黙秘と言い訳とけじめと

埼玉県である日本人女性の方が東南アジア系外国人
と間違えられ入管法違反(旅券不携帯)容疑で誤認
逮捕され、逮捕から約14時間後に身元が判明し
拘束から24時間以上経って、釈放されたとの記事
があった。

私もこのニュースをTVで見たが...
目鼻立ちが日本人離れしていたことはともかく
この女性が非常に内気な性格で、警官を遠ざけ
るように歩いたこと。
取調べで、日本人ですと答えた以外一切の会話を
しなかったこと。
唯一の所持品である母親の勤め先の封筒のロゴが
外国企業を示すようなものあったこと。

警察では他に身分照会をするあてがなく、この企業
に電話をしたが誤認逮捕された女性は知らない。
との返答があり拘留が長引いたようだ。

その後の取り調べで
女性が自分と家族の名前、生年月日を紙に書き
ようやく身元が判明し釈放されたという顛末であっ
たらしい。

警察発表をすべて鵜呑みにはできないが
たまたまこの地域は工場街で、外国人も多く
本人が身分を示すものをもっていなかったこと。
内気な性格で会話がうまくできなかったこと。
等々偶然が重なってしまったのだろう・・・

それに、何も悪いことはしてなくても警察に声を
かけられただけで、何故か緊張してしまう気持ち
もわかる。

たしかに、誤認逮捕された女性は気の毒だが
私自身は警察の初動対応には嫌悪感はない。
権力の乱用に及ばなければ、挙動不審者を取り調べる
のは警察の当然の職務であり、犯罪がおこってから
警察の普段からの防犯体制がなってないと非難され
てしまうのは警察側も気の毒である。

実は
私も学生の時に数寄屋橋交差点のおまわりさんに
「ミスター、パスポートプリーズ」といきなり
職務質問されたことがある。
その時は、銀座の某ビアホールで友人バンドが
生演奏をするとのことで、進行役をやってくれと依頼され
着替えも面倒なのでアロハシャツにビーチサンダルで夕暮
れの銀座の街をペタンコペタンコと歩いていた時であった。

おまけに、数日前の海水浴でほとんど真っ黒クロスケの肌
であり、たしかに外国人と間違えられても仕方ないかぁと
自分でも思った(笑)

私の場合は「はぁ?なんですか?」と返答したら
「あ、日本人ね。ごめんなさい」と若いおまわりさんがすぐ
に理解してくれて、免許証も持っていたので何事もなかった。
(銀座で迷子になる外国人も多く、道案内をしてくれるつもり
 だったらしいが...)

当時に比べれば、いまや日本国内に在留する外国人はかなり
多くなっているだろう。
人口減少を止めるためにも、私自身はもっと移民等を
受け入れ、税金を取るだけでなく参政権も与えるべきで
開かれた国にしたほうがいいと思っている。

しかし、警察は防犯のための職務については何人(なんぴと)
にも平等に対処すべきであり、不審に思って職務質問をした
今回の初動対処は妥当な行動であっただろうと思う。

他方、冤罪等については検察・警察は素直に非を認め
メンツよりまずは謝罪すべきであろう。

昨日から今朝にかけて
永田議員の堀江メール疑惑について、あ〜だのこ〜だの
煮え切らない報道が続いている。

私自身は、武部幹事長が何故にあそこまで堀江容疑者に
肩入れをしたのか・・・
メールの真贋はともかく、両者には深い関係があったの
だろうなぁ...と。

堀江容疑者の政界工作が、いずれ冤罪ではなく疑惑が明
るみになるといいなと今後の民主党の攻勢に期待感を持
っている。

しかしながら、民主党は潔く、謝罪すべきは謝罪して
出直すのがやはり筋であろう。

2006年03月01日

posted by たすけ at 00:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | ■泡沫(うたかた)日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

桃の花のクリームとシッカロール

今日はひな祭り...桃の節句である。

桃と言えば思い出すのが、幼い頃にしもやけ防止に
ほっぺたや手の甲に母に塗ってもらった桃の花クリ
ームである。

薄ピンク色のワセリンのようなクリームであり
ほんのり桃の香りがした。

もうひとつ
私にとって優しく懐かしい匂いと言えば、汗疹防止に
塗布してもらったシッカロール(天花粉)の香りである。
我が家では通称パタパタと呼んでいたが・・

冬の風呂上りには桃の花クリーム
夏の風呂上りにはシッカロール

という繰り返しも季節の匂いであった。

2006年03月03日

posted by たすけ at 00:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | ■泡沫(うたかた)日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

包む

娘の高校入試の作文で課題が「包む」
だったという。
もし私が15歳だったらどんな風に書くだろうか・・・
...................................................

