空恐ろしい...稲恭宏 東京大学医学博士 管理・運営委員会の謝罪要求

日記(言いたい放題)

初めに断っておきますが、「空恐ろしい...稲恭宏東京大学医学博士 管理・運営委員会の謝罪要求」の空恐ろしいの主語は、稲恭宏(いな やすひろ)博士自身に対してではなく、『稲恭宏博士の福島原発発言は「医学的科学的」に信用できない』への謝罪要求のコメントを入れた、稲恭宏博士 管理・運営委員会になります。

とあるブログで「福島原発事故の医学的科学的真実 稲恭宏博士 緊急特別講演」なる6編のビデオ(Youtube)に行き当たりました。ビデオが6編計83分もあったので、とりあえずあとで拝聴することにして、先にプロフィールを見たら[The Dr.Yasuhiro INA, D.M.Sc. Official Committee]には、東京大学医学博士( 病因・病理学/免疫学 )と語句が、ほぼ1行置きに書かれていて、なんだこれ?どんだけ「東京大学医学博士」を強調したいんだ??

これまでも拙ブログの福島原発事故関連の記事で、東大出身の学者(先生)が登場しました。武田邦彦先生=工学博士(資源材料) 小佐古敏荘先生=工学博士(原子力) そして臨床医師として中川恵一先生=医学博士(放射線)でした。

でもどうやら稲恭宏先生は、東京大学「M. D. 医学部卒業の医師」ではなく、東大大学院の医学研究科で「博士(医学)号 = Ph. D.」を取得されたらしく。2000.09.06の学位論文は→[変異型Btkによるマウス獲得性免疫不全症候群(MAIDS)の発症遅延に関する研究]
論文検索サイト[CiNii]には1999年に早稲田大学衛生学公衆衛生学教室所属の記載があり、どうやら出身学部[修士課程]は早大人間科学部なのかな?

いや別に、臨床医[M.D]でなく研究医[Ph.D]でも私も尊敬する先生方はたくさんいらっしゃいますので、そこに私はこだわる訳ではございません。ビデオを見はじめてたら、ツッコミどころ満載の話しっぷりで吃驚仰天。あまりにもツッコミどころが多いので挙げ切れませんが、象徴的な場面が質問者の女性に...
「あなたご専門は何ですか?原子力の修士?博士?」と執拗に逆質問していた場面。
嗚呼なるほど、冒頭の東京大学医学博士の肩書にこだわる理由が納得しました。

代替医療界の端くれにいる私としては、「放射線ホルミシス効果・放射線ホルミシス学説」=生物に対して通常有害な作用を示すものが、微量であれば逆に良い作用を示す生理的刺激作用。特に自然放射線の人体への健康効果。は多少は存じ上げており、それを温泉療法などで実践されているクリニックの先生方とも面識はあります。
でも、明治以来の英・独・仏・日のほとんどすべの医学書を読破された「低線量放射線医科学研究開発機構の最高栄誉総裁」であらせられる、稲恭宏 東京大学医学博士は、私も電研OBに知り合いが多いのにも関わらず、今まで全く存じ上げませんでした。大変失礼致しました。

拙ブログでは福島第一原発事故以来、常々、放射能(放射線)レベルの安心や安全の判断基準を、自ら明確にしておくことが大切と書いてきました。でも、私を含めて専門家でもない一般国民は、学者の発表や法令を参考にその基準を判断するしか術はありません。たとえ、それがすべてラットやマウスを対象にした研究発表だとしても・・・

しかし、1000ミリシーベルト/hでも、1時間未満であれば防護服など必要ない。放射性物質の含まれる野菜や水道水をたくさん摂取したほうが健康に良いし、それらを摂取した妊婦さんからは、頭の良い赤ちゃんが産まれます。....という稲恭宏センセの発言は、私には到底受け入れらない基準の話でした。

誰のどんな学説を信じようが自由なんですが、どんな学説でも非難・批判を受け止めて論議されるものです。まして現在のような状況では一般国民から注目を浴びて、稲恭宏センセのような発言は、放射能の恐怖から救いを求める賛同者も出るでしょうが、非難・批判が上がるのは自明の理です。

稲恭宏センセ自身はいいのです、万難を排し、全人類救済の為に自ら信じる道をトコトン突き進んじゃってください。
可能ならは熱烈な信者?の方々を引き連れて、福島原発から近いところに自給自足の低線量放射線ユートピア建設を、同郷の枝野官房長官や、原子力学には滅法強い管首相に直訴されたら如何でしょうか?

さて、空恐ろしいのは...調べてみよう!試してみよう!のブログ記事
「稲恭宏博士の福島原発発言は「医学的科学的」に信用できない」への次のコメント
 貴殿は、長期間に亘って、稲 恭宏博士に対して、事実無根の誹謗中傷、貴殿自身の実験医学的及び臨床医学的研究成果が認められた英文学術論文も存在しないまま、インターネットで入手できる限られた範囲での俗説レベルでの流布、稲博士の信用を著しく貶める行為を繰り返しており、これらは違法行為に該当し、関連諸法に著しく抵触します。

 直ちに稲博士に関するこれら当該記事を全て削除し、誠意ある謝罪文を掲載してください。

 直ちに本件に関する上記の対応が取られない場合、貴殿及び貴殿の本件については当方の顧問弁護士もすでに把握しているため、刑事事件として警察に告訴することを通達します。

平成23年4月26日

稲 恭宏博士 管理・運営委員会

Posted by 稲 恭宏博士 管理・運営委員会 at 2011年04月26日 19:45
えっ?ナニ言っちゃってんの?稲恭宏博士 管理・運営委員会さん。こんな低俗な謝罪要求コメント書いちゃったら、最高栄誉総裁、稲恭宏 大博士の権威が失墜しますわよ。
否(イナ)?それともこれは、トンデモなく世界的な偉人であらせられる稲恭宏 大々博士を陥れるための誰かの陰謀コメントかしら?だとしたら、さらに空恐ろしいので、すぐにこのコメントは自分たち管理・運営委員会がコメントしたものではないと、追加コメントされることをおすすめします。

動画を拝見しましたら「世界唯一の人類を救う大発見」をお示しになられた、稲恭宏 大々々博士は、さかんに「この福島原発事故の医学的科学的真実」はYoutubeにアップされますので世界中で視聴できるようになる!と自ら何度もおっしゃっていました。でも残念ながら1ヶ月以上過ぎましたが、まだ日本語版だけで英・独・仏語版がアップされていないようですので、せめて4ヶ国語...できれば、外国人観光客の多い韓国語・中国語版も入れて6ヶ国語でアップされてください。

