神道vs仏教と大和朝廷

日記(言いたい放題)

神道vs仏教と大和朝廷...ってタイトルですが、私の書く記事ですからアカデミックな事なんざ書きませんので、ご了承をばf(^、^;

神社・教会・お寺

オギャーと生まれたらお宮参り⇒神社 (神内省)
永遠の愛を誓ったウェディング⇒教会 (教内省)
だけど死んだらお経と戒名頂戴⇒お寺 (寺内省)

どないなっとるねん!日本人の宗教観?いや...話の本筋はそこじゃないんです。

今の日本では、ゆりかご〜墓場までのイベントに神社・教会・お寺と3つの宗教施設が混在していますが。
もし、これがですよ。1つの宗教に独占されたら、経済効果はどうなるか?
冒頭の3つだけじゃありません。初詣や七五三やハロウィンやXmasなどなど、日本全体でいったいどれだけ1年間に、これらのイベントに国民がお金を使っているか?

もしですよ?
上記イベントはすべて管轄省庁の許可を受けて実施し、費用の一部を税金として納めなさい...。
てなことになり、初詣税(賽銭税)・お宮参り税・七五三税・盆踊り税・結婚税・Xmas税・葬式税...
うひゃひゃ、莫大な税金が確保できるでしょう。消費税上げるよりこっちの方はいいんじゃね?

宗教法人の非課税を改正しろと?いや...話の本筋はそこじゃないんです。
それに宗教法人だって、消費税は納めなきゃいけません。消費税に神も仏もありません(^^;)

もしですよ?
各宗教を統括する省庁(神内省・教内省・寺内省)があったなら。
ゆりかご〜墓場まで、国民の一生&毎年のイベント全てを管轄する、絶大な影響力をもつ官庁になります。

一方、政権担当者(朝廷・幕府・内閣)は、特定の宗教勢力が大きくなりすぎると困ってしまいます。
だって信教のためなら命も惜しくない。一向一揆や島原の乱の如く、むしろ信じる教えのために命を捧げて権力に歯向かう訳ですから。逆を言えば、政権担当者(為政者)が特定宗教を保護したり国教とすれば、国民をコントロールしやすくなります。

江戸時代:キリシタンの増加を恐れた幕府は、寺請制度を施行しました。
明治維新:神道を国家統合の基幹にしようとした結果、廃仏毀釈が起こりました。


だから何が言いたいの?
ちょっと話が混乱しそうなので、とりあえずキリスト教は置いておきましょう^^;
仏教の伝来は、538年。6世紀前半の事です。つまり、それまでは神社(神道)しかなかった訳です。

誕生〜結婚〜葬式...ゆりかご〜墓場まで
すべて神社が取り仕切っていた訳で、そりゃあなた、神内省はうひゃうひゃもんですよ。
※例え話で神内省なんて、書いてきましたが正式には神祇官です。
⇒参照:特に律令制に注目
諸官(≒省庁)の最上位に位置し、行政を司る太政官(≒内閣)よりも上位におかれたと考えられていた。しかし、平安時代後期(12世紀)には国衙(≒県知事)と同等まで低下していたという。
そりゃそうでしょう。そんな羨まし過ぎる既得権益は、どんどん引き剥がされてしまいますよ(^^;)

神祇官と宮内省を勘違いしやすいですが、律令政治は二官八省です。
二官
神祇官...≒現在なら...どこ?
太政官...≒現在なら内閣...まぁ総理大臣や国務大臣なんかですね。

八省
中務省...宮中の政務(詔勅宣下等)
宮内省...宮中の内(皇室の庶務等)
大蔵省...大蔵(通貨/租税/貢物等)
民部省...民の部(戸籍・田畑・賦役等)
兵部省...兵の部(兵士・兵馬・兵器等)
刑部省...刑の部(罪人の刑罰・裁判等)
治部省...治の部(いろいろな事を治める)
式の部...式の部(礼式・文官人事全般)

さあ、やっと本記事の本題です...
でもこのシリーズ全体のまだ途中ですが(^^;)




仏教伝来(6世紀)や、律令制開始(8世紀)よりもさらに前。
九州から神武天皇が東征を開始して、奈良に大和朝廷ができはじめた頃(≒4世紀頃)

まだ二官八省という統治システムが整っていない時代。
大和朝廷誕生の頃は物部氏が絶大な権限を持っていたようです。
それと言うのも、神武天皇が大和に入る以前に、物部氏がこの地を統治していたらしく。
それどころか瀬戸内・東海・関東を含めかなりの範囲を一族で征していたかも?というから驚きです。

それなら、神武王朝に大和を明け渡すことないじゃんね? そこですよ!問題は。

だって、ここ数年の歴代総理を振り返ってみてください。
世襲お坊ちゃまだの、ルーピーだの、嘘つきだの、散々言われ放題。
何かには「あなたとは違うんです!」と最後に逆ギレした総理もいましたね(苦笑)

それだったら、名を捨て実を取る方が、ずっと賢いです。
物部氏...クレバーな豪族ですよ。
大和は差し上げましょう。でも神祇に関してはボクたちのやり方を踏襲してねん♪
かくして、神武王朝はその仁義を守り、神祇を守った....って駄洒落かよ!