私はこれまで15年と8ケ月、両親や先生や先輩や
友達や多くの人たちに包まれて成長させてもらった
ことに感謝しています。

包むの中の「己」は本来「巳」であり「巳」は胎児
の象形文字で「包」とは胎児をお腹に包んだ形
つまり受胎・妊娠がその語源であるという事を書道
の先生から教わりました。

包み込む、包み込まれる、というと何か安堵感の中
にいるようなやさしいソフトなイメージがあります。
品物を買った時などに「お包み致しますね」とお店
の人に丁寧に言われると、とても大切に扱ってくれ
ているようで嬉しくなります。

でも、物を包む時は、包む側のほうが大きくなければ
包めないし、また、包む物の形によっても包む側の方
の材質や包み方を変えなければうまく包めません。

これを人間関係に例えると、包み込む側の人間は
包み込まれる人間より、いつも大きな心と臨機応変な
対応が必要だという事。

宮沢賢治の「雨ニモ負ケズ、風ニモ負ケズ」には
まさしく人を優しく包んであげたいとの気持ち込
められていると思います。
私も、そんな人の気持ちを理解できる、心の広い
人間に成長でき
ればいいなと思います。

..................................................

・・・って、ここまで約30分かぁ
・・・っていうか、臭すぎます?^^?(自爆)

まぁ、宮沢賢治じゃなくて、尾崎豊なら

調子よく包まれるなんて出来やしなかった♪
俺を包むすべてのもの、破り捨てたかった♪
癒すものなどなく、甘えも許せずに生きた♪
十五の春ぅ♪

なんて歌詞を作るかしらね^^;

2006年03月04日

posted by たすけ at 00:58 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記(家族・子育て) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

匂いと臭いの違いは何?

臭いは「におい・くさい」とも読み、臭(シュウ)と
音読みできる。
しかし、匂(にお)い には音読みはない。
つまり国字(日本独自の漢字)であり
「匂(にほ)う」とはもともと視覚を表わす言葉で
あったとされる。
 
あをによし 奈良の都は 咲く花の 
 にほふがごとく 今盛りなり

万葉集に出てくるこの有名な奈良の枕詞の・・・
あおに=青あお(青色)と丹に(朱色)の美しい奈良
の建物の色彩にかかる

元々は丹(に)の色のような、あでやかに色が映える
さまを「にほふ」と言ったが、平安以降は視覚&
嗅覚ともに使われるようになったとされる。

まぁ、理由は諸説あるらしいが
なんとなく漂い感じる
わりと心地よいイイカンジぃ♪が匂いであり
プ〜ンと鼻腔に感じる
くさくてヨクナイカンジぃ♪が臭いである

だから
ニンニク料理が好きな人は・・・ニンニクの匂い
ニンニク料理が嫌いな人は・・・ニンニクの臭い
でいい訳である。(までも、普通はニンニク臭であるが)
香水も好き嫌いで、匂い・臭いの使い分けはできる。

但し、見た目で都会的センス溢れる人を
 あの人は都会の匂いがする
は正しいが、都会が嫌いだからの理由で
 あの人は都会の臭いがする
と言うのはよろしくない。これがもともと
「匂い」が視覚や雰囲気を表わす言葉から来ている
という所以である。

ややこしいのは、犯人のにおいだろう。

警察犬が犯人のにおいを追う時は
...犯人の臭い であり
状況証拠から犯人と推察する時は
...犯人の匂い になる

但し、
どうも奴は臭(くさ)いと言うではないか?
どうも奴は犯人の臭(にお)いがするでも正解だろ?
という反論が出てきそうだ。

ん〜〜〜、その場合は実際に「におい」がなくても
疑惑がプンプン臭うという二重の隠喩を含めた表現
になるのだろうか?


隠喩ついでに今の政局を・・
万葉集からの本歌どりで...