末筆ながら...私自身は靖国も各地の護国神社も参拝しますが。韓国語・中国語版で動画をアップされる場合は、ご実家?ご親戚?の栃木県護国神社(靖国神社と同じく、国家公共に尽くされた英霊に感謝するとともに、郷土・国家・世界の繁栄と平和、人々の幸福を祈る神社)の紹介から始まると、無用な反感を買ってしまう可能性もありますので、ここは観光立国日本の為、韓国・中国からの観光客誘致の為に、冒頭部分はカットされるほうがいいのではないかと思いますよ。

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2011年05月02日

posted by たすけ at 19:21 | 日記(言いたい放題) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

福島原発事故を巡る真実 是非傾聴して頂きたい動画3編

■泡沫(うたかた)日記

「これが福島原発事故の真実だ!」というフレーズを時々に目にしますが・・・
真実などという言葉を軽々使うものではない、立場を変えればそれは虚偽になるからだ。
私も全くそう思います。それを踏まえて3つの動画をご紹介します。

福島原発事故の現状・復旧作業に関して、マスメディアやネットで様々な立場から番組や映像が流れています。それは「虚実ないまぜ」で報じられていて、私たちは「ないまぜ」となった情報(糸)を自分で紐解き整理していかなければなりません。

まずは、原子力安全・保安院があてにならないこと(=原子力の安全利用や万が一の事故対応をおざなりにし、いかに原発利用を推進するかに重きを置いていた組織であったこと)がわかってきました。そして福島第一原発は大津波の前、地震だけですでに危険状態になっていたこともだんだん明らかになってきました。



日本国民にとっても世界にとっても、日本政府や東京電力が正確な情報を速やかに出さなかったこと(=隠蔽や過小評価)をしていたことが、日本政府に対する不信感や、事故対応の後手後手の原因になっているだと私も感じています。

福島原発事故後、現地で活動された、消防・警察・自衛隊でも現場を撮影していると思われるのですが、なかなかその映像を見ることができませんでした。(もしかして、尖閣ビデオ同様にそれらの詳細を公開するなと、政府からの指示があったのでしょうか?)
...で。先頃、青山繁春氏(独立総合研究所社長)が原発構内を訪問・撮影され、現場トップ(福島第一原発所長:吉田昌郎氏)との会話の様子がTVやラジオでようやく報じられました。



4月27日放送RKBラジオ「ニュースの見方」解説を動画にまとめたもの
只今現在も、現場で懸命に復旧活動に当たっている東電の現場社員の方々、協力会社(下請け・孫請け)の社員の方々には、ただただ頭が下がる思いであり、心より感謝しております。

注目すべき点は、余震が起こる度に心配していたことで・・・
■再び津波が襲えば「致命的」。それに備えて防波堤をつくる作業に入っている
■政府はやるべき事をやらなくていいと言い、やらなくていい事をやれと言う。

まだ病み上がりの身で現場訪問をし、映像を公開して頂いたジャーナリストの青山繁春氏
保身に走る政府や上の命令にも心を折らず、懸命に現場の指揮を取られている吉田昌郎氏
そして、これらの動画をアップ編集された
pejorativeglutさん web21ssさんに感謝いたしますm(_ _)m


さて最後は、福島原発事故に関して、ジャーナリストや学者の動画ばかりが多いなかで、実際に原発事故の避難民となってしまった一般市民の声がなかなか伝わってきませんでした。1時間6分という長い動画ですが、マスメディアでは知り得なかった、『原子力発電所建設にまつわる真実・福島第一原発事故発生当時の真実・原発事故避難の真実』などなど大変参考になった動画です。是非、みなさんにもご傾聴して頂きたい動画です。



インタビューに応えた方は、福島第一原発元モニターの女性で、原発事故まで「安心・安全な原子力発電」を推進する立場にあった方です。
■同じ福島県内で、ばい菌扱いされた話など「まさか!?」と悲しくなりました。
でも、それより何より、最優先すべき住民の安全をなおざりにした東京電力上層部の判断。正確な情報を速やかに出さなかった政府(原子力安全・保安院)に私は立腹しました。

いろいろ驚くような話が次々出てきましたが、立場や考え方によって感想は様々だと思います。もしこの動画をご覧になる場合は、是非アップロードされたjidaimediaさんのコメントを読まれると、もっとAさん(女性)の真実がご理解頂けるかと思います。

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2011年05月04日

posted by たすけ at 04:19 | Comment(0) | TrackBack(0) | ■泡沫(うたかた)日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

浜岡原発の停止要請と不都合な真実

日記(言いたい放題)

管総理突然の浜岡原発の停止要請の裏には、横須賀や厚木の米軍基地の安全を憂慮したアメリカからの圧力が...という管総理にとって不都合な真実を青山繁春氏が発言しました。でも、そんな圧力は福島原発事故直後からあったのだろうと思います。
ちょうど20年前の1991年。クウェートに侵攻したイラク軍を駆逐するため、アメリカ軍を中心とする多国籍軍が「砂漠の嵐作戦」を展開しイラクに対し大規模な空爆を実施しました。その時、軍事施設はもとより発電所や変電所を空爆標的にしたのはアメリカ軍自身でした。

中部電力は9日、管総理の要請どおり浜岡原発の運転を停止することを決定しました。
停止要請が管総理のパフォーマンスであれ、アメリカからの圧力であれ、浜岡原発の停止が決定されたのは私自身は歓迎します。でも停止であって廃止ではないので、津波防護壁など安全性?が確保されたら数年後にまた稼働する方針です。

福島原発では定期点検で停止中の4号機でさえ水素爆発を起こしました(定期点検方法が日本独特であったとの指摘もありますが)私は原子力発電所は、停止でなくすべて廃止が理想だと思っています。ただ、現状で日本国内のすべての原発を停止をしたら、日本の経済も停止してしまうので、すべての原発を廃止するまでには相応の準備期間が必要だとは思います。

