放射脳と新聞報道 / チェルノブイリ原発周辺国の健康被害

日記(言いたい放題)

福島原発事故当時、県内18歳以下の子ども(13市町村の3万8114人)を対象に実施された甲状腺検査で、甲状腺がんと診断された子どもが3人で、甲状腺がんの疑いが他に7人と。2/13に発表されました。⇒【ourplanet-tv】



子どもの甲状腺がんの発生頻度は100万人に1〜2人程度とされていましたが・・・

福島県立医大の鈴木真一教授等は
チェルノブイリで甲状腺がんが発症が増加したのは、原発事故後4〜5年経ってからで、今回調査結果の甲状腺がんは、元々あったものを発見した可能性が高い。
そもそも当時と現在では検査方法や検査機器の精度が違う。チェルノブイリの場合は目視でもわかる腫瘍で、今回の発見は極小の腫瘍なので、100万人に2人という確率をそのまま適応するのはふさわしくない。
現段階では原発事故と子供の甲状腺がんの因果関係は考えにくい...と。


チェルノブイリ原発周辺国の健康被害の実態について.jpg

2/16にある病院の会議室で、チェルノブイリ原発・ドイツ環境政策視察《事故から26年、未解明の健康被害》について、日本では報道されない健康被害の実態などを、現地に赴いて調査してきた医師の話を聴講させて頂きました。
確かに、ウクライナや周辺諸国と、現在日本の高度医療にはかなりの格差があるようで、100万人に2人の確率は適応できないのかも知れませんが、冒頭の『福島原発事故と発見された子供の甲状腺がんの因果関係は考えにくい』は、あきらかに不可解な判断だと思います。

【日経WEB版2012/9/4】にチェルノブイリ原発の周辺国の健康被害があったのですが、この日の講義の中で、WHO(世界保健機関)とICRP(国際放射線防護委員会)の力関係(支配関係)に及んだ時に、思い出した事がありました。

それはサラリーマン時代のクレーム電話・・・
「おたくの商品はTVでCMは見ないし、三大紙(読売・朝日・毎日)でも広告を見たことない。そんな商品を誰が信じるか!」
クレームの発端は発送の不手際だったので、丁重に謝罪し代替え商品を送ることでお客様も矛を納めてくれたのですが「マスコミ(TVや新聞)で紹介されなければ信用できない?」「いい大人が、判断基準ってそんなものか?」と内心うんざりしたことをよく覚えています。

『TVや新聞が真実をねじ曲げて伝えていたら、どうするんだ?』
『戦時中の大本営発表のような、恣意的報道がないと思っているのか?』


原子力規制委員会(規制庁)は、原子力寄生庁ではないか?の記事でも原子力村(マスコミと電力事業者と警察官僚)のズブズブな人員重複を書きましたが・・・

タイトルの放射脳は放射能のタイプミスではありません。放射脳とは、福島原発事故の放射能を恐れる人たちをネット上で嘲るレッテル用語で、チェルノブイリ事故でも放射線恐怖症(ラジオフォビア)というレッテル用語が生まれたそうで。

しかし、放射脳と嘲笑うアンチ脱原発の人々が、独立性と科学的客観性が高いというUNSCEAR(原子放射線の影響に関する国連科学委員会)でさえ、IAEA(国際原子力機関)やICRP(国際放射線防護委員会)と人員重複していると、ECRR(欧州放射線リスク委員会)は批判しています。

まぁ、アンチ脱原発の立場の人たちは「ECRRこそ放射脳の権現だ」というのかも知れないけど、逆を言えばUNSCEARやICRPの見解を鵜呑みにしているだけで、くだんのお客様のクレーム発言となんら変わらないと私は思います。

日本経済新聞は、2012/11/8の電子版で【チェルノブイリ除染で被曝、低線量でも白血病リスク】を報道したのに、2013/1/11には一転して【放射線と発がん、日本が知るべき国連の結論】と報じています。そして、これは首相官邸WEBサイトの【東電福島第一原発事故に関するUNSCEARの報告書について / 国連総会、UNSCEARの活動を支持】に準じています。日経よ!おまえもか?

原発事故直後に、小さなお子さんを持つママさんが
「放射能が危ない...って言われても、どうすればいいの?」
「叫んでも恨んでも、私たちはここで暮らしていくしかないの。」
たぶん、そう考えて日々を送るしかないのが現実なのかも知れません。

私も原発直後は、まだわからない事に対してあまり過激に騒がないほうがいいと思っていました。山下俊一教授等の「無用な心配は、かえって癌のイニシエターになる」にある程度、共感する部分もありました。勿論今でも「過度の心配(ストレス)は健康に良いことはない。」という考えには変わりないのですが。
しかし、冒頭のような調査結果(100万人に1〜2程度の筈だった子供甲状腺がんが、4万人弱で3人以上発見された)が出ても「原発事故との因果関係は考えにくい」「放射脳の言う事は妄想に過ぎない」と、アンチ脱原発の人々は断言するのでしょうか?

放射線障害(被害)については素人にはわからない事が多すぎて「どっちが正しい」と断定することは難しいけれど、専門機関や政府機関、それを報じるマスコミを盾に、それを『絶対的な判断基準と考えるのはおかしい』と私は思っています。

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2013年02月17日

posted by たすけ at 20:41 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記(言いたい放題) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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