メルはあし ならぬ謝罪は ぶたくさの
 臭いあるやも 今すかしなり
(あをによし 奈良の都は 咲く花の
 にほふがごとく 今盛りなり)

アド変へか 悪事止まずの ずるい派の
 ひろまる時に 風吹かずとは
(あど思へか 阿自久麻山の 弓絃葉の
 ふふまる時に 風吹かずかも)


どうぞ解釈は各々でm(_ _)m

2006年03月05日

posted by たすけ at 00:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記(言いたい放題) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

駒大苫小牧の選抜辞退

駒大苫小牧高校の不祥事・選抜辞退についてさまざま
意見が出ている。
酒を飲ませた居酒屋が悪いだの、酒タバコに寛容すぎる
日本の社会がいけないだの、高校野球を神聖化しすぎる
だの・・と

しかし私自身は

「選抜に出れないことよりも、香田監督と一緒に野球が
 できなくなることが子供は寂しいのではないかしら」

とインタビューに答えていた部員の母親のコメントと

「香田監督が辞めるなら、ボクも駒沢を辞める」

と漏らしたという部員のコメントに心を打たれた。

57年ぶりの甲子園連覇は偉業である。
しかも北の大地に夢と希望を与えたという点では、生徒
のみならず道民にとってもかけがえのない人だと思う。

いくつかのブログを辿って....

香田監督がコーチをつとめた佐賀商業が、
1994年甲子園で優勝した後、
「周囲のフィーバーに、自分を見失い、道を外れて
 いった選手をみた。だから駒苫ではその二の舞を
 踏みたくない」と言っていたこと。

初の優勝旗の津軽海峡越え後に、新チームへの取材
が過熱した時、「勘違いするな。お前たちは弱い」
と口癖のように言い。「ちやほやされすぎだ」と
感じた選手には厳しい練習を課し体力的にも精神的
にも追い込み、ついてこれずに退部してしまった
部員もいたこと。

しかしその中で監督自身が
「厳しすぎたか」「言い過ぎたか」
と何度も自問し苦しんだこと。

南北海道大会開幕直前の7月に選手を川下りに連れ
出したり、甲子園でも初戦突破後
「緊張感にもメリハリが必要」とご褒美に全員でUSJ
に出かけて見事連覇を成し遂げたこと。

....などこれまでのエピソードを知った。

2006年03月06日

posted by たすけ at 00:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | ■泡沫(うたかた)日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

Honesty is the best policy.

駒大苫小牧高校の不祥事・選抜辞退についてさまざま
なサイトやブログで意見が出ていて、これまでの色々
なエピソードも知った。

今回の件で教師として監督として、また多くの道民の
期待を一身に背負った1人の人間としての香田氏の心中
を察すると私の胸まで苦しくなる。

勿論、選抜出場の夢を果たせなくなった1・2年生は
気の毒である。是非再起をかけて、堂々と夏の甲子園
に戻ってきて欲しいと思う。


たまに電車の中で騒いでいる我が子に
「ほら、おじちゃんに怒られるから暴れちゃだめよ」
と叱る親がいるがもってのほかである。
「誰々に迷惑がかかるから、やってはいけない」
のではない。

Honesty is the best policy.
子を叱る時、へたな理屈をこねるよりもびしっと
駄目だと言うべきである。

それでも子供は、失敗もすれば過ちも犯す

Honesty is the best policy.
失敗をしてしまったなら言い訳はせず潔く謝り誠実
な対応をするべきである。

香田監督へ...
甲子園に出られなくなったことよりも
あなたと一緒に野球ができなくなる事
を最も悲しい現実になると感じている
生徒がいることが何よりの幸いです。

是非また、甲子園のグランドで
(昔近所によくいた厳しいけど優しい頑固親父の)
その風貌を見させてくださいm(_ _)m
posted by たすけ at 15:30 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記(家族・子育て) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

安全基地(1)

「安全基地」とは英国の心理学者ジョン・ボールビー
が提唱した子供と大人の関係で使う言葉だ。

教師と生徒、親と子というような人間関係で、子供
が安心・安全な環境にいるという愛着心を感じてい
る時に、子供の知的欲求やスポーツに対する頑張り
が発揮されるという関係である。

簡単に言えば、自分の好きな先生の教科は生徒は自ず
から勉強をする。信頼するコーチや監督の下であれば
選手は自ずから鍛錬し向上心を持つという論理だ。

これは子供に限ったことではない、責任は俺がとる
からと仕事を完全に任せてくれる信頼できる上司の
下では部下も仕事にやりがいを感じて伸びていく。

昨年、バレンタイン監督の下、見事日本一になった
千葉ロッテナインの言葉にもボビー(監督)にチャン
ピオンフラッグを渡したいと言っていたのが印象的
である。

しかし、理論で簡単に説明できても実際には難しい。
私自身も十数年、子供に接する仕事をしていた当時
このテーマに自問自答してきた。
まして親子という関係で、親が子供にとって安全基地
になるにはどうしたらいいのだろうか。

             この項つづく...