※追記.小出裕章助教(京大原子炉実験所)は原発の一斉廃止は可能であると語っていました。
*これ以上のエネルギー消費拡大は犯罪 原発がすべて止まっても決して停電は起きない。
これは反原発派のプロパガンダだろうと思っていました。ところが事実はまったく逆で、どうやら原発停止による電力不足のキャンペーンこそが、原発存続(原発推進)派のプロパガンダであることがわかってきました。
相応の期間(=自然エネルギーや新エネルギーによる電力100%自給)は、石油や天然ガスによる火力発電に頼らざるを得ないと思いますが、その場合地球温暖化(=CO2排出問題)はどうするんだ?という批判が起こりそうです。
そりゃできるならCO2排出は少ない方がいいし、自然環境を保護していくことは大賛成です。ただ私個人的には、アル・ゴア氏の主演した「不都合な真実」は、同氏とIPCC(気候変動に関する政府間パネル)の大々的なプロパガンダではないの?と訝しんでいます。どんな組織でも、すべてにおいてリベラルな組織なんていうものはない訳で、ICRP(国際放射線防護委員会)も放射線を出す(利用する)側の立場からの見解(基準)です。

プロパガンダで思い出すのが湾岸戦争開始のきっかけにとなった、ナイーラという15歳の少女の証言。
1990年10月米国議会(公聴会)でクウェート人少女ナイーラは「イラク兵が病院にやってきて、保育器から15人の赤ん坊を取り出し、冷たい床に放置して死なせたetc」と証言。少女の涙の訴えはアメリカ世論に衝撃を与え、この証言から3ヶ月後の1991年1月にアメリカ軍を中心とする多国籍軍が「砂漠の嵐作戦」でイラク攻撃を開始。ところが1年後この証言は作り話で、仕組んだのは大手広告代理店であったとニューヨークタイムスが暴露。広告代理店は自由クウェート市民≠ニいう団体から約7億円でアメリカ世論を軍事介入へ動かすように依頼され、少女にメディアの前での振る舞い方をコーチしていた。
これこそアメリカにとって「不都合な真実」です。湾岸戦争(1991年)でアメリカ軍が母国サウジアラビの聖地メッカやマディーナにも駐留したことに反発したウサマ・ビン・ラーデン(オサマ・ビンラディン)は、急速に反米テロ活動に傾倒していき、そして、湾岸戦争の10年後の2001年にビンラディンが首謀したとされる9・11アメリカ同時多発テロ事件が起きます。

話が飛んでしまったように思われるかもしれませんが、この9・11同時多発テロを受けて、2003年に原子力発電所や核燃料物質などを狙ったテロ活動を防ぐため、経済産業省原子力安全・保安院は新たに“テロ防衛”組織を設置しています。よもや日本国内の原発がテロの標的になるとは思いたくありませんが、今回の福島原発事故は、想定外の大地震や大津波が原因というのが保安院の言い分ですが原子力発電所へのテロ攻撃は想定内としている訳です。

でも今回、保安院の会見や体質を見ていたら、とてもテロ攻撃に迅速に対応するような組織に思えません。万が一、乗っ取られた旅客機が原発を標的に向かったとき「国民の皆様に重要なお知らせがあります」なんて記者会見などしている余裕はありません。即刻総理が自衛隊に旅客機を打ち落とす命令を出すシュミレーションになっているのでしょうか?嗚呼、そんな事考えたくもない。

なんでもかんでも危険々と言っては、自動車も自転車までも危険ということになってしまいますが、事故(事件)後の影響の甚大さを考えれば、私は、原発は一部停止でなく、全部廃止が望ましいと思っています。
もし本気で脱原発に舵を切るなら、電力事業の自由化、発電事業と送電事業の切り離し、ガス会社と電力会社の統合、自治体ごとのゴミ焼却炉発電、その他新エネルギー開発や蓄電パネルの開発etc、日本のシステムを大きく変えるようなビジョンを"次期"総理に語って欲しいものです。

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2011年05月10日

posted by たすけ at 11:01 | 日記(言いたい放題) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

放射線ってどういうもの?放射線は自分で知ることができるの?

お役立ちサイト

なんだか得体の知れない放射線ってどういうもの?放射線は自分で知ることができるの?という疑問について役に立つかも知れない動画『家庭にあるもので誰でも簡単に放射線検知器を自作する方法』をご紹介します。

本題の前に...地元流山市某公園の放射線量が一番高かったのに驚いて私もTwitterで思わずツイートした、武田邦彦先生ブログの「柏、松戸、流山、三郷のホットスポット」の記事。すでにネット上に広がっていて武田先生の影響力の大きさにあらためて驚きました。(しかし5月10日現在のデータまで着実に線量は減少しています。)

拙ブログでは常々、放射線については怖がりすぎてはいけないと書いてきました。特に大人はどーでもいい...と言っては語弊がありますが、現在の状況下で怖がり過ぎる必要はないと思ってます。来月2011年6月に、古川聡宇宙飛行士(東京大学医学部卒:医学博士)が国際宇宙ステーション(ISS)に長期滞在(約半年)する予定となっていますが、47歳の古川氏の宇宙飛行士としての生涯実効線量制限値は1,200ミリシーベルトです。
通常地上での(一般人)の平均被曝線量は、約2.4ミリシーベルト/ですが、ISS滞在中の宇宙飛行士の被曝線量は、1ミリシーベルト/で、ISSに滞在する宇宙飛行士は、たった1日で地上の約半年分の放射線量を浴びることになります。つまりは武田先生がブログの中で何度も警鐘されている【元来日本の法律で安全とされる基準1ミリシーベルト/年】を宇宙飛行士はたった1日で被曝してしまうのです。

50歳代の私などは、現状での流山市での放射線外部被曝に関してほとんど心配しておりません。
たしかに、問題は武田先生が言うように低線量であっても外部被曝+内部被曝の蓄積で、半年先あるいは数十年先に影響が出る可能性。特に子供に対してはできるだけ被曝リスクを避けた方がいいに越したことはないと思っています。
外部被曝+内部被曝の後年影響については、軍医少尉として広島陸軍病院に赴任し、自らの被爆体験を原点に被爆者治療に関わり続けてきた肥田舜太郎(ひだ・しゅんたろう)先生の記事で後日紹介の予定です。

さて、目に見えないから怖いと感じてしまう、なんだか得体の知れない放射線について、100円程度の費用で子供と一緒に放射線検知器(簡易手づくりガイガーカウンター)が作れてしまう動画『家庭にあるもので誰でも簡単に放射線検知器を自作する方法』をご紹介します。
もしかしたら、下記4編の動画『やってみよう なんでも実験(手作り検知器で放射線をキャッチ)』は、削除されてしまうかも知れません。放射線ってどういうもの?放射線は自分で知ることができるの?ということに興味のある方は早めにご覧になられた方が良いと思います。


