震災ボランティア単位認定(ボランティア休学)制度

■泡沫(うたかた)日記

文部科学省は全国の国公私立大学に対し、学生が震災ボランティアに参加した場合、その活動を大学の単位として認めるように要請するそうです。

文科省のボランティア活動の支援・推進方策(平成7年度)-以下抜粋-
平成7年度からは、新たに全国生涯学習ボランティア活動推進会議を開催するほか、海外ボランティア活動の現状を調査し、ボランティア活動の一層の支援・推進を図る。
また、国立青年の家ではボランティア活動に積極的に参加できる機会や場の整備等を図り、ボランティア活動に対する関心を高めるため、指導者の養成や研究協議会を開催する青少年ボランティア育成事業を実施する。

1) 大学の入学者選抜については、高等学校から大学に提出される調査書に、ボランティア活動などの諸活動を記入することとし、その適切な評価について配慮を求める。
2) 高等学校の入学者選抜に関して、推薦入学や調査書において、ボランティア活動等が適切に評価されるよう、関係者に対して通知を行う。
3) 阪神・淡路大震災に多くの学生がボランティアとして活躍したことから、全国の大学、短期大学、高等専門学校に対し、学生が被災地域におけるボランティア活動に安心して参加できるように、修学上の配慮などボランティアに参加しやすい条件作り等について協力を要請。
平成7年に起きた阪神・淡路大震災を受けて文部省(当時)はこのような指針を設けていたのですが...

東日本大震災から3週間が過ぎ、被災地でも徐々にボランティアの受け入れ態勢が整いはじめました。被災各県のホームページなどでボランティア募集をしていますが、春休み中の学生たちがすでに現地で活動を始めています。
阪神・淡路大震災とは比較にならないほどの広範囲な被災地を抱え、大勢のボランティアが必要とされる情勢で、文科省も学生による被災地支援を強く後押しをするようです。具体的には、以下を新学期(新年度)が始まる今月初旬に各大学に通知を出すとのこと。[報道記事はこちら]

■各大学に、ボランティア活動を単位認定すること。
■ボランティア活動のため休学する学生について、その間の授業料を免除すること。
■保険に加入してケガなどに備えるよう学生に周知徹底することを求める文書を出す。




2000年・2004年の英国研修の際、宿舎として学生寮を使わせて頂きました。その時に英国ではギャップイヤーという習慣があることを、寮の管理者の方から教えて頂きました。
イギリスでは、習慣として、大学入学資格を得た18〜25歳までの若者に、入学を1年遅らせて社会的な見聞を広めるための猶予期間(ギャップイヤー)が与えられる。

平均的には高校卒業の6月から大学が始まる翌年の10月までの16か月間のうち
●まず5か月間はアルバイトで資金をつくり
●次の5か月間はボランティア活動をし
●残り6か月間を世界旅行をしたり会社で職業体験をしたり
大学入学までの猶予期間をどのように使うかは若者次第であり
その選択肢のひとつがボランティア活動。


ギャップイヤーの利点は、大学で何を専攻したいかの目的が明確になり、大学を中退する割合が少ない。また企業も、ギャップイヤーの社会体験を経た若者を評価している。
この習慣は素晴らしいと思いますね。
私の学生時代、同級生に30歳オーバーの外国人留学生がいました(スリランカだったかな?)
彼は、「日本の大学は、世代が同じ、行動や考え方も皆同じでつまらない」と言いました。
つまらない=みんな幼稚過ぎる...と。彼なりに気を遣った表現でした。

高校卒業し、漠然とした気持ちで大学に進学するより、1年間でも社会勉強をしてから進学(進級)することは人生において、全然遠回りではないと思います。
日本でもギャップイヤー(猶予期間)に近い制度で単位認定を採用している大学もあるようですが、そのほとんどは提携する海外の大学へ短期留学をするという形態なので、イギリスのようなギャップイヤーの習慣とはちょっと違うようです。

ともあれ、東日本大震災後、新学期(新年度)を迎える各大学が、震災ボランティア単位の認定やボランティア休学を積極的に受け入れることを願っています。

PS.もし、拙ブログに辿りついた現役大学生の方がいらしたら、拙ブログの→[この頁中段から下]
被災者の役に立ちたいと考えている優しい若者たちへ
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2011年04月01日

posted by たすけ at 06:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | ■泡沫(うたかた)日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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