2006年03月07日

posted by たすけ at 00:10 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記(家族・子育て) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

安全基地(2)

十数年子供を見ていて、なんとなく親の像が見える
ようになったことがある。
勿論、それぞれ細かくは百人百様なのだが、乱暴に
大別すると・・・
放任主義の家庭の子供は、自ら勉強をし自分のやる
べきことを見据えていた。
過保護に育った子供は、常に言い訳を用意しており
宿題もままならかった。

そして実際放任主義の親と接してみると、共通点が
あった。
それは親自身が自分の好きな趣味やスポーツや生き
がいを持っており、子供の教育に情熱を傾ける以上
に、自分自身に前向きで向上心を持っていたことだ。

進路相談の時に、
「先生、聞いて下さいよ。こないだ私のチームが
 やっと宿敵 に勝ちまして。オホホホ」
と嬉々としてその戦況を話し出し
「うちの子は親を頼りにしてないと思いますから
 うちの子 と先生で決めてください。」
と面談が終わった時は流石に苦笑したものである。

実は、この時感じたことが
 Honesty is the best policy. である。
論理なんかではない
「親が自分の感情に正直に生きること」が
子供にとって一番の安全基地になることなんだろう
なと思った。

子供を叱る時に、他人と比べてああだこうだと言う
ことは子供が一番嫌悪感をもつ単純に親のリアルな
気持ちをそのまま端的にストレートに伝える方が
よっぽど子供も親も楽である。

「うちの子は親を頼りにしてないと思う・・」
とは、裏返せば実は最大級の子供への信頼感である。

親が嬉しい時は喜び、悲しい時は泣き、人間として
当たり前の感情を出した時に親が自分の生き方に
満足感をもっている時に子供は親を安全基地と思う
のだろう。

              この項終わり。
posted by たすけ at 01:20 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記(家族・子育て) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

夏みかんの木

娘の小学校入学記念に 庭に夏みかんの木を植えた
小さな苗木だった 早く大きくなれと願った
娘の成長と共にすくすく育った
毎年ばっさり選定しても どんどん枝を伸ばした

初夏には香しい白い花 盛夏にはアゲハ蝶が庭を舞い
冬から早春かけては 幸せの黄色い実が 庭を彩った

六年後の秋 引越しの日は 土砂降りの雨だった
すべての家財道具を移し最後に夏みかんの木が残った
どうしてもこの木は持っていきたかった
トラックに載せるために ほとんどの枝を落とし
根まわりも小さくしか掘れなかった

どろどろのぬかるみのようになった新しい庭に
すっかり痩せてしまった夏みかんの木を移植した

今にも倒れそうで 3方から紐で支えてバランスを
とった台風の当たり年で 強風の翌朝は真っ先に木
を確認した根づくかどうか心配だった
翌年は花も実もわずかだった

昨日、娘の合格発表を見に行った 憧れの正門を入り
掲示板に娘の番号を見つけた時 こみ上げてきてしまった
車に戻りほっとした途端 涙が溢れて止まらなかった

九年後の春
夏みかんの木はしっかり根づき 大きな実をつけている
ひとつの責任を終えた気持ちで見る黄色い実は
ひときわ大きく輝いて見えた

2006年03月08日

posted by たすけ at 11:43 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記(家族・子育て) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

煙り

一人娘には兄がいる。しかし、娘は兄の顔を知らない。
私たち夫婦も兄の姿を初めて見たのは、たった一度きり
ほんの小さな骨となり骨壷に納める時に初めて対面した。

二人とも言葉を発することはなかった。
ごめんね。ごめんな。泣きながら心の中で言うしか
できなかった。

桜満開の真っ青な空に
火葬場の煙突からほんの少しだけ白い煙りが上がった時
「あぁ、天に昇っていく」
と茫然と眺めながら手を合わせた。

彼岸、お盆には、お寺で娘を真ん中にして兄の前で手を
合わせる。娘もそれがずっと習慣になっているので
嫌がることもなく必ず一緒についてきて、お線香と花を
手向ける。

今度の彼岸は、晴れがましい報告を兄に伝えられるだろう。


今日、ご縁のあった方が天に昇る。
ご葬儀には参列できないが煙りの上がる方角に
手を合わせようと思う。

2006年03月09日

posted by たすけ at 10:58 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記(家族・子育て) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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