放射線ってどういうもの?を解りやすく説明しています。


家庭内の身近にある放射線を利用した製品を紹介しています。


手作り放射線検知機(簡易ガイガーカウンター)の作り方です。


放射線を、実際に目で見る方法について説明しています。

さすが、でんじろう先生はとてもわかりやすく放射線を説明してくれますね♪
私、思うのです。『現在の放射線量は安全だ。いや危険だ。』というテーマの番組ばかりだから『放射能(放射線)は目に見えないから怖い。放射線は身近でないから不安。』と感じている人が大勢いるのではないかと。
でも、こういう風に身近に放射を知ることができるテーマの番組がもっとあれば、放射線に対する恐怖心が軽減するのではないのかなぁ・・・

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2011年05月11日

posted by たすけ at 00:00 | Comment(2) | TrackBack(0) | お役立ちサイト | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

福島第1原発1号機 核燃料棒完全露出し溶融 不都合な真実3

日記(言いたい放題)

4月12日。東京電力は福島第1原発1号機で、水位がずっと一定という不可思議な計測を示していた水位計を調整した。すると1号機原子炉圧力容器内の水位は、通常時の燃料上端から5メートル以下であり、長さ4メートルの燃料が完全に露出して溶け落ち、圧力容器底の水で冷やされているとみられる。と発表しました。私にとって不可思議なのは、なんでこのタイミングで1号機燃料棒の完全融解を発表したの?です。

拙ブログの福島原発事故を巡る真実 是非傾聴して頂きたい動画3編記事中の最初の動画にもあるように、諸外国はそんな福島原発の不都合な真実(=1号機圧力容器のひび割れ)はとっくに見抜いています。以前にご紹介した全国の放射能濃度一覧のサイトの中に福島原発原子炉内の放射線量のグラフがあります。

福島原発原子炉放射線量

赤い線が格納容器(D/W)の放射線量 オレンジ色の線が圧力抑制室(S/C)の放射線量
2号機・3号機の2つの線(グラフ)はほぼ一定の値で確認されていますが、4月8日の1号機のグラフの再現では、格納容器の放射線量が一気に100シーベルト/時のMAX(測定値超)となっています。その後1号機の原子炉内放射線量は、いつの間にか発表されなくなってしまいました。

福島原発1号機放射線量の推移

こちらは放射線量データを発表しはじめた、3/17〜4/8までの福島原発1号機放射線量の推移ですが、放射線素人の私でさえ、このグラフを見た時に「え!?これって??」と驚きました。ネット上ではこれを見て福島原発の【炉心融解=メルトダウン】に言及したサイトはけっこうありました。折しも2日前の4/6に1号機に水素爆発の危険を回避するために窒素注入を開始した時期でありましたが、福島原発の再臨界やメルトダウンについて、マスコミではほとんど報道されることはありませんでした。

福島第1原発1号機は、ほぼ空焚き(核燃料棒が完全露出)状態が続いていて、グラフを見る限りは4/8には、溶け出した燃料棒の放射性物質が圧力容器から原子炉格納器本体に漏れているのだろうと思います。メルトダウン(炉心融解)と言うと、とても恐ろしい言葉に思えますが、原子力専門家の発言を総合すると福島原発のような軽水炉型の場合は、わずかでも水を注入していれば最悪の事態は免れるようで、結果として空焚き状態がすでに1〜2ヶ月を経過しても、大爆発に至っていないことは安心材料ではないかと思っています。

さて問題は、この状況(福島原発の不都合な真実)を日本政府は掌握していたのに隠蔽したのか?それとも東電から知らされてなかったのか?
東電の発表によれば「原子炉建屋内に人間が入ることでき、水位計を調整したのではじめてわかった。」と言っていますが、4/8の原子炉放射線量100シーベルト計測について、原子力安全・保安院の西山審議官は当時「計器の故障と言うことも考えられる」と曖昧な見解を述べていました。

私はこの時点で「あ、やっぱり何か隠したがっている」と感じとってしまいました。また、青山繁春氏が「復旧計画は予定通りいくと思いますか?」との質問に対し、福島原発所長の吉田昌郎氏が意味深な言い方で答えていたことでも、やはり公には言えない不都合な真実があるのだろうな・・・と感じとっていました。

今日午前の原子力安全・保安院の記者会見に至っても西山審議官は、「保安院としては、現在の原子炉内の測定系の状態は、いわゆる正常ではないという認識をもっており、測定結果のみに捉われず...云々」「うわっ!この人すごい!」この期におよんで、そこまではぐらしが言える神経に逆に敬服してしまいました^^;
西山審議官は決して日本政府が不利にならぬような、弁舌能力をもっていらっしゃるので、経産省ではなく外務省で活躍されたほうがいいと思います。でも、ご本人も本音では真実をきちんと語りたいと思っているんじゃないかなぁ・・・私にはとてもこの役目はできません。

保安院会見に出席している、各メディアの記者たちも、きっとそう思っている?...かどうかわかりませんが。西山審議官の発表中、会場はず〜〜とシラケムードで、質疑応答で記者たちも突っ込んだ質問はしませんので、保安院会見動画の前半を見ても得るものは、何もありません。
こちらが、保安院会見 2011.05.12 11:25〜12:20 の動画ですが、注目は00:45:00過ぎ、西山審議官の会見が終わった直後からの10分間です。

記者たちが一斉に、会見席(保安院席)に駆け寄り、詳細な状況の質問責めを他の保安院審議官らに畳みかけます。声が混線して聞きづらいですが、マイクはオンになっているので、実際のところ、保安院が福島原発1号機の燃料棒融解の現状やメルトダウンについて、どのように思っているのかの本音が聞こえてきます。

真実や本音は、公式会見ではなく雑談の中にありますね。

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2011年05月12日

posted by たすけ at 18:58 | 日記(言いたい放題) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

中部大学・武田邦彦先生のブログの正体 エントロピー増大の法則

■泡沫(うたかた)日記

世論を動かすのは、センセーショナルな記事や意見を述べること。しかしそれがエキセントリックになりすぎると世論はついてこなくなる。また、物事を断言的に言ったり書いたりすれば、シンパも増えるが同時にアンチも増える。その点で、中部大学の武田邦彦先生のブログはセンセーショナルな記事が多いのに、シンパは増えるがアンチは増えないという珍しいブログです。

