The 47 Ronin 素行が悪い?

■大江戸チャンネル


「本懐!サイクリング〜赤穂浪士引き揚げルートを走る」のレポより【外国人から見た忠臣蔵

映画忠臣蔵・赤穂浪士ほど日本映画で続編が製作された題材はないでしょう。庶民の娯楽にテレビが台頭するまで、フーテンの寅さんシリーズや釣りバカ日誌シリーズのように毎年のように忠臣蔵関連の映画が製作され、それも日活,松竹,大映,東映,東宝etc各社が製作したのですからまさに鉄板の題材です。

NHKの大河ドラマ 忠臣蔵

もちろん、テレビ番組でも数年置きに新作が作られ、NHKの大河ドラマでは浪士の討入りの回視聴率53.0%の最高視聴率記録は未だに破られていないそうです。これだけ何度も映画やTVで放映されていれば、AKB48のメンバーの名前は誰一人言えなくても(笑) 瀬尾孫左衛門を含めた赤穂浪士48名の名前をすべてスラスラ言える年配の方は結構いるんじゃないでしょうかね?

実は集合場所の両国国技館前から吉良邸に行く前に、スポーツサイクルいちかわに立ち寄ったのですが、私ひとり、一足先に店内を出たら、ちょうど吉良邸の方角から外国人のポタリンググループ(7〜8人でロード・クロス・小径車の混合隊)が私の目の前を通り過ぎていきました。

その外国人ポタグループが吉良邸に立ち寄ってきたかどうかはわかりませんが、ふと外国人に忠臣蔵(赤穂浪士)を説明しようとしたら、どういう説明をしたら良いのだろう?という思いが巡りまして...このシリーズはやたらに拙い英単語が出てきますがご了承ください^^;

断腸亭希典ご家老と松尾芭蕉

今回ご案内頂いた断腸亭希典ご家老がご専門の分野なのにお恥ずかしい限りです^^;




さて、本懐!サイクリング〜赤穂浪士引き揚げルートを走るとは、この動画のように赤穂浪士が本所松坂の吉良邸(現.墨田区両国3丁目)に討ち入り、吉良邸から吉良上野介の首を槍に掲げて行進・到着した、主君浅野内匠頭の眠る泉岳寺(現.港区高輪2丁目)までを自転車で辿るという企画です。



タイトルのThe 47 Roninとは、つまり赤穂浪士四十七士のことで。
2012年公開予定でキアヌ・リーヴス主演のハリウッド版忠臣蔵が3D映画として製作されることが決定し、この動画(忠臣蔵 花の巻・雪の巻1962年東宝作品)をyoutubeにアップしたのもデンバー在住のアメリカ人です。この他にも47 Ronin とか Chushingura で動画を検索するとかなりの数の外国人がアップした動画がヒットします。

...で。外国人から見た忠臣蔵はどうなの?

The story of the 47 Ronin is one of the most celebrated in the history of the samurai.
This was perhaps all the more so because it occurred at a time when the samurai class was struggling to maintain a sense of itself - warriors with no war, a social class without a function.
The tale could be said to have begun with the teachings of Yamaga Soko (1622-1685), an influential theorist who wrote a number of important works on the warrior spirit and what it meant to be samurai. His writings inspired a certain Oishi Kuranosuke Yoshio, a samurai and retainer of Asano Takumi no kami Naganori (1667-1701), who led a branch of the powerful Asano family.

このキャプションを要約すれば...
天下泰平の世となった江戸時代、戦乱での活躍の機会もなく、存在理由を失った武士にとって、武士本来のあるべき姿とは何であるか?その答えを導いたのは赤穂藩に仕え「武士の本論」として武士道を説いた山鹿素行であり、素行の教えは浅野内匠頭や大石内蔵助に多大な影響を及ぼしている。....となります。
武士道について詳細は次回の記事としますが、外国人から見れば明治維新後も日本軍人が切腹や介錯を実行しているのは山鹿素行の武士道論が大きく影響があった思われているのでしょうかね?確かに太平洋戦争後も進駐軍は仇討ち文化を恐れて、忠臣蔵映画の製作や放映を禁じていました。

直近の忠臣蔵関連映画「最後の忠臣蔵」はワーナー・ブラザースの日本支社が製作したものですが、いつも辛口な映画通nebanebaさんの評価は◎でした。

私達日本人は「武士=warrior」と「侍=samurai」の微妙な違いを区別しています。
【侍=伺候謹んで主人の近く仕える】【侍(はべ)る=身分の高い人のそばに付き従っている】
「七人の侍」はwarriorとしての映画で、主役の三船敏郎(菊千代)は侍samuraiではありません。
黒澤映画七人の侍が、荒野の七人としてリメイクされたのは、あまりにも有名ですが、The 47 Ronin でのキアヌ・リーヴスの役は、四十七士の中に混血の侍ヒロが居た...という設定だそうです

「最後の忠臣蔵」では主亡き後も【侍】という核心をクローズアップしてくれたからこそ、日本人の琴線に響いたと思うのですが...はてさて、ユニバーサル・ピクチャーズが製作する「47 Ronin」はいったいどこを核心に持ってくるのでしょうか?

よもや山鹿素行はジハード(聖戦)を提唱した...なんてシナリオになっていないことを祈ります。

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...え?ワタシ??ワタシは絶対、侍には成れません。
だって常に上司の言うことを素直に聞かない素行の悪い部下でしたから(笑)

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タグ:47 Ronin 映画

2011年02月05日

posted by たすけ at 19:08 | Comment(0) | TrackBack(0) | ■大江戸チャンネル | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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