろうが、塾や予備校のの教科指導マニュアルに比べれば公立学校の新米教師に対する教科指導のシステムは0に等しい、と言うより教育現場では先輩教師が後輩教師に教科指導のアドバイスをする時間の余裕など全くとれないのが実情だ。
それほどに、学校教員は教科指導以外の雑務が多すぎる。しかも、私たちの世代の親と今の親とではこんなに意識が違うものなのか?と驚いた出来事があった。

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2学期も終了間際のある日、女子生徒5名の帰宅が遅いと父母からの連絡が入り、学年担当教師は夜を徹して行方を探した。

結局は、クリスマス会と称してちょっと不良がかった卒業生の自宅に集まり、パーティーをしていたようで、誰一人も親に知らせていなかったのでこの騒動となり、翌朝の登校に間に合うように最初に帰宅した生徒の親から連絡が入り、事の顛末が判明した。

さてその後、この生徒達と母親達を一つの教室に集め、今後このような事がないようにとの話し合いの場を設けた。

学校側としては、首謀者が誰だというような事を明らかにするために集まってもらった訳じゃない。たんに、親や周囲に心配や迷惑をかけるような行為は駄目だと、生徒達に自覚して欲しいから設けた席だ。生徒達にすれば誰が言い出したか等、互いをかばい合う気持ちもあれば、自分の立場を不利にしたくない気持ちもあり、はっきりと経過を説明する筈もない。

そんな重苦しい空気の中、1人の母親がこう口火を切った。

「○○さんが、いつもこういう事を誘ってくるんです。」
「うちの子は誘われて参加しただけで被害者なんです!」


・・・・え?

その後、母親達が
「やれあの時がそうだった」「この時はこうだった」
と言わば責任のなすり合いの発言が相次いで一気に険悪なムードになってしまった。

ほかにも些細な事件があったが、そんな時母親から出てくる言葉で最も印象的だったのが
「うちの子だけじゃないでしょ!?」というセリフだ。

・・・・え?

そうじゃないだろ?こういう時は、先ずは
「ご迷惑をかけてすいませんでした。」
と互いに謝罪する親の姿を見て、生徒達も自己反省してくれればと思っていたのに。

挙句の果てには、生徒たち宿泊させた卒業生の不良化を在学中に正せなかった学校側に責任もある。
との発言も飛び出す始末だった。

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この話が、今から24年前の話だ。

勿論、今も昔も大多数の父母は良識があり、リベラルな見識をもっていると思う。
しかし、当時14〜5歳だった女子生徒は今はちょうどその年頃の子供を持つ母親になっている頃だ。
あのような親の発言を、聞いて育った子供が自分が親となった時、今学校で問題が起こった時に、どういう対処をしているのだろうか...

モンスターペアレントは一代にしてならず...とワイドショーのコメントを聞きながら回想した次第である。


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2007年07月06日

posted by たすけ at 00:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記(言いたい放題) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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