実際TVや動画で拝見していても、どんな場面でもニコニコしながら立て板に水のごとく話すし、アンチに対しても謙虚に耳を傾け穏やかに反論するので、この先生の話は信用できるということになります。私自身も武田先生の著書を読ませて頂いて、感心することの方が多かったです。でも、これだけ矢継ぎ早に多数の出版物が出されると、すべてご自身が執筆していると思えないなぁ。ま、そんなことはどうでもいいのだけど・・・

武田邦彦ブログ。平成23年5月10日午前10時執筆の記事より引用
科学というのは難しいもので、常に事実を見つめ真実を追求するのですが、人間なので間違いだらけでもあります。わたくしが学生に話する例は次のようなものです。

「ニュートンが生まれる前、物が落ちるのは地下の悪魔が引っ張ってると言っていた。ニュートンが生まれた後は質量によって決まり、万有引力と説明した。アインシュタインが質量を持たない光が重力によって曲がるということ明らかにすると、そこでまた空間のゆがみが登場した。最近では、それらをすべて否定して引力はエントロピー増大で説明するのが適切だという学説が有力である。だから、現在、正しいと信じていることは間違っている」と言います。

なかなか難しい議論ですが、科学者は常にできるだけ厳密な方法で正しい結論を導き出そうとしますが、同時にその「正しい結論」というのは、100年もたてば全く別のものになってしまうことも承知の上です。「正しいけれども間違っている」という相矛盾した二つのことを科学者は同時に頭の中にいれられます。

その意味で放射線による被曝と人体への影響ということを考えるときに、現在の知見(正しいこと)は、1年に1ミリシーベルトを浴びるとかなりのがん患者が出るということであり、また将来はそれが「さらに厳しくなるか、または緩和されるか」は判らないということです。

もう一つは、たとえ自分の考えと違っても、常に自分の考えを否定し、反省し、自分とは反対の結果を勉強するということも科学者としてはなくてはならないことです。その点で日常の生活と科学的な考え方というのは、少し離れています。今度の福島原発のことは科学的な内容が多かったので、多くの人が「日常と科学」という点で混乱し苦しんだ原因にもなっているのではないかとわたくしは思います。
うわ!先生ずるいよ!...というか文章が上手すぎます。

私のような小心者は、ブログ記事を書く時にアンチを増やしたくないので、どこかに自分の逃げ道を作って書いてます。つまりは、批判記事を書いておきながら、どこかに相手の気持ちもわかる・・・みたいな。ちょうど前記事で保安院の西山審議官に対する感想を書いたような感じです。まぁ実際、人はそれぞれの立場で話さざるを得ないので、書いた感想に嘘はないのですが、ブログ記事を書く度に、ハッキリ断言的な書き方ができない自分自身に嫌悪感を持っています。その点、引用した武田先生の文章は逃げ道さえも理論的且つ断言的に書いてあり、非の打ちどころがありません。上手いよなぁ・・・

私が武田先生を初めて知ったのは、【環境問題はなぜウソがまかり通るのか(洋泉社)】でした。最初【買ってはいけない○○】的な書籍なのかな?と思ったのですが、読んでみたら、まぁ目からウロコの実に面白い本でした。その事に関する動画[環境問題のウソ]がありましたので興味がある方はご覧ください。但し、全部で20編に分けられた動画ですので1/20だけ貼っておきます。



それまでてっきり環境問題のオーソリティーだと思ってのが・・・あれ?いつの間にか福島原発事故で一躍、原子力利用のオーソリティーに。武田先生の立場は、原発推進派です。但し絶対の安全を確保してこその利用であると論破しており、内閣府の原子力安全委員会に在籍していた学者がほとんど御用学者と揶揄される中、いつの間にかアンチ原発派までにシンパを増やした稀代の学者さんです。そう考えると、涙の内閣参与辞任会見を開いた小佐古敏荘先生が気の毒になってしまいますね(苦笑)

引用部の『引力はエントロピー増大で説明するのが適切だという学説が有力』がちょっとひっかかりました。
なるほど、原発が制御不能となり放射性物質が拡散した→エントロピー増大(=不可逆変化)
生活物資がゴミとなれば再生(リサイクル)不能になる→エントロピー増大(=不可逆変化)
結局、武田先生の手法は、世の中が混沌としている時(=エントロピー増大時)に旬な話題を次々に発信し、世論を武田引力で引き付けているのだなぁ・・・と。

さて、武田邦彦先生の最新インタビュー動画が、USTREAMのiwakamiyasumi2で公開されています。しかも武田先生の自宅で^^;武田先生のプロフィールはすでにご存じの方が多いと思いますが、あらためてご本人の口から経歴を聞くとさらに面白いし、先生の為人がよくわかりますヨ。
(1)http://www.ustream.tv/recorded/14646572 03:33
(2)http://www.ustream.tv/recorded/14646616 01:14
(3)http://www.ustream.tv/recorded/14647037 16:15
(4)http://www.ustream.tv/recorded/14646649 28:31
(5)http://www.ustream.tv/recorded/14647263 02:42
(6)http://www.ustream.tv/recorded/14647295 12:49
(7)http://www.ustream.tv/recorded/14647452 27:06
(8)http://www.ustream.tv/recorded/14647740 01:51
(9)http://www.ustream.tv/recorded/14647792 00:31


全部で9編約94分の動画ですが、どの会話も目からウロコの興味深い話です。特に(6)http://www.ustream.tv/recorded/14647295 12:49の1分過ぎからの福島原発以上に危険性のある高速増殖炉『もんじゅ』について会話
武「しかも、東芝が造った壊れたジグを直すのに、東芝にまた10億で発注した。」
岩「マッチポンプもいいとこじゃないですか!?」
武「そそ、そいで東芝は史上最高益をあげたという訳ですから。」
岩「東芝とか日立とかもっと批判されてしかるべきじゃないですか?」
武「勿論!」

トキは絶滅する運命なのだ→生命はやがて死という不可逆変化の運命→エントロピー増大の法則
いや〜武田先生、やはり痛快です。
こんなこと絶対マスコミは報道しないし、況やTVのワイドショーで発言したらディレクターは即クビでしょう。でも、大人の事情でTVではそこまで言わない武田先生の処世術はやっぱり凄い!(笑)

