公益及び公の秩序に反してはならない / 憲法改正案

日記(言いたい放題)

公益及び公の秩序公共の福祉について話す前に・・・
今は優しいスタッフさんに囲まれ、グループホームで穏やかな生活を送っている義父ですが、在宅介護の時にはゴルフ場や高速道路に自転車で侵入してしまったり様々な出来事がありました。
ある夏の夕方、義母が目を離したわずかな隙に自転車で徘徊に出てしまった義父。
※GPS携帯を身につけていさせたので、所在はネット上で把握できます。
原付バイクで追いかけた義母から電話が入り
「サイクリングロードに入ってしまった。100m先に見えるけど。」

事前に利根川CRに入ってしまうと予測した私は、警察と河川事務所に電話して
「今から原付で走るけど構わないですか?」
河川事務所も警察も電話1本で許可を出せるわけなくOKは出しません。でも私は

「いいから!義母さん!そのまま追いかけて!」
「でも、バイク禁止って書いてあるし、もういい!」

日頃からの義父の徘徊に疲れていた義母は、キレて自宅に戻ってしまいます。雨も降り出し薄暗くなってから、私・家内・義母の3人でGPSが示す河川敷の広大な葦原に入りました。

葦原の窪みに放置された義父の自転車はありましたが、呼べど叫べど、義父からの返事はなく、やがて暗闇の中で泥だらけになった私達は捜索を諦め、自宅に戻りました。結局、翌日の昼過ぎ、泥だらけで歩いていた義父を不審に思った通行人からの通報で保護され無事でしたが・・・。

100m先に見える義父を保護するために、サイクリングロードをバイクで走ることをどう考えますか?
これは一例であり「生命を守る自由や権利と、法の遵守、どちらを優先するか?」の場面は日常生活の中で多々あると思います。

私は「法の根本」とは社会生活を円滑にするためのものであり、社会生活を規制(統制)するためのものではないと考えています。でも、生命、自由及び幸福追求に対する国民の権利について『公共の福祉より、公益及び公の秩序』が優先されたらどうなるでしょうか?

さて、ここからが本題ですが、憲法は「法の法=最高法規」です。
自民党が圧勝し、憲法改正論議が活発化していますが現憲法では
第十章 最高法規
第九九条【憲法尊重擁護の義務】
天皇又は摂政及び国務大臣、国会議員、裁判官その他の公務員は、この憲法を尊重し擁護する義務を負ふ。
となっていますが、自民党の憲法改正案では⇒【こちらがわかりやすいです】
第百二条【憲法尊重擁護の義務】
全て国民は、この憲法を尊重しなければならない。
国会議員、国務大臣、裁判官その他の公務員は、この憲法を擁護する義務を負う。
えっ?なんでわざわざ国民に憲法を尊重せよって入れる訳?

日本最初の憲法は、聖徳太子による「十七条の憲法」ですが、内容は官僚・貴族への規範です。世界史でよく出題される「マグナカルタ(大憲章)」もイングランド国王への権限制限がその内容です。つまりは、為政者(権力者)に暴走させないための規範が憲法の原点になっているのですが、自民党の憲法改正案は、国民を統制するために考えているとしか思えません。

以下の漫画の出典⇒【ちゃんと知らなきゃ大変だっ!】
出典者ホームページ⇒【豊橋 いのちと未来を守る会】
ちゃんと知らなきゃ大変だっ01.jpg
ちゃんと知らなきゃ大変だっ02.jpg
ちゃんと知らなきゃ大変だっ03.jpg
ちゃんと知らなきゃ大変だっ04.jpg
現行憲法下でも、検察権力が「公益(検察身内)及び公(検察内部)の秩序に反した」という事で、微罪逮捕・収監できるのに、憲法改正されなくても、「秘密保全法」が施行されたら、国家権力に抵抗する者を、バンバン逮捕して、じゃんじゃん刑務所に収監させることが可能になりますよ。
憲法 第13条 
すべて国民は、個人として尊重される。生命、自由及び幸福追求に対する国民の権利については、 公共の福祉に反しない限り、立法その他の国政の上で、最大の尊重を必要とする。

改正憲法案 第13条
全て国民は、人として尊重される。生命、自由及び幸福追求に対する国民の権利については、 公益及び公の秩序に反しない限り、立法その他の国政の上で、最大限に尊重されなければならない。
公益及び公の秩序に反しない限り???
嗚呼、やっぱり自民党案で憲法改正されたら拙ブログの「言いたい放題」は憲法違反になる訳ですね。
そしてもしあの時、義母でなく私が原付で義父を追いかけ保護したら・・・
「法律無視!前代未聞!傍若無人のバイク乗り」として報道されてしまのでしょうねぇ(怖)

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2013年07月25日

posted by たすけ at 16:04 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記(言いたい放題) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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