失われた30年 / アルバイト時給の追憶

■昭和の追憶

失われた30年と題していますが、その答えは最後の方です^^;

1979年(昭和54年)十条のスナックでアルバイトしていた21歳の頃。
この店は戦後間もなくバーとして開店した店で、その名残りが残っていました。
カウンター席が中心でお客様もグループでワイワイ来るというより、たいてい1人か2人連れで来るお店で、常連のお客様同士がカウンターで昔話や世間話に花を咲かせます。そんな自分の知らない昔話や、にわか政治評論を傍らで聞いている時間がとても好きでしたf(^、^;

東京兵器補給廠(TOD)

戦後の北区十条周辺は東京兵器補給廠(TOD)があり、進駐軍(米兵)もこの店のお客様だったそうで、そう言えばこの店のBGMは1950年代の洋楽やジャズが定番でした。
私が生まれた1958年(昭和33年)に東京兵器補給廠地区が日本に返還され、陸上自衛隊十条駐屯地になりました。※注:海自や航自は基地と言いますが、陸自は駐屯地と言います。

時折
「久しぶりに来たよ」という自衛官OBのお客様が来店する事がありましたが
だいたい10年ぶりとか、長くても20年ぶりの久しぶりという事になります。

ところが
「あらぁ?久しぶりねー」
「そうだねぇ、30年ぶりだねー」


長く、地方勤務だった会社員のお客様が30年ぶりにいらした時。
21歳の私にとって、自分の人生の時間よりも長い30年という時間の実感がなく。同時にそんな長い時間を経ても、ごく普通に会話が進む状況に、まるで異空間に迷い込んだような気分になったことを覚えています。

実際自分が、波平さんと同じ54歳となり、30年前の事をこうしてブログに綴っている訳ですが・・・
もし拙ブログを10代や20代の人が読んだら、異次元の世界として読まれているかも知れないですね(苦笑)

さらに異次元の話として・・・
サザエさん一家で、1895年(明治28年)生まれの波平さんが2012年の今年117歳。
サザエさんは、1922年(大正11年)生まれで、今年でちょうど90歳。
タラちゃんは、原作で1947年(昭和22年)or1948年(昭和23年)なので今年65歳。
タラちゃんは、ちょうど団塊の世代になるのですね。

昭和40年の漫画ではマスオさん(28歳)月給が32,000円となっているらしいのですが、
原作通リにマスオさんが1917年(大正6年)生まれの32歳(昭和24年当時)だとすると
本来のマスオさんの月給は、3500〜4000円くらいだったのではないかと思います。
月給3500〜4000円って、私にとっても異次元の世界です^^;

やがてタラちゃんが大卒で1970年に就職したと仮定して大卒初任給の変遷は。

1970年(昭.45) 40,000円
1975年(昭.50) 91,000円
1980年(昭.55) 118,000円
1985年(昭.60) 144,000円

うん、まぁ、これくらいだったような実感があります。
でも、私自身はすべてまだ小学生〜大学生の期間なので月給の体験はありませんから
タイトル通リ、昭和50年代のアルバイトの時給について書きたいと思います。

昭和50〜54年(1975〜79年)
高校生や卒業後、流山市内の飲食店でアルバイトした時が、時給330円〜350円くらい。
大学生なり上京して、都内の飲食店でアルバイトした時が、時給400円〜450円くらい。

そして昭和55〜57年(1980〜82年)
配膳会に所属して皿洗いから〜ホールでアルバイトした時が、時給600円〜800円くらい。

バブル景気後の1991年以降、失われた20年と言われる「平成大不況」の現在。
2012年(平成24年度)地域別最低賃金改定状況を見ると最低賃金(時給)が、650円〜800円となっています。

私の場合は、少し恵まれていたかもしれませんが
1980年(600円)〜1982年(800円)と比較すると
30年経ってもアルバイトの時給が変わってない事を鑑みれば
「失われた20年」ではなく「失われた30年」ではないか?

なんだ、「いい時代を過ごしやがって」と今の若者は思うかもしれませんが・・・
しかし、時給や月給は上がらなくなりましたが、この30年で物価も変わっていません。
いや、むしろ食費や旅行費用などは安くなったと思います。

例えば1980年当時は、牛丼(並)も喫茶店のコーヒーも350円くらいでした。
何より1980年当時の円相場は、1ドル=250円くらいでしたので、海外旅行は現在の3倍以上の費用がかかりました。私自身は、海外に卒業旅行に行くことなど叶わぬ夢でしたが、どうやら娘は来年の卒業旅行は海外に行くことになりそうだと。娘は飛行機が苦手なので、あまり乗る気でないようですが、私にすれば贅沢な悩みです。


現在(いま)...私は、こうして取留めのない追憶をブログに綴っていますが、すべて戦後の体験です。でも、愛読させて頂いているブログには、80歳代のブローガーさんがいらして、戦前・戦中・戦後の体験談や、当時の生活ぶりを綴られています。すごいなぁー70年前以上の追憶です。

...で。そんな追憶を読ませて頂く時。
十条のバーカウンターで、常連さん達の話を聞きながら感心していた
30年前と同様な気持ちになるのですf(^、^;


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2012年08月29日

posted by たすけ at 23:18 | Comment(0) | TrackBack(0) | ■昭和の追憶 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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