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タグ:武田邦彦

2011年05月13日

posted by たすけ at 02:04 | Comment(2) | TrackBack(0) | ■泡沫(うたかた)日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

福島原発3号機 水素爆発→核爆発(核暴走) 不都合な真実4

■泡沫(うたかた)日記

ちょうど2ヶ月前の3月14日の午前11時01分。福島第一原発3号機で爆発がありました。その爆発は水素爆発と報道されていますが、本当は核爆発であり、政府(保安院)も東京電力もそれを未だに隠して公表していない疑惑が?いいえ、政府(保安院)も東京電力の原子炉管理マニュアルにも、水素爆発という言葉はあっても、核爆発という言葉は存在しないのだと思います。先ずはこちらの動画。

アップロードが3月13日になっているのは、米国太平洋標準時で表示される為

0:23から1号機と3号機の爆発を並べて比較していますので、大変わかりやすいです。
1号機と3号機の爆発は明らかに違う種類の爆発に見えます。
1号機は白く横に広がる水蒸気爆発で、炎(閃光)は見ていません。
3号機は建屋最上部にある使用済み核燃料棒プールの水位が電源喪失で空になり、ウラン,プルトニウムが水素爆発で即発臨界爆発。オレンジ閃光爆発の後二回建屋上空で爆発したのは核爆発。黒煙が上空に突きあげ建屋鉄骨が八百度以上でグニャグニャで水素爆発だけだった1号建屋と比べるまでも無い。私も全く同感です。

スリーマイル原発事故調査団のメンバー:アーニー・ガンダーソン氏(米国)の解説

ガンダーソン氏は、フェアウィンズ・アソシエーツ社チーフエンジニアの方ですが、「3号機で核爆発が起きたと主張しているのはバズビー博士であって、ガンダーソン氏は核爆発が起きたとは考えておらず、3号機では”即発が和らげられた臨界”(prompt moderated criticality)が起きたと見ています。」との注釈を入れている方がいます。こちらの動画ではガンダーソン氏の解説の文字おこしをしています。

その欧州放射能危機委員会 科学担当幹事:クリストファー・バズビー博士(英国)の解説

バズビー博士をしても、使用済み燃料プール(MOX燃料を含む)での"たぶん"核爆発だろうという見解です。私自身が微妙なニュアンスの違いを文字に起こす技量がなくて申し訳ないのですが、ガンダーソン氏・バズビー氏の2人が、はっきりと核爆発と言い切らないのは、こういうケースで核反応が起きたのは初めてのことだからでしょう。

世界中の原子力専門家も、まさか使用済み核燃料プールで水素爆発を種火に燃料棒が核反応するとは、それこそ想定外(=人類史上初)だったのだろうと思います。だから3号機の爆発は表現の仕方が難しいのでしょうか?
そんな状況の爆発を、京都大学原子炉実験所助教:小出裕章先生は核暴走という言い方をされています。勿論、兵器である原爆の核爆発とは区別せねばなりませんが、一般人は核燃料棒が爆発して吹っ飛んだのだから=核爆発と考えてしまいますよねぇ。

MBSラジオたね蒔きジャーナル5月4日:音声のみ

小出氏は、福島原発3号機の核燃料プールで核暴走(≒核爆発)が起きであろう推察を
福島から200キロ以上離れた高崎の包括的核実験禁止条約(CT-BT)観測所で、本来減衰している筈のヨウ素135が3月15日でも桁外れに高い数値が検出された事を根拠にしています。
小出氏自身も
もう核暴走なんて事は、所謂日本で使っている原子力発電所で起きるなんて事は、私も含めてたぶん誰も思っていなかったと思います。
それが、ましてや使用済み燃料プールの中の燃料で起きた、というような事を、今私は言っている訳ですし、そういう推定が、今ネット上でなされているのです。
物凄く意外な事が起きたかもしれない、という事を言っている訳で、もしそうだとすると、原子力発電所の安全性をもう一度考え直す事が必要になるだろうと思います。
とおっしゃってますが、もしかたら原子力安全・保安院も東京電力も、福島第一原発3号機で爆発の真相を隠蔽ではなく、全くの想定外で説明のしようがないので公表していないのでしょうか?

5月10日にやっと東京電力が公開した、"水素爆発"した3号機使用済プールの映像。

プール内にでは核燃料がほとんど見えず、運転中原子炉の約1000倍の放射性物質が検出。東京電力によれば「核燃料が損傷し、粒子などとしてプールに落ちたか、瓦礫に付着していた」との見解。どうやら、保安院や東電での管理マニュアルには『核爆発とか核暴走』という言葉は存在せず、それを表現する場合は『核燃料が損傷し、粒子などとして落ちる』という言い方になるようです。

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2011年05月14日

posted by たすけ at 04:21 | Comment(2) | TrackBack(0) | ■泡沫(うたかた)日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

1_シーベルトか20_シーベルトか 小学校で放射線量をはかる意味

日記(言いたい放題)

子供たちに対する被曝線量の安全基準をめぐって1_シーベルトか20_シーベルトかで福島県内が混乱しています。

最初に今日5月14日にTBS「情報7daysニュースキャスター」で東京都北区立:滝野川小学校で行われた放射線・放射能に関する出前授業について放映されました。以下、滝野川小学校のBlog記事
本日、5校時に6年生を対象とした放射線や放射能に関する正しい理解を目的とした出前授業が行われました。
日本科学技術振興財団の方が、放射線についてのお話をしてくださいました。
「はかるくん」という放射線を測定する機械を使って、身近にあるもの(塩や石、ランタンの中身など)の放射線量を測りました。人の体からも放射線が出ていることにびっくりしていました。
東北大学名誉教授 中村尚司先生には6年生の質問にひとつひとつていねいに答えていただきました。すべての質問に答えるには時間が足りませんでしたが、お手紙にして回答をしてくださるそうです。
拙ブログのこちらの記事で、でんじろう先生による[家庭にあるもので簡単に放射線検知器を作ってみよう]の動画を取り上げ『放射能(放射線)は目に見えないから怖い。放射線は身近でないから不安。』という放射線に対する恐怖心が軽減するのではないのか?と書きましたが、このような取り組みはとても良いことだと思います。