神祇(かみづかさ)...まぁわかりやく言えば儀式イベント担当です。
今の時代に、朝廷の儀式って言ったてピンと来ないかと思いますが。

例えば、昭和天皇の大喪の礼。
例えば、皇太子殿下と雅子様の結婚の儀。
例えば、愛子様や悠仁様の賜剣の儀や着袴の儀。

あれ?朝廷のゆりかご〜墓場まで全部なの?
それだけじゃなくて、剣璽等承継の儀や大嘗祭etc
そりゃ、オイシイわ♪
その上、物部氏の本職は武器&軍事担当だったらしいので、そりゃ、豪族連合政権の大君(おおきみ)となるより、よっぽど実利はあったでしょうね(^^;)

でも、物部氏の一人勝ちのような状態を他の豪族たちがずっと黙っている訳ありません。
「ちくしょー、なんか物部氏の既得権益を覆す策はないかしら?」
そんな時に仏教が伝来して来た訳で、それに飛びついたのが蘇我氏。

「よっしゃー!天皇(すでにこの頃は天皇)にこれ信仰させよ♪」
...天皇が病気になれば仏法の法力で治して差し上げましょう。
...ところが、天皇の病が重くなると
「おんどれ!そんな外来もんに頼るから、病気重くなったじゃねぇか!」
「それどころか、疫病も流行ったのも、こんなもの建てたからだ!」
...てな訳で、せっかく造ったお寺を物部氏が焼き払ったり(^^;)
神道vs仏教は、二大豪族の政争に利用されてしまうのですね。

※物部氏と蘇我氏は互いに婚姻関係を結んでいましたが
昔も今も、政権を狙う人たちは、そんなんばっかですね^^;

まぁざっくり結果的には、物部氏が破れて・・・
奈良の都には、東大寺に巨大な大仏様を造るわ、全国に国分寺・国分尼寺を配置。

あれ?オカシクね?
だって、奈良時代の前。
大化の改新で蘇我蝦夷・入鹿親子は、中大兄皇子と中臣鎌足に暗殺されているじゃん?

そこなんですよねぇ...宗教の浸透力というのは。
大化の改新のちょっと前に、聖徳太子が発布した十七条憲法の第二条
二に曰わく、篤(あつ)く三宝を敬え。
あつく三宝を信奉しなさい。三つの宝とは仏・法・僧のことである。
それは生命ある者の最後のよりどころであり、すべての国の究極の規範である。
どんな世の中でも、いかなる人でも、この法理を尊ばないことがあろうか。
たとえ悪人であろうとも、仏法をよく教えるならば正道にしたがうものだ。
こんな憲法(法の法)が発布されていたんじゃ、憲法改正しない限り仏教を国家から排除することはできません。....憲法は偉大だ!(^^;)

まぁ、とにかく蘇我氏宗家が滅んだからといって、ハイそうですか。じゃあ仏教を日本から排除しましょう...なんてできやしません。すでに仏教に帰依した僧侶や、豪族や、民が大勢いるのですから。
まぁざっくり、蘇我氏の後に今度は中臣氏(≒藤原氏)が政権を握るようになっていく訳で。
ちょいちょい天皇自身が政権の実権を握ることはありましたが、大和朝廷発足以来、たいてい物部システムで日本の政治が行われていくのですね。

流石に現代は、天皇が直接政権を担うことはないし、神祇官もないけれど・・・
ちょっと考えてみてください。
今の日本は、内閣が行政の最高府で、政権を担っています。
でもそのトップの総理大臣は、1年単位でコロコロ首が変わります。

ところが、選挙で落ちることもなく、ずっと政治を動かすことができ
既得権益争って、税金使い放題、天下りで退職金(実利)を何度も受け取れる豪族って誰よ?
....やっぱり官僚じゃん!
今度の選挙の争点が、消費税・TPP・脱原発になることで、一番ほっとしているのは官僚なのね。


さて、ちょっとだけ...仏教と神道の大きな2点の違いは。
@教祖がいない。
自然発生的に成立した神道には、教祖は存在しません。
A教典(経文)がない。
神道は祭祀、儀礼を重視し、祝詞はあるけど、経文や聖書みたいなものはありません。

なにより神道の特徴は
「木でも岩でも山でも、森羅万象のすべてに神さまが宿るという考え方です。」
「ほら!お天道様が見てるわよ」と、何気に発するこの一言も神道なんです(^^)

ん?お天道様って、天照大神の事じゃないの?
経典とは言えないかもしれないけど、記紀とかがあるじゃん?

....えっと。これ以上は、また別項で^^;


PS.読者様にお願いがあります。
前記事から連なる関連記事は、日本の歴史を語ろうとか、宗教を語ろうとか
そういう主旨のものではありません。
先日のポタリングで、故人を偲んでいたら様々な事が心に浮かび
とても書ききれなくて、いくつかに分けて書いています。たぶん5話くらいに続くかも^^;
またすべて注釈まで書こうとすると、あまりに長文になってしまうのでリンクを多用しています。
なので、ご指摘事がある場合は、リンク先まで読んで頂ければ幸甚ですm(_ _)m


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2012年11月20日

posted by たすけ at 01:40 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記(言いたい放題) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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