一方、福島県郡山市立:橘小学校では原発事故後、校舎内及び校庭等の放射線を測ってホームページに掲載していましたが、文科省及び福島県からの圧力?要請?で小学校ホームページへの放射線測定値掲載を中断ということが報じられました。以下、橘小学校の日記2011-04-26
先日来、本校独自で実施した校舎内及び校庭等の放射線測定値をホームページに掲載してまいりましたが、インターネット等での測定値の発表は、文部科学省や県など公的な機関が測定したものに限るとのことから、今週からホームページへの掲載は中断することとなりました。なお、学校独自の調査はこれまでどおり継続し、数値の推移等については、学校便り等で保護者の皆様にお知らせしてまいりますので、ご理解いただきますようにお願いいたします。
この件に関して、ネット上で政府や県に対して猛然と抗議の意見が寄せられ、「まるで戦時中の統制じゃないか」との批判が飛び交い、結果的に測定値の発表は再開されました。
本件の経緯については、エネルギーシフトと子どもの未来のために:橘小学校がHPで放射線の測定値アップを中止して、そして再開した件についてが詳細を掲載しています。かいつまんで言えば、橘小学校がホームページ上で放射線値を一旦中止したのは郡山市教育委員会の指示であり、最終的には橘小学校独自で判断したということになっています。

独自の判断...これをめぐって1_シーベルトか20_シーベルトかで混乱しています。

被曝の影響に関しては、一気に高線量を浴びた場合の急性障害と長期間低線量を浴び続けた場合の晩発性障害があります。急性障害のレベル(値)知見は様々ですが、政府はおよそ100〜250_シーベルト/時以下では急性障害は出ないという知見を示し、現在は緊急事態なので原発作業員の安全基準を100_シーベルトから250_シーベルトに一気に上げました。

癌など晩発性障害について(ICRP)国際放射線防護委員会は、一般人の人工線量被曝限度を1_シーベルト/年 と勧告し日本も法令に反映させていました。広島・長崎の被爆者の疫学調査では50_シーベルト、欧米15ヶ国で被曝した労働者の疫学調査では20_シーベルトで影響が出始めるという論文があり。20_シーベルトでも大丈夫という考えは、現在福島は緊急事態なので放射線を感受しやすい子供でも、20_シーベルトまでと考える方が、避難生活の混乱や事態収束への近道であると。

確かに人間は放射線被曝がなくても癌になるので、低線量被曝の影響をはかる事はなかなか困難です。況や晩発性障害は数年後・数十年後に出現してきます。数年後・数十年後に放射線との因果関係を認めるか、認めないかは、被曝した放射線の法的基準値が争点になってきます。政府(文科省)が20_シーベルトの値を持ち出したのは、避難生活の混乱や事態収束への近道というよりは、数年後・数十年後に予測される、被曝者訴訟への予防線ではないかと私は思っています。

つまりは、低線量被曝の影響を100_シーベルトとしておけば訴訟数は1/100、50_シーベルトとしておけば1/50、20_シーベルトとしておけば1/20になるという算段ではないかと。1日も早く福島県を平常な状態にしたい...という願いは誰もが同じだと思います。しかしその計画の中に、政府はすでに国家賠償責任(=福島原発被曝訴訟)への回避策をはかっているような気がしています。

国の計画方針を非難しているだけでは、かえって福島を混乱させ復興を遅らせるだけだ。という考えも私は理解します。でも、国(政府)の20_シーベルトでも安全であるとのはかりごとの裏に、上述のような算段を含んでいると考えしまうのは、私が原爆症認定集団訴訟の関連サイトをかじってしまったからでしょうか・・・。

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2011年05月15日

posted by たすけ at 14:03 | 日記(言いたい放題) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

内部被曝についての論争 福島の仇を長崎で討つ? 武田邦彦vs山下俊一

日記(言いたい放題)

外部被曝と内部被曝の違いについては、こうしてネットを見ている方はすでに周知であると思いますのでここでは割愛します。
放射線は目に見えないので怖い...ということで。実際に目で見てみようとう実験が、東京都北区立:滝野川小学校6年生の放射線・放射能に関する出前授業で行われたということを前記事で書きました。身近な放射性物質から出される放射線を目視することは比較的簡単なツールで可能になります。しかし、人間の細胞の中に入った放射性物質が出す放射線を目で見える形で、撮影することは難しいとされてきました。

長崎大学大学院医歯薬学総合研究科の七篠和子助教らが長崎原爆被爆者のパラフィン標本(=すでに死亡した患者の細胞組織)を特殊な方法で撮影し、"死の灰"の放射線を世界で初めて目視確認に成功しました。
この研究成果を評価する点は、細胞内の放射線を目視できるようになった!という単純な事ではなく。細胞内の放射線物質(=内部被曝で体内に入った物質)を素早く特定できるようになったことです。数年後・数十年後に福島原発から漏れた放射物質の影響で癌が発生するかもしれません。その時病理検査で発見された放射性物質が、明らかに原発から漏れ出した物質(=自然界にはない放射性物質)であるかどうかを特定する作業が速くなるという点です。



この動画の後半は、同大学院の中島正洋准教授の研究グループが、皮膚がん患者のがん周辺細胞を調べ、放射線によるDNAの損傷を調べているという内容になっています。
癌の発生はDNAの損傷に起因しますが、外部被曝の場合はその放射線物質の特定は不可能です。しかし、中島正洋准教授らのレポートで、DNAの損傷は爆心地から3km以上で5人に1人。1.5km以内で7人に5人と、外部被曝の放射線影響は距離の二乗に反比例に合致するという証明をしてくれています。

さて、長ア大学といえば、同大学附属原爆後障害医療研究の山下俊一教授が、福島県知事の要請で放射線健康リスク管理アドバイザーとなり「放射性物質の影響」として。以下抜粋
原発から10kmから20kmの圏内にいて避難した人は、放射線量で1mSv程度浴びたかもしれないが、健康に与える影響は、数μSvも100mSvも変わりがない、すなわちがんの増加頻度に差がないのです。

 また、1mSvずつ100回すなわち累積として100mSv浴びるのと、一回に100mSv浴びるのでは影響は全く違います。被ばくについて心配しなくてはいけないのは、福島第一原発の中で働いている人たちです。彼らは、被ばくを避けながら決死の覚悟で働いています。彼らの健康をいかに守るかを考えていかなければなりません。一般の人は、まったく心配いりません。

 低い放射線被ばく線量の健康に与える影響は証明することができないと言われています。そこから、「証明できないがゼロと言えない」→「わからないから心配」と考えるかもしれませんが、これは間違いです。放射能は目に見えないし匂いもしないから不安ですが、科学の力で数値化することができます。被害を防ぐための一つの手段が「測る」ということです。パニックになってはいけません。社会の一員として理性ある行動をお願いします。

放射性物質が広範囲に飛び散っているので、今後食物連鎖を通じて、汚染された食べ物が市場に出るのが困ります。まずは、どの地域でどういう汚染がでているのかモニタリングし、データをきちんと出すことが必要です。それらを照らし合わせて、食べたときの被ばく線量を推定し、1年間に数十mSv〜100msvに近づくようであれば、規制が必要になります。

 食の安全に厳しい日本では監視体制が強化されると思いますが、逆に規制が風評被害を及ぼさない配慮が必要になります。福島県民が背負った震災、津波、そして原子力災害という三重苦に対して、また東日本を襲った国家存亡の非常事態にすべからく国民がその重荷を分担する覚悟が今こそ必要であり、そのことが古来山紫水明の山島と呼ばれた大和の国の“和”を大切にパニックならず落ち着いて行動する日本の誇るべき文化ではないでしょうか。
このような内容について相当数の批判コメントが続いています。まして、今や絶大な人気者となった武田邦彦氏が、名指しで山下俊一氏を批判したものだから山下バッシングはますますヒートアップし、1_シーベルトvs20_シーベルトは、武田邦彦vs山下俊一、さらにはまるでジャイアンツvsタイガース...好き嫌い対決の様相になってしまっているような気がします。

1日も早く福島県を平常な状態にしたい...という願いは誰もが同じだと思います。
長崎大学は、福島原発の影響(放射線の因果関係)にとって大変有意な研究をしています。この研究成果は数年後・数十年後、きっと福島で被ばくした人々にとっても有意に生かされると思います。
武田邦彦氏でも山下俊一氏でも、それぞれを見解を支持するのも批判するのも自由だけど、どちらかの支持者(コメント)まで批判することは本末転倒じゃないかなぁ・・・

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2011年05月16日

posted by たすけ at 00:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記(言いたい放題) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

広島原爆被ばく医師が語る放射線障害 (肥田舜太郎)

■代替医療と健康食品

被爆と被曝の違いについては、こうしてネットを見ている方はすでに周知であると思いますのでここでは割愛します。今回は肥田舜太郎(ひだ しゅんたろう)医師の低線量被曝とぶらぶら病の動画を掲載します。



肥田先生の経歴については、「医師が見た被爆者の生と死〜原爆被害、隠蔽と放置の12年間〜」が一番参考になると思います。
広島・長崎の原爆症(高線量被曝による放射線障害)は、医師にまったく知識がない中で治療をしなければならなかったので、肥田先生のご苦労は察するに余りあります。現在放射線障害を研究する学者、肥田先生の知見が大きな拠り所となっています。また、今後発生が予測される低線量被曝患者の治療も、肥田先生の知見に頼るところが大きくなるでしょう。

そして私たち市民も60年・6000人の原爆症患者を診てきた肥田先生の体験談は、今後放射線障害でどんな症状が出てくるかの参考になります。
放射線被曝の影響については個体差が大きく、同じ線量を浴びたとしても症状が出る人・出ない人。癌が発生してしまう人・しない人。に分かれてしまいます。肥田先生自身が被ばく者でありながら94歳で、まだまだお元気いらっしゃることが何よりの証明です。

但し、放射線の被曝リスク(=感受性)は年齢・性別によって違いがあります。
子供(=細胞分裂が盛ん)の方が放射線に感受しやすい(=放射線感受性が高い)
また、被曝には全身被曝と局所被曝があり組織によって放射線感受性が違います。

放射線感受性が高い人体の組織は、リンパ組織、造血組織(骨髄、胸腺、脾臓)生殖腺(卵巣、精巣)などです。このため、放射線被曝から守るべき順位として、乳幼児・子供・成人女性(特に妊婦)・成人男性の順位となり、高齢になればなるほど放射線感受性が低くなります

私の本業で、これまで患者様自身やそのご家族から放射線に関するご相談は、抗癌治療で放射線治療を薦められたが不安で仕方がない。受けるべきだろうか。検査の為に放射線を浴びて癌が発生すると書いてあった。だから検査を受けたくない。というような事例ばかりでした。
※放射線治療(=腫瘍細胞は放射線障害を修復する能力がなく、正常な細胞はある程度の修復能を有する。この違いを利用したのが放射線療法)

それに対し、私はこう応えてきました。
あなたが主治医を信頼するならば、治療も検査も受けてください。
主治医が信頼できないならば、あと2名の医師に相談なさって決めてくだい。
但し、それ以上の医師に相談したいと思った時は、その時点であなたは治療も検査も受けたくないと無意識に考えていますので、他の治療法を選択してくだい。検査は受けたいと思うようになるまで受けなくてもいいと思います。

今回の福島原発事故では自分の意思とは無関係に、何が何だかわからないうちに放射線を浴びてしまいました。そして現在、放射線の基準値が何_シーベルトなら安心だ安全だという判断についてのご相談がほとんどとなっています。
これから線量は減衰していきますが、でもその中で生活をしていくと決めたなら、片っ端からいろんな意見を取り入れようとしたら、混乱するだけでいいことはひとつもありません。
 どの程度放射線を浴びたり(外部被曝)、どの程度放射性物質を摂取したり(内部被曝)したら、危ないか安全なのかは、それぞれの学者や医師のパーソナリティ(性格・個性)で変わってくるので、すべての学者や医師が肥田先生と同じ見解とはなりません。また患者さんのパーソナリティを診て、患者さんによってその基準値を変えて伝える医師もいるでしょう。
「どの学者や、どの医師の見解を信じればいいか?」
あまりにエキセントリック(奇抜)な先生は除外しますが、最後は自分とフィーリングが合う先生を信じてくださいという事しか言えません。
常々申し上げていることですが、癌細胞は放射線を浴びなくても、普段健康な生活をしていても、どんな人間の細胞の中でも平等に生まれています。それが大きな癌に成長しないのは、身体の中の免疫系が癌細胞が活躍してくれているからです。免疫は不安というストレスで低下してしまいます。何_シーベルなら安全なのか、危険なのかを気にするあまりに、ストレスを抱え込む(=不安を増幅する)ことは、百害あって一利なしです。

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タグ:被爆 被曝

2011年05月17日

posted by たすけ at 00:00 | ■代替医療と健